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『SYNDUALITY』キーマン3人によるトークショーをレポ。メイガスの脇を見せるかどうかで激論があったらしい【TGS2024】

文:てけおん

公開日時:

最終更新:

 2025年1月23日にPS5/Xbox series X|Sで、1月24日にPC(STEAM)でリリースされる新作ゲーム『SYNDUALITY Echo of Ada(シンデュアリティ エコー オブ エイダ)』。そのキーマンたちによるトークイベントが、東京ゲームショウ2024の2日目にGALLERIAブースで開催されました。その模様をお届けします。

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クレイドルコフィンのデザインは8年前から動き出していた【SYNDUALITY】

 こちらのトークイベントに登壇したのは、本作のプロデューサーである二見鷹介さん(バンダイナムコエンターテインメント)、そしてメカデザインを手掛けた形部一平さん、キャラクターデザインを手掛けたnecoさんの3名。

 まずは本作に登場するメカ・クレイドルコフィンについて話していくことに。形部さんに二見さんがオーダーしたのは「いわゆる日本的な、人型のロボットは避けてほしい。頭はつけないでほしい」というもの。並行してクレイドルコフィンは、相棒のメイガスとともに旅をするための“乗り物”であることも伝えられたそうです。

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 デザイン面のオーダーとしては「パッと見て『SYNDUALITY』のメカだと認識できること」などもあったそう。

 イベントでは、依頼を受けて7年前に描いたクレイドルコフィンのラフ画像も公開。大まかなフォルムは『SYNDUALITY』を見てきた人なら「これはクレイドルコフィンだ」と一発で認識できるもので、ドリフターが乗るコックピットとメイガスが乗るコフィンの位置などもほぼそのまま。『SYNDUALITY』のメカデザインや設定は、プロジェクト発足当時からほとんどブレていないのだろうとうかがえるものになっていました。

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 ちなみに、正式に依頼されるおよそ1年前に形部さんは企画の声がけをされたそうで、形部さんはクレイドルコフィンのアイデアを1年間あたためていたとのこと。

 なお、頭について余談となりますが、すべてのクレイドルコフィンには“サブヘッド”というものが存在しています。これは、メイガスが主導権を持って機体を動かす際に展開する頭部パーツのこと。アニメ『SYNDUALITY Noir』の終盤に登場したノアゲームチェンジャーは、メイガスの機能を内包しているので最初からサブヘッドが展開した状態になっている……というわけです。

 アニメ第1話冒頭で、トキオの呼びかけに応じてムートンがクレイドルコフィンを動かしている時にサブヘッドが展開しています。興味がある人はアニメ第1話をもう一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

衣装のデザインは“現実世界の延長線上”にある【SYNDUALITY】

 続いてnecoさんをメインにしたトークでは、本作のキャラクターや、キャラクターたちが身に着けている衣装についての話が語られました。

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 このゲームに登場するキャラクターたちの衣装は、我々が暮らしている現実世界の延長線上のデザインになるようにしているとのこと。なので、民族的な文様なども取り入れているそうです。

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 そう言えばアニメでも、そこかしこに我々が暮らしている今の時代の延長線上にあるとうかがわせるアイテムが多数ありましたし、ゲームや外伝小説『SYNDUALITY Kaleido』では“割烹着”も登場していました。

 またnecoさんからは、メイガスのインナースーツについて“脇を出すかどうするか?”について、二見さんとアートディレクターが激論を交わしていたことも明かされました。インナースーツのデザインは、露出度別に3段階あり、最終的には中間のものが採用されたとのことでした。

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 最後の挨拶では、形部さんは「PvPは得意ではないんですけど、敵と戦うことがメインではない『SYNDUALITY』は、そんな私でも楽しめたことに驚きました」とコメント。necoさんは9月のCNTは1日しか遊べなかったそうですが、それでも熱中して気が付いたら9時間近く遊んでいたそうで「いろんな遊び方があるゲームですね。以前、本作は“わざとストレスと思える部分を残している”と聞いたのですが、走りながらリロードできるようになっているなど、不要なストレスについてはしっかり改善されていっています」と、CNTの感想を交えてコメント。

 また「デザイナーとしてやれることはほとんどやった」という点についてはnecoさんも形部さんも共通しており、1月23日の発売を楽しみに待ちたいと話していました。

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 二見さんも「日本ではそんなになじみのないジャンルのゲームですので、多くの方に触っていただける機会を作るなど、マーケティング活動に力を入れていきたい」と話していました。

 そんな本作は、猫麦とろろさんやトナカイトさんによるTGS特別配信番組があったり、先日のCNTではvα-liv・上水流宇宙さんの長時間配信があったりしました。筆者も2回のCNTに参加しましたが、それぞれ気づいたら数時間経過しているほどの魅力がある作品です。

 今後もCNTが実施される予定(時期は未定)ですし、発売までに本作の魅力に触れる機会はまだまだあると思われます。興味を持った人は、ぜひメイガスとの探索を楽しんでみてくださいね。

猫麦とろろ・トナカイトとシンデュアリティを遊びつくせ!『SYNDUALITY Echo of Ada』TGS特別配信番組

【SYNDUALITY Echo of Ada】今日の目標:死なない。生きて帰ります!!【#ヴイアラ / 上水流宇宙】

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