バンダイナムコエンターテインメントの3D対戦格闘『鉄拳8』に大型アップデートで参戦予定の“鉄拳王”三島平八の強さに迫るほか、アップデートの新要素の情報をお届けします。
本記事で触れている大型アップデートは10月1日に実施予定。同日より追加プレイアブルキャラクター・三島平八のアーリーアクセスが開始され、10月4日には三島平八の一般アクセスが開始されます。
本記事で触れている大型アップデートは10月1日に実施予定。同日より追加プレイアブルキャラクター・三島平八のアーリーアクセスが開始され、10月4日には三島平八の一般アクセスが開始されます。
索引
『鉄拳8』三島平八プレイ映像(新システム“武の境地”、全技コマンド一覧、スペシャルスタイル、サンプルコンボ、コンボチャレンジ)
追加ストーリーに登場する“きれいな平八”とは?
平八の強さに迫る前に、追加ストーリーで判明する驚愕の事実を1つお伝えしておきます。
本記事と同時にアップされた動画を見てもらえればわかりますが、なんとストーリー上では清き心を持った“きれいな平八”が登場しております!
「平八といえば!」な髪型が違うだけでも大きなインパクトがありますが、“鉄拳僧”との会話シーンで最初にセリフを聞いたときは、あまりのキャラクター性の違いに度肝を抜かれました……。
“対戦ガチ勢”の方以外は、この記事を読む前に、動画の冒頭にある“ストーリーダイジェスト”をチェックすることを強くおすすめします!!
ちなみに、今回の追加ストーリーでは、イベントバトルでDLCキャラクターであるエディやリディアを使えるというのもポイント。
アンロックしていなくてもプレイアブルになるので、DLCを購入していない方でも、この機会に遊んでみることができますね。
■【参考資料】鉄拳僧とは?
数百年前に悪鬼退治で知られた“三島流拳術”の継承者争いに敗れ仏門に入った一族。
秘境に隠れ 武を追究し続けている。
鉄拳僧の悲願は失伝した最終奥義の復活を成し遂げ三島流を正しき道に戻すこと。
■『鉄拳8』の平八スクリーンショット
数百年前に悪鬼退治で知られた“三島流拳術”の継承者争いに敗れ仏門に入った一族。
秘境に隠れ 武を追究し続けている。
鉄拳僧の悲願は失伝した最終奥義の復活を成し遂げ三島流を正しき道に戻すこと。
■『鉄拳8』の平八スクリーンショット
対戦キャラクターとしての平八の性能は?
ここからは、対戦格闘ゲームのキャラクターとしての平八の魅力を紹介していきます。
ストーリーでは“きれいな平八”が登場しましたが、対戦時は髪型を見ても勝利セリフを聞いても、いつもの平八としか思えません。
おそらく追加ストーリーを最後まで見れば、なぜ“きれいな平八”が“いつもの平八”に戻ってしまったのかを知れると思いますので、詳細はアップデートの実装を楽しみに待ちましょう。
前作よりもド派手でパワフルになった技性能
『鉄拳7』では競技シーンでもあまり目立たず、強いとされている闘い方もやや地味だったという平八。
しかし、そんな状態だった平八の姿を憂いた開発チームの尽力により、一度は死んで(?)DLCキャラクターとして復活した平八は、2種類の構えと専用システム“武の境地”を獲得してド派手かつパワフルなキャラクターとして蘇ってきたのです!
開発チームから感じられる熱気を考慮すると、かなり力を入れて作り込んだであろう新たな平八について、本記事では新要素の構え2種&“武の境地”に焦点を当てて紹介していきます。
もっと詳細に平八の性能を知りたい方は、動画のほうで「すべての技コマンド一覧」ほか、さまざまな情報が見られるので、ぜひ参考にしてください。
“鉄拳僧”との修行で会得した2つの構え
本作の平八は、特定のコマンドを入れることで”雷神呼法”と”風神呼法”の2つの構えに移行し、強力な攻めを展開することができます。
実際に繰り出せる技を下記にまとめましたが、ざっくり言えば、パワフルな単発技で択をかける”雷神呼法”、スピーディな技でシンプルに攻め込む”風神呼法”というイメージでしょうか。
どちらも相手のガードを崩す能力が高そうなので、いかにこれらの構えに移行して攻め込めるかが平八の闘い方のカギとなりそうです。
■雷神呼法から使える技
■風神呼法から使える技
固有システム“武の境地”とは?
結論から言うと、“武の境地”は「1試合で1ラウンドだけ超強い状態になれるシステム」です。
具体的な発動条件は下記の通りで、最後は「三島流最終奥義・武の境地」という発動専用の技を使う必要があります。
■“武の境地”を発動するまでの流れ
・ヒートシステムを使うと奥義カウントが+1される
・奥義カウントが“3”になると発動可能状態になる
・発動可能状態で、発動専用の技を使うと発動する
・ヒートシステムを使うと奥義カウントが+1される
・奥義カウントが“3”になると発動可能状態になる
・発動可能状態で、発動専用の技を使うと発動する
つまり、3回ヒート状態になれば発動可能になるので、最速で3ラウンド目に“武の境地”を使うことができます。
発動条件が厳しいだけに、恐らく発動時は最強キャラ間違いなしといえる性能に仕上がっているのではないでしょうか。
効果は“発動したラウンド中は永続”かつ“次のラウンドには持ち越せない”ため、確実に勝ちたいラウンドで早めに使っていくのがセオリーになりそうですね。
■“武の境地”の基本的な仕組み
・ヒートシステムを3回使うと発動できるようになる
・発動したラウンドは効果が永続するが、次のラウンドには持ち越せない
・特定の技が強化される
■武の境地状態で強化される技
“武の境地”発動中は、既存技の強化版である「究極〇〇(技名)」が使えるようになります。
実際に使える技は下記にまとめた通りですが、特に強力なのが、ガードされても止まらず派生技を繰り出せるようになる下段技の“究極奈落払い”と、コンボ始動技になる中段技の“究極無双連拳”の2つ。
後者は右踵落としから連続ヒットするため、中段・下段の2択が恐ろしく凶悪なものになります。
この2つの技については動画で解説しているので、ぜひ実際の動きを確認してみてください。
“武の境地”発動中は、既存技の強化版である「究極〇〇(技名)」が使えるようになります。
実際に使える技は下記にまとめた通りですが、特に強力なのが、ガードされても止まらず派生技を繰り出せるようになる下段技の“究極奈落払い”と、コンボ始動技になる中段技の“究極無双連拳”の2つ。
後者は右踵落としから連続ヒットするため、中段・下段の2択が恐ろしく凶悪なものになります。
この2つの技については動画で解説しているので、ぜひ実際の動きを確認してみてください。
新ステージ“GENMAJI TEMPLE”紹介
“鉄拳僧”の修行の場であり、風神&雷神と思しき2体の巨大な石像に見下ろされているバトルフィールド。
ゲームシステム的にはスタンダードなステージで、特にギミックなどはないようですが、注目なのは背景で“風神ステップで火渡り”などの修行をしている鉄拳僧の動き。
夕方と日中(DAYTIME)の2つのバリエーションがあるので、実際の動きは動画のほうで細かくチェックしてみるのがおすすめですね。
なお、BGMは和のメロディで、過去の平八ステージで流れていた曲のフレーズも一部使われているようです。
【アップデート情報】メニュー画面のキャラクター選択&オンラインプラクティスが実装!
ほぼすべての鉄拳プレイヤーが待望していたであろう“メニュー画面のキャラクターを自由に変更する機能”がついに実装されます!
しかも、ただ機械的に表示されるのではなく、各キャラクターのビジュアルが最も映えるよう、“全35キャラクター(平八まで)×プリセット4種類”という膨大な数のコスチュームについて、表情やライティングを開発チームが1つ1つ調整したとのこと。
聞いたときはあまりのこだわりと労力に驚きましたが、本作がリリースされた当初から熱望されていた機能なのに、なかなか実装されなかった理由がわかった気がしますね(笑)。
また、ラウンジ(TEKKEN FIGHT LOUNGE)には、プレイヤー同士でさまざまなトレーニングを行える“オンラインプラクティス機能”が追加されます。
リプレイ中に操作できるようになる機能をいち早く実装するなど、すでに充実していた『鉄拳8』の練習環境が、さらにパワーアップしちゃいますね!
コラボアイテム:GENTLE MONSTER、NIKE
最後に、2件のコラボアイテムの紹介をしておきます。
まずは、下記2点の写真をご確認ください。
どちらもリアルアイテムとして発売されつつ、ゲーム内のカスタマイズアイテムとしても登場。
それぞれ特定のイメージキャラクターは存在しますが、ゲーム内ではどのキャラクターにでも装着できるので、いろんなキャラに装備させてカスタマイズを楽しめそうです。
クマやパンダに“デビル”なサングラスをかけてみるとか、意外といい感じになるのでは?
あとは、ゲーム内のステージ“アーバンスクエア”の看板がNIKEのものになるという演出もあるようです。
著者雑感:ヘイハチ・ミシマ・イズ・デッド(笑)
いや~、まさか平八さんが生きていたとは……(知ってた)。
というわけで蘇ったヘイハチは、とにかく新技がめちゃくちゃエネルギッシュで爽快でした!
個人的に『鉄拳』は、「ボタンを押す→ダイナミックな技が出る→豪快に相手が吹き飛ぶ!」という直感的なプレイフィールが最高に気持ちいいタイトルだと思っています。
平八の技はいちいち拳や蹴りがビカビカ光りまくってくれるので、そういった壮快感を味わうには最高のキャラなのではないでしょうか!!
また、“武の境地”という危険な要素をぶっこんできたのもスリリングでナイスですね~。
当然ながら大会シーンでも使える“1ラウンドだけめちゃくちゃ強くなれるシステム”とか、観戦勢にとっては最高のスパイスかと(やられる側はたまったもんじゃなさそうですがw)。
世界中の超一流プレイヤーが集うような最高レベルの大会の決勝にて、優勝が決まる最後のラウンドで平八が“武の境地”を発動したら、それだけで会場はめちゃくちゃ盛り上がると思いますよ!
いや~、平八さんの実装がマジで楽しみです!!
栗田親方:ゲーセン黎明期からゲームにハマり、ハイスコアラー⇒格闘ゲーマーと転身しつつゲーム人生を楽しんでいます。生涯現役。