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【ホロライブ】紫咲シオンさんが卒業ライブ後の“ホロライブの湊あくあ”との最後の会話を明かす。「あくあちゃんは最後まであくあちゃんだった」

文:こひき庵

公開日時:

最終更新:

 29日0時から、VTuberグループ“ホロライブ”の2期生・紫咲シオンさんが雑談配信を実施。28日いっぱいで卒業した湊あくあさんの卒業ライブを見守った様子について「みんなのために」語りました。
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 「シオンはしんみりし終わったあと。でも、みんなはそうじゃないと思って」

 配信の冒頭、急きょ雑談配信を実施することにした理由を、シオンさんはそう明かしました。

 「募る思いはシオンもあるけど、永遠の別れってわけじゃないからね。(そこが)みんなとの違いだと思ってて」

 そう明らかにしたシオンさんは、「伝説の瞬間を凄い特等席で観ちゃった」ことを、にこやかに振り返りました。
親友であるあくあさんのライブ。シオンさんはすぐ近くで見届けました

 そもそも、本来はスタジオへ行く予定はなかったそうです。2期生の一人としてライブに客演していますが、ここは事前の収録パートでのこと。当日の現場へ必要はありませんでした。

 ただ、「馬鹿でかい花束を持っていったら面白いんじゃないか」と思い付いてしまったというシオンさんは、それを実行に移します。

 「なにこれ、でっか!」ってなるかなと思って花屋さんに行き、「ピンクと水色がメインでと言って作って貰って、めっちゃ綺麗でさ」という大きな花束をゲットします。

 「マネちゃんが迎えに来てくれて、『花束を買ったんだよ』って言ったら、『うわ、凄い綺麗!』って」

 外野からすると当たり前ではありますが、「待って、これ結構エモくね?」と気付いてしまったようです。

 本番を控えるあくあさんに会いにいくと、最初の反応は「なんで来たの?ってビックリしていた」というもの。さらに、花束を渡すと、大変に感動してくれたようです。

 「あてぃしのこと、めっちゃ好きじゃーん。めっちゃ綺麗じゃん。あてぃしの色だー」
 その様子を観て「思ってたんと違うけど、なんかめっちゃ喜んでるし、よかった」と思ったというシオンさん。そもそも花束を買うのも渡すのも人生で初めてだったそうです。

 「お母さんにカーネーションをあげたことはある」そうですが、そんなシオンさんが花束を買って駆け付けようと思ったのは、「面白そう」だったからというだけでは、きっとないんでしょうね。
 その後は「急いで収録を終わらせてきた」雪花ラミィさんの乱入もあったそうですが、「荒らしのようなラミィちゃんが来て、バーッと来てバーッと喋って帰って行った。角刈りの人(※ラミィさんの特殊な異名)」

 「“あくしお”てぇてぇなんで!」

 ラミィさんはそう言い残してすぐに帰って行ったそうですが、シオンさんも「マジで頑張ってね。応援してるから」と言って帰ろうとします。すると、あくあさんからは「なんで?帰っちゃうの?」という声が掛かります。

 シオンさんは「ここで泣きにくいだろうが!」と思っていたそうですが(言わなかったそうですが)、「終わってからシオンちゃんいなかったら、怒るから。絶対いてね」と言われ、結局そのまま残る流れになったそうです。
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 その後は「マネージャーと二人で。結構無言で大集中しながら観ていた」そうです。

 「結構うるうるしてて。2期生(のコラボパート)で、まずうるっときてさ……。そのときは泣いてないよ。しんみり観ていたら、ゲストパート終わってメドレー入って、メドレーは楽しそうな曲もいっぱいあったじゃん。頑張ってるねえと思って、いいねえ、アイドルだねえと思って観ていたら、MCパート始まってさあ……」

 隣にマネージャーさんがいるというシチュエーション。「涙は垂れていたけど、目ん玉に涙は溜まっていたけど、垂れてはいなくてさ。涙はたまってはいたんだけど」そうです。

 そしてそのマネージャーさんが「めっちゃ泣いちゃった」と一言あると、「わかるー!で号泣」。「溜まってた涙が全部出た」そうで、その後は二人で泣いたとのこと。

 ただ、「泣いてたってバレたら面倒くさそうだ」という判断もあったそうで、平成を装って、しばらくして帰ってきたあくあさんを迎えたそうです。

 「戻ってきた、ニッコニコのあくあちゃんが、『シオンちゃん泣いた?泣いた?』って言ってきて、こいつさっき(歌いながら)泣いてたくせにウザすぎるって(笑)。『最後のあくあ色パレットで泣いたよ』って言ったら、『あー、やっぱ泣いたんだー』って。『わたしも泣いちゃったわあ』って」

 その様子について「いつも通りだったよ」とシオンさんは言い、「観ていってよかったな」とも、あらためて思ったそうです。
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 帰りは「タクシーのところまで一緒に歩いてたわけ」というシオンさんは、「もうここに来ることないんだよ」とあくあさんに言ったとのこと。

 すると、「たしかに本当だ」と何かに気付いたあくあさんは「動画撮っておけばよかった」と笑っていたそうです。

 その様子を観ながらシオンさんは「“ホロライブの湊あくあ”から“湊あくあ”になる瞬間に立ち会ってしまった」と思ったそう。

 「エモいよね。歴史的瞬間だったよ。伝説観ちゃった、伝説」

 ただ同時に「あくあちゃんは最後まであくあちゃんだった。ずっと変わらないなあ」とも思っていたそうです。「あんま実感ない」というのも、そのせいなのかもしれません。

 その後は「またね。バイバイ」と言って別れたそうですが、最後に言われた一言は。

 「絶対ドライブ連れてってね」

 そんな言葉だったそうです。マニュアル免許を取得したシオンさんにとって、大きなミッションになりそうですね。

 その後は家に帰ってライブを見返していたら「しんみりしてしまった」話、歌った曲についての話をしたあと、こういう話もしてくれました。

 「ここ最近いっぱい配信してたから、きっとリスナーのみんなともいっぱい思い出できたんじゃないかな。本人もそうだけど。みんながいっぱい思い出できてよかったなあって。(あくあさんは)頑張ってたから、ちょっとゆっくりできるといい」

 忘れないうちに配信して言葉に残しておこうと思ったという今回の雑談。何とも優しい気持ちになる配信でした。
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 ただ、ここでしんみりして終わらないのが、「ブラジルへ連れて行かれる」感覚になるシオンさんの雑談配信です。

 その後は新衣装の話、
“湊あくあわかり手選手権”の話で「うどんガチ感動した」といった笑える話が続いて、そもそもホロライブを「始める」切っ掛けになったスカウトの話などが続きました。

 さらに肩甲骨はがし、ハンバーガーの話なども続き、スパチャ読みでやっぱり肩甲骨の話もしつつ、宇宙に行きたい話もした上で、カイロスの進化についてツッコミを入れ、ツチノコについて語るなどして、にこやかに終幕しました。

 “いつもどおり”朗らかに終わったシオンさんの雑談配信。あくあさんについての貴重な話を聞けるだけでなく、今回も“ブラジル旅行”を楽しめますので、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

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