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『ブレイブルー エントロピーエフェクト』第3弾大型アップデート実施!! ゲームタイトルにこめた想いをプロデューサーに聞いてみた【電撃インディー#690】

文:電撃オンライン

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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、先日実施された“電撃インディー大賞2024”の受賞記念で、スタイリッシュ・ローグライトアクション『BlazBlue Entropy Effect(ブレイブルー エントロピーエフェクト)』の開発者インタビューをお届けします。

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 本作は、プレイヤーは現実と仮想が融合した世界となる意識訓練装置『ACE』を通して、『ブレイブルー』シリーズのキャラクターを操り、迫りくる試練に挑みます。

 クールで爽快なアクションバトルと、ローグライトな成長を楽しみながら、ステージを探索することで物語が展開していきます。

 本記事では、“電撃インディー大賞2024”で1位、アクションゲーム部門1位を受賞した『BlazBlue Entropy Effect(ブレイブルー エントロピーエフェクト)』のプロデューサー・長谷川 仁氏にお話を伺いました。

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

『BlazBlue Entropy Effect』はさまざまなアップデートを重ねて、世界で一番愛されるアクションゲームを目指す!


――電撃インディー大賞2024で『BlazBlue Entropy Effect』が1位、アクションゲーム部門で1位を獲得した感想を改めて教えてください。

 “電撃インディー大賞2024”で1位、アクションゲーム部門1位という一報を受けた時、涙がこぼれました。

 91Actは半年前の『BlazBlue Entropy Effect』リリース直後に経営上の都合から全スタッフを解雇せざるを得ず、苦しい決断をしました。

 そこから再度スタッフを集結させてユーザーの皆様の声を受け止め、今日まで多くの改善と向上を繰り返してきたことが思い出されたからです。

 この2つの栄誉ある賞を頂けたことは、紛れもなく今日に至るまでプレイして頂いたユーザーの皆様の力(声)によるものです。改めて感謝致します。

――『BlazBlue Entropy Effect』の注目点を教えてください。

 『BlazBlue Entropy Effect』は特定のターゲットユーザーに絞ることなく、アクションゲームが苦手なユーザーを含む全てのユーザーに対して、アクションの楽しさ、気持ちよさが体験できるよう開発してきました。

 触れた際の間口を広く、追求した際の深度は深く。という点がBBEEのポイントになります。

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――開発で苦労していたところを教えてください。

 『BlazBlue Entropy Effect』のコンセプトは、プレイヤーが複雑な操作や難易度に翻弄される遊びではなく、入力に対して“期待を超えるクールで爽快なバトル体験”を簡単に得られることです。

 このコンセプトの実現が一番時間を要した箇所となり、手応えを得るまで何度も練り込みました。

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――開発をするうえで、特に気を付けている点などを教えてください。

 ローグの概念は、キャラビルドにおける数値インフレの楽しさを追求します。

 一方でアクションゲームの概念は、迫力のある戦闘プロセスを重視します。このローグとアクションの両方の概念を同じメカニクスで実現しようとすると、設計上で矛盾が生じます。

 本作で特に気を付けたところは、この2つの概念を1つのゲーム体験に落とし込むところで、長期間にわたるユーザーテストと多くのフィードバックを経て『BlazBlue Entropy Effect』独自のローグライトアクションに仕上げました。

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――ゲームタイトルにこめた想いを教えてください。

 Entropyは“混沌”、Effectは“効果や結末”を意味し、ローグライトゲームで重視される“ランダム性”と“リプレイ性”を表しています。

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――今後、実現したい野望などありますでしょうか?

 長い歴史の中でアクションゲームは普遍的であるものの、常に進化が問われ求められます。

 91Actは時代の先に向けたアクション性と新しい体験をもたらすゲーム性によって、世界で一番愛されるアクションゲームを作り、世界中の人を熱狂させていきます。

――ゲームの開発に携わることになったきっかけについて教えてください。

 学生時代の頃に多くのゲームに触れ、時間を忘れて遊び尽くしていました。

 ふと冷静に自分の姿を見た時、「人をこんなにも夢中にさせるゲームというモノは凄い」という思いが湧き出て、自分と同じく誰かを夢中にさせたいという気持ちが高まり、ゲーム開発の道を選びました。

 自分がそうであったように、人の人生に影響を与えることができるゲームを生み出していきたいです。

――ここ数年でもっとも感銘を受けた、おすすめのインディーゲームについて教えてください。(インディーゲームでなくても構いません)

 いろいろありますが……多分一番プレイ時間が多かったのが『Vampire Survivors』です。

 無駄なものが一切ないゲームデザインとリプレイしてしまう中毒性から、ゲームの新しいスタイルの1つだと感銘を受けました。

――最後にユーザーに一言お願いします。

 『BlazBlue Entropy Effect』をプレイして頂いている皆様、投票下さった皆様、本当にありがとうございました。

 開発チームの士気はより一層高まり『BlazBlue Entropy Effect』をより進化させていくべく、様々なアップデートの制作と準備を進めております。常に進化し研ぎ澄まし、皆様に最良な体験がお届けできるよう引き続き尽力していきますので応援よろしくお願いします!

株式会社91Act 代表/プロデューサー 長谷川 仁



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