西方のエルフたちの声優陣がすごかった! アニメ『ダンジョン飯』20話感想
第13話で炎竜編が終了し、第14話から第2シーズンがスタートしたTVアニメ『ダンジョン飯』。
今回は後半の重要キャラクターである西方のエルフたちが登場する回でしたね。会話が中心なので派手ではないものの、世界観が明かされる大事な回でした。
また、エルフたちや黄金郷の人々を演じる声優陣は放送までヒミツにされていたので、ファンとしてはそこも注目ポイントでした。
21話のコンテは鈴木龍太郎さんです。ダンジョン飯の大ファンということで、今回コンテで参加してくれました。そして演出は5話に続いて池田愛彩さん。カナリア隊が登場して、キャラの思惑が重なる難しい回を丁寧に演出してくれています!参加したスタッフの皆さんお疲れ様でした🙇♂️#ダンジョン飯 https://t.co/1c5KbSt74A
— 志太駿介 (@dashidash10) May 23, 2024
放送後に一挙に公開されましたが、カナリア隊の隊長であるミスルンを内山昂輝さん、デルガル王の孫であるヤアドを村瀬歩さんが演じることをはじめ、伊瀬茉莉也さんや武田華さんなど実力派が揃っていましたね。今後の展開がよりいっそう楽しみになりました!
🐲「#ダンジョン飯」登場人物紹介🍴
— 「ダンジョン飯」アニメ公式 (@dun_meshi_anime) May 23, 2024
第21話『卵/黄金郷』から登場した
このキャラクターをご紹介!
ミスルン(CV:#内山昂輝)https://t.co/pwaaT8sGXl
👇キャラクター紹介はこちら👇 pic.twitter.com/xQL7Lf6mCf
🐲「#ダンジョン飯」登場人物紹介🍴
— 「ダンジョン飯」アニメ公式 (@dun_meshi_anime) May 23, 2024
第21話『卵/黄金郷』から登場した
このキャラクターをご紹介!
ヤアド(CV:#村瀬歩)https://t.co/pwaaT8sGXl
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第21話のストーリーは、掛け軸を使った帰還魔法で地上に戻ったシュローとカブルーが、強引な手段でダンジョンを制圧しようとしている西方のエルフであるカナリア隊に掛け合いをおこなうという展開から。
原作ではエルフたちに会いに行く前にシュローの鈴が鳴り続けてうるさいくだりがありましたが、アニメ版ではカットされ、話の流れがスムーズになりました。
重要なくだりではないですが、おもしろいシーンなので気になった人はぜひコミックの第7巻をチェックしてみてくださいね。
カナリア隊はダンジョンの危険度が一定水準を越えたときに派遣される部隊で、今回は生態系の外の存在であるキメラが登場したことにより動くことになりました。
エルフとの戦争を経験したことのあるノームのタンスはカナリア隊に任せることを反対していますが、島主の心は折れかけていました。そんなときに動いたのがカブルー。
自身が西方大陸の生まれであり、迷宮の膨張によって母親を亡くしたことや、当時のカナリア隊の副長であるミルシリルに引き取られたことなど、身の内話をしてカナリア隊に取り入ることに。カナリア隊とともにダンジョンへ行く約束を取り付けます。ここはカブルーの人心掌握術が光りましたね。
カブルーにそんな過去がありながら、それでもライオスに勧められた魔物食を食べたという事実にシュローが引いてしまうくだりもあり、ここはコミック版はギャグ色が強かったですが、アニメ版はシリアスな音楽でシーンが進んでいたこともあり、コミカルな描写は控えめでした。
また、今回の会話シーンはパッタドルの使役する妖精が飛び回る姿がこまかく描かれており、視聴者が会話だけで飽きないように、アニメとしての演出を用意するといった配慮も存在していましたね。
ミスルン隊長率いる”カナリア隊”
— 「ダンジョン飯」アニメ公式 (@dun_meshi_anime) May 23, 2024
その面々は、こちらのポストのリプライ欄で!👀
ミスルン(CV:#内山昂輝)
パッタドル(CV:#伊瀬茉莉也)
シスヒス(CV:#武田華)
オッタ(CV:#菊池こころ)
リシオン(CV:#岸尾だいすけ)
フレキ(CV:#篠原侑)… pic.twitter.com/Wtt5YXxmS3
後半はふたたびライオスたちのパーティに戻ることに。ライオスは魔力酔いを経験してから幻覚の幽霊に悩まされていましたが、新たに仲間に加わったイヅツミがその存在を察知したことで、幻覚ではなかったことを確信。幽霊に話しかけることになります。
今まで無視していたことを怒っている幽霊ですが、幻覚ではないと分かったあとにめちゃくちゃ気さくに話しかけるライオスがおもしろかったですね。本当に熊谷健太郎さんの芝居のおかげでラオスというキャラクターの魅力が掘り下げられています。
ライオスが幽霊の導きで紹介された場所は黄金郷。ここではユニコーンやミノタウロスといった魔物を家畜として飼っている集落でした。ミノタウロスを乳牛にして飼っている姿を見て感動するライオスがピュアでよかったですね。
原作では「牧場主になるのが夢だったんだ」というライオスのセリフが「牧場牛になるのが夢だったんだ」と誤植されてしまい、一時期ネットをざわつかせていたことを思い出しました。
また、住人がドレスを着せてもらったマルシルですが、最初に着せてもらったドレスが最先端のファッションだったのもめちゃくちゃ笑えましたね。あとからちゃんとしたドレスを着ていて、これも可愛かったのですが、ぜひ最先端ドレスのマルシルをフィギュア化して欲しいなぁ……。メーカーさま、ぜひお願いします!
🐲#ダンジョン飯 今夜の放送は🍴
— 「ダンジョン飯」アニメ公式 (@dun_meshi_anime) May 23, 2024
第21話『卵/黄金郷』
をお届けしました📺
ご視聴ありがとうございました!🐲🍴
また来週も観てくださいね!https://t.co/pwaaT8s97N#木曜夜はダンジョン飯 pic.twitter.com/uRx00pytmB
さらにライオスたちが部屋で休ませてもらうシーンでは、センシが半裸になって寝そべっているセクシーショットも。またもやセンシがお色気担当になっている……! と、慌てて原作コミックをチェックし直してみましたが、もともとの原作シーンを再現したものでした。なんだ、元からか。ただ、アニメ版のほうがさらにセクシーになっているような?
後半にはデルガル王の孫のヤアドが登場し、ライオスに大事なことを伝えるのですが……ここはぜひアニメでチェックしてみてください。
いろいろ重要なストーリーが展開したものの、マルシルのドレスとセンシのセクシーショットがすべてを持っていってしまったような21話。
なにはともあれ、不老不死であるはずの黄金城の人間たちが食事をする理由など、深く考えさせられるものになっていて、めちゃくちゃおもしろかった! 次回のストーリーも楽しみです!!
カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。