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レビュー:ラピットトリガー対応の磁気式ゲーミングキーボード“EvoKeys 82”の使い心地は? 専用アプリで光り方やマクロなどの設定が可能

文:Ak

公開日時:

 磁気式キーボード“EvoKeys82”の発売前レビュー記事をお届けします。

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耐久性や応答性、良好な使い勝手を兼ね備えた磁気式キーボード【EvoKeys82レビュー】


 “EvoKeys82”は、ラピットトリガー対応で、耐久性と応答性に優れた磁気式キーボード。

 有線限定ではありますが、反応速度や操作性がよくゲーマー向きの性能です。

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 内容物はこんな感じ。付け替え用のキースイッチなどが付属します。

■内容物
・キーボード本体×1
・Type‐C to C ケーブル×1
・交換用キートップ(Escキー/Enterキー/スペースキー/矢印キー)×7
・プラー(キーキャップ/スイッチを引き抜く工具)×1

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 キートップはしっかりセットされていますが、プラーを使えば簡単に交換できます。交換用キートップとして色違いのものが7個同封されているので、お好みに合わせて交換するといいでしょう。

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 キートップを交換してカラーリングを変えることも可能ですが、個人的には初期状態のカラーリングのバランスがお気に入り。白と赤、黒で構成されたデザインがオシャレですね。

 ただしキー配列は英字配列なので、使い始めは少々慣れがいるかもしれません。

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 キーの打鍵感は柔らかめ。一般的なメカニカルキーボードと同等の印象で、ゲームにもふだん使いにも使いやすいスタンダードな感触。

 本製品はラピットトリガー対応で、深く押し込まなくても反応します。そのため、打鍵音はしっかり押すとカチカチと鳴りますが、慣れてくると静音キーボード並みの打鍵音で使えるのが利点です。

 無接点構造なので、耐久性に優れる(公式情報によるとスイッチ1億回ていどの耐久性!)のも強みですね。

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 右上のホイールで音量調整ができるのも便利。とくにゲーミングモニターの場合、性能を優先すると音量調整のボタンが使いにくいことがあるので、手元で音量調整できるのはありがたいですね。

 ちなみにホイールには、専用アプリで拡大縮小など別の機能を割り振ることも可能です。

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 さらにゲーミングキーボードらしく、電源が入っている間はしっかり光ります。

 しかも光の明暗や点滅の仕方など、細かい部分まで専用アプリでカスタマイズ可能!

専用アプリ“EvoKeys”で多彩なカスタマイズが可能!【EvoKeys82レビュー】


 ここまでは外観や基本的な使い勝手について紹介してきましたが、“EvoKeys82”の真価は専用アプリ“EvoKeys”にあります。

 このアプリでは、各キーの割り振りが可能なほか、マクロ編集や照明設定など、多彩なカスタマイズが可能です。

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 ここでは、専用アプリ“EvoKeys”でできる主なことについて紹介していきます。

キーボード設定:基本的なキー設定やキーの押し込みによるキーの割り振りなどが可能


 “キーボード設定”では、各種キーやキーストロークの設定などが可能。つまり、各キーにどのキーを割り振るか、キーをどのくらい押し込むと反応するかですね。

 キーストロークの設定では、プリセットの3種類の設定に加えて、自分好みに設定できるカスタマイズモードが用意。

 下記で各設定の基本的な特徴を紹介します。

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▲快適モード:一般的なキー設定。2mm押し込みでキーが反応するので、誤動作しにくく使いやすいので、ふだん使いに最適。
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▲急速モード:0.5mmでキーが反応。細かい操作にも反応しやすいので、より軽快にキー入力をしたい人にオススメ。
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▲ゲーミングモード:感度自体は急速モードと同様。ただしラピッドトリガー対応で入力がオフになるまでの時間が短いので、より繊細な操作が可能になる。FPSなどの細かい操作が必要なゲーム向きの操作。

 基本的にはこれらの3種類の設定を使ってみて、用途に合わせてしっくりくるものを選ぶのがオススメ。個人的には、ふだん使いは快適モード、ゲームプレイ時はゲーミングモードに切り替えるのがいい感じでした。

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 プリセットとなる種類の設定は細かい部分の変更はできませんが、カスタマイズモードでは細かい設定変更が可能。

 各種モードの設定を基準に、ここで自分好みの設定にいじるといいでしょう。極端に入力範囲を浅くして高速入力可能にすることなども可能ですが、その場合は誤動作しやすくなるので要注意です。

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 “EvoKeys82”の特徴のひとつでもある、キーの押し込みに合わせて複数のキーを割り振ることができる機能(キーストロークダイナミクス)も、アプリによって変更できます。

 この機能を使えば、例えばWを押した際、浅い場所では通常の“W”、深く押し込むと“Shift+W”といったように割り振ることが可能。

 やや使いどころが難しい機能ではありますが、Shiftがダッシュになるゲームなどで、軽く押す=W(歩く)、深く押す=Shift+W(走る)というように使い分けることが可能。シンプルなキー配置のゲームなどでは、片手のみでプレイできるようにすることもできそうですね。

 なお、キー設定は複数保存できるので、ゲームに合わせて使い分けることができます。

Fnレイヤー設定:Fnキーにマクロ機能などを割り振り可能


 Fn(ファンクション)キーに機能を割り振ることが可能。

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 主に自分で編集したマクロのほか、再生/一時停止、マイコンピュータへのショートカット、計算機などさまざまな機能を割り振れます。

 一般的なキーボードアプリでもFnキーに機能を割り振れるものはありますが、こちらはキーボードそのものに最適化されたアプリなので、信頼性が高いのがいいですね。

マクロ編集:自分だけのマクロを組める機能


 ボタン連打などのマクロを組んでおける機能。

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 “記録開始”を押す→マクロにしたいボタンを押す→“記録終了”を押すという流れで直感的にマクロが組めるのが便利。

 複数のマクロを設定しておけるので、ゲームごとの細かい要求に応えられます。

照明設定:キーボードの光り方を変更可能


 キーボードの光り方を変更できる機能。

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 約20種類のプリセットが用意されており、さらにプリセットごとに細かく再生モードを変更することもできます。

 点滅の速さや明るさなども設定できるので、お好みの光り方にカスタマイズできるのがうれしいところ。

ゲーミングキーボードとしてはもちろん、ふだん使いもしやすいキーボード【EvoKeys82レビュー】


 “EvoKeys82”は、その反応速度の速さと豊富なカスタマイズ機能のおかげで、ゲームプレイが快適になるのが最大の強み。

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 打鍵感もよく、日常使いも十分に快適。1万5千円前後という価格からもゲーミングキーボードの入門用としてもオススメですね。

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