電撃オンライン

『神箱』クラフト解説。装備も施設も思うままに作成可能。土地開発は“ワールドクラフト”の名に恥じない本格的なゲーム性【先行プレイ日記第4回】

文:スズタク

公開日時:

最終更新:

 グラビティゲームアライズより8月29日(木)に日本先行で発売される、PS5/PS4/Nintendo Switch/Steam用ワールドクラフトRPG『神箱 - Mythology of Cube -』。その先行プレイ日記を掲載します。

[IMAGE]

 第4回は“クラフト”について紹介。アイテムだけでなく建物も作り出せる、本作最大の要素を見ていきます。

※プレイしたバージョンおよび記事内の画像は開発中のものとなります。

※本記事はグラビティゲームアライズの提供でお送りします。

好きな場所に好きな施設を建てられる。これぞワールドクラフト!


 本作のクラフトとは、素材を集めてさまざまなものを生み出すシステムのこと。大きく分けると装備品や回復アイテムなどを作る
アイテムクラフトと、土地開発(町クラフト)の2種類があります。厳密にはキャンプで行える料理もクラフトの一種ですが、これはアイテムクラフトに近いものと考えてOKです。

 第3回の日記でアイテムクラフトについては軽く触れたので、今回は土地開発の仕組みを解説していきましょう。

[IMAGE]

【1】手つかずの土地に好きな施設を建てられる!


 ゲームをある程度進めると土地開発の機能が解禁され、以降はフィールド上の土地に自分の好きな施設を建てられます。……すごくざっくりした説明に困惑の声が聞こえてきそうですが、本当にそのとおりであり、これが『神箱』の醍醐味なんです!

 すでに存在している町や村は開発できなかったり、土地によっては建てられないものがあったりなどルールはありますが、手つかずの場所なら基本的には自由に土地開発が可能。建設に必要な素材とお金さえあれば、あとはプレイヤーの思うがままです。

[IMAGE]

 建てられるものも2、3種類程度ではなく、民家に酒場に鍛冶屋に宿屋に教会など多種多彩。麦畑や野菜畑、果樹園などもあり、作物を設定して時期ごとに収穫することもできます。

 イメージとしては、ゲーム内の町や村にある施設をそのまま自分の手で作れるようなもので、「これぞワールドクラフト!」と叫びたくなるような自由度の高さを味わえます。

[IMAGE]
▲施設によっては解放条件が設定されているものもあります。

【2】柵や壁で土地を囲えば村(町)が完成


 土地開発のすごさはこれだけでなく、一定数の施設を建てた土地を柵や壁、門などで囲えば村(町)となります。本作のフィールドマップはマス目状になっており、最大50マスぶんの土地を繋げることができます。

 完成した村や町には、好きな名前をつけることも可能。RPGのワールドマップ内に自分だけの領域を創造できると、えも言われぬ興奮がこみ上げてきます。発売後は、自分が作った村や町のスクショをSNSでシェアするといった遊び方も生まれそうですね。

[IMAGE]

【3】道が繋がるとほかの村や町と交易が開始!!


 好きな土地に好きな建物を建てて、自分だけの村や町を作る。これだけでもかなり楽しいのですが、『神箱』はここからさらに踏み込みます。作成したエリアに門を設置することで、近くの村や町と道が繋がり、交易が始まるようになるのです! どこまで作り込んでいるんだ、このゲーム……。

[IMAGE]

 作成したエリア内の施設によって特産物が決まり、最大3つの特産物を交易品として出荷可能。特産物の組み合わせによって町村に新しい商品が生まれることもあり、この方法でしかゲットできないアイテムもある!?

 RPGとして十分遊びごたえがある本作ですが、施設クラフトによって土地開発シミュレーション的な要素も満喫することができます。この手のゲーム性が好きな人にとっては、一度始めたらやめられない底なし沼となるでしょう。

[IMAGE]

土地開発の一番のメリットは資源入手


 土地開発のメリットは個人的に2つあると考えており、1つは冒険に役立つ施設を好きな場所に建てられることです。たとえば、ダンジョンなどのそばに宿屋や鍛冶屋(武器・防具屋)を任意で建てられると聞けば、いかに便利であるか納得できるかと。

 もう1つは、土地開発による資源入手。本作は装備品も回復アイテムもクラフトで作成することが重要なので、素材の入手先を広げればそれだけ旅が快適になります。

[IMAGE]

 木こり小屋や畑などの施設を建てると、一定の日数経過後に資源を獲得することが可能。「土地開発で何をしたらいいのかわからない……」という人は、とりあえず自分が欲しい素材を資源として入手できる施設を建てればOKです。

 慣れてきたら村や町作りに手を出し、積極的に特産物を交易に出すとベスト。既存の村や町の露店商人に話しかけると、求めている特産品がわかることがあるので、町村作りの目安になります。

 また、断片化した土地の周辺ではそもそも開発ができないので、施設を建てたいときはまず断片化を修復して正常な土地にしておくことが前提となります。

[IMAGE]

 ……と、あれこれ語っておいてなんですが、とにかくやってみることが一番かなと! 建てたものを撤去すると、お金は戻ってきませんが素材はなくならないので、やり直しは何度でもできます。実際に遊べば土地開発の奥深さを感じられるはずなので、ぜひその手でクラフトの驚がくの作り込みを体感してください!!

[IMAGE]

 次回は世界観やストーリーについてお届け。ゾフィール大陸とはどんな世界なのか、そこに生きるキャラクターも絡めてストーリーの見どころを掘り下げていきます。

『神箱』プレイ日記


スズタク:RPGとアクションをこよなく愛するライター。近年、シミュレーションRPGのおもしろさに気づき始める。

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

    神箱 KAMiBAKO - Mythology of Cube -

    • メーカー:グラビティゲームアライズ
    • 対応機種:Steam・PC
    • ジャンル:RPG、パズル
    • 発売日:2024年08月29日
    • 希望小売価格:5,800 円+税

    神箱 KAMiBAKO - Mythology of Cube -

    • メーカー:グラビティゲームアライズ
    • 対応機種:PS4
    • ジャンル:RPG、パズル
    • 発売日:2024年08月29日
    • 希望小売価格:5,800 円+税

    神箱 KAMiBAKO - Mythology of Cube -

    • メーカー:グラビティゲームアライズ
    • 対応機種:PS5
    • ジャンル:RPG、パズル
    • 発売日:2024年08月29日
    • 希望小売価格:5,800 円+税

    神箱 KAMiBAKO - Mythology of Cube -

    • メーカー:グラビティゲームアライズ
    • 対応機種:Switch
    • ジャンル:RPG、パズル
    • 発売日:2024年08月29日
    • 希望小売価格:5,800 円+税