9月20日に『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation(以下、DOAXVV)』シリーズの新作として予告され、東京ゲームショウ2024の“コーエーテクモLIVE! in TGS2024”で改めてコンシューマ向けの恋愛ADVであることが発表された『Venus Vacation PRISM -DEAD OR ALIVE Xtreme-』。
キャッチコピーは“この島で、恋する現実(リアル)”でジャンルは“イマーシブ恋愛アドベンチャー”。いったいどのような作品になるのか、気になっている人も多いだろう。ここでは『DOAXVV』と『Venus Vacation PRISM -DEAD OR ALIVE Xtreme-』のプロデューサーを務める作田泰紀氏へのインタビューをお届けします。
『DOAXVV』のヒロインたちの魅力を知ってもらいたかった
――『DOAXVV』はサービス開始から7年を迎える人気ゲームですが、なぜこのタイミングで本編とは別軸の買い切りの恋愛ゲームを制作することになったのでしょうか?
『DOAXVV』の女の子たちの魅力を知ってもらいたかったからですね。『DOAXVV』はおかげさまで7年を迎える作品ですが、サービス開始時はオリジナルの女の子はみさきだけで、ほかは『DEAD OR ALIVE Xtreme 3』から継続して登場する女の子たち9人でした。
7年たった今はトータルで31人の女の子がいるのですが、『DOAXVV』オリジナルのヒロインたちも大変好評です。
ちなみに『DOAXVV』を運営していく中で、もっと女の子たちと仲を深めたいという要望をオーナー(プレイヤー)のみなさんからいただいており、ゲーム内のアップデートなどで、より“彼女感”を感じられるようなコンテンツを用意してきました。
ただ、7年も続けて31人も女の子がいると、ゲームをはじめたばかりのオーナーさんが目当ての女の子を見つけることが大変になってきてしまっています。
我々としてもみなさんの目に止まるように新情報を発表しているのですが、『DOAXVV』にはたくさんのコンテンツがあり、多彩なヒロインがいるなかからひとりの女の子に注目してもらうのは難しいのではないかと考えるようになりました。
そこで、女の子たちの魅力を知ることができるきっかけとして、ヒロインとの恋愛を楽しめるゲームを制作することにしたんです。また、『DOAXVV』と異なりガチャのないコンシューマゲームであれば遊びたいというユーザーさんもいらっしゃると思うので、そういった方々に遊びやすい形でお届けすることにしました。
また、グラフィックについても最新のコンシューマ向けにイチから制作しています。『DOAXVV』のグラフィックは、『DEAD OR ALIVE Xtreme3』や、そのもととなった『DEAD OR ALIVE 5』までさかのぼると10年ぐらい前のエンジンです。
女の子のかわいさを表現するためにチューニングし続けてきたので、今でも『DOAXVV』の女の子たちにしかないかわいさを表現できていると思っていますが、どうしてもできない表現がありました。
そういった今の現世代機のグラフィックでしかできない表現を使って彼女たちのモデルを作り直したら、新しいかわいさを魅力的に見せられるのではないかと思い、我々自身も挑戦したかった意図もあります。
――『DOAXVV』から登場した新キャラクターが多く抜擢されている印象があったのですが、本作には新キャラクターたちの魅力を伝えたいというテーマがあったんですね。納得です。
はい。登場する女の子の選出にはいろいろな要素が絡んでいますが、そもそもの企画意図であった『DOAXVV』で生まれたオリジナルの女の子を知ってもらう機会としたいと考えていたので、彼女たちを優先的にピックアップしています。
――本作の開発期間についてお聞かせください。『DOAXVV』の運営と同時進行で進んでいたと思うのですが、どれぐらいの期間だったのでしょうか?
『DOAXVV』が6年目のタイミングのときに新コンテンツとして、女の子たちのトゥルーカラーアップデートを順次お届けしています。アップデート以前よりも“彼女感”が強化されていることに、オーナーのみなさんがドキドキしながら喜んでいただいてきました。
これらの手ごたえを感じたので7年目のチャレンジとして具体的に動き出しました。つまり、ここ1年で一気に進んだ感じですね。
モデルは作り直すといっても、もととなる女の子とはずっと向き合ってきていましたし、彼女たちのどのような部分が魅力であるのか、またユーザーさんのみなさんからどこに期待されているのかといった部分は理解しています。
そのため、ゼロから作り込むわけではなかったので、制作は順調に進行しましたね。もちろん簡単ではないですが、楽しく取り組んでいます。
――本作は『DOAXVV』の恋愛アドベンチャーということですが、具体的にはどのようなストーリーとゲームシステムになるのでしょうか? 主人公がオーナーであることや、ヒロインを撮影したりする大枠の内容は変わりませんか?
そうですね。プレイヤーは島に訪れたオーナーとして、出会った女の子たちと“ヴィーナスフェス”を盛り上げていくという指令が下されている点は『DOAXVV』と同じです。
ストーリーに沿って女の子たちと都度向き合いながら、いろいろな選択をしていくことになります。もちろん、その過程で女の子たちを撮影して楽しめるところは同じです。
はい。登場する女の子の選出にはいろいろな要素が絡んでいますが、そもそもの企画意図であった『DOAXVV』で生まれたオリジナルの女の子を知ってもらう機会としたいと考えていたので、彼女たちを優先的にピックアップしています。
――本作の開発期間についてお聞かせください。『DOAXVV』の運営と同時進行で進んでいたと思うのですが、どれぐらいの期間だったのでしょうか?
『DOAXVV』が6年目のタイミングのときに新コンテンツとして、女の子たちのトゥルーカラーアップデートを順次お届けしています。アップデート以前よりも“彼女感”が強化されていることに、オーナーのみなさんがドキドキしながら喜んでいただいてきました。
これらの手ごたえを感じたので7年目のチャレンジとして具体的に動き出しました。つまり、ここ1年で一気に進んだ感じですね。
モデルは作り直すといっても、もととなる女の子とはずっと向き合ってきていましたし、彼女たちのどのような部分が魅力であるのか、またユーザーさんのみなさんからどこに期待されているのかといった部分は理解しています。
そのため、ゼロから作り込むわけではなかったので、制作は順調に進行しましたね。もちろん簡単ではないですが、楽しく取り組んでいます。
――本作は『DOAXVV』の恋愛アドベンチャーということですが、具体的にはどのようなストーリーとゲームシステムになるのでしょうか? 主人公がオーナーであることや、ヒロインを撮影したりする大枠の内容は変わりませんか?
そうですね。プレイヤーは島に訪れたオーナーとして、出会った女の子たちと“ヴィーナスフェス”を盛り上げていくという指令が下されている点は『DOAXVV』と同じです。
ストーリーに沿って女の子たちと都度向き合いながら、いろいろな選択をしていくことになります。もちろん、その過程で女の子たちを撮影して楽しめるところは同じです。
――今回はジャンルが恋愛ゲームということで、女の子と仲良くなる恋愛要素がより強調された作品に?
はい。恋愛ゲームとして発表していますし、こちらが求められていることも分かっておりますので、期待していただければと思います。
はい。恋愛ゲームとして発表していますし、こちらが求められていることも分かっておりますので、期待していただければと思います。
――ゲームはどのように進行していくのか教えてください。
次々に解放されるエピソードを追っていくことになります。そしてエピソードの合間には、さまざまな選択肢を選んでいくことで、女の子たちとの関係性が変化していくことになります。ちなみに、複数の女の子からいずれかひとりの女の子を選ぶこともあります。
ただ、暗い見せ方はあまりしたくなくて、選ばれなかった女の子ではなく、選んだ女の子をよりフィーチャーしていくような形にしたいと思っています。
――お気に入りの女の子と一緒に目標に向かってがんばるようなストーリー展開なんですね。『DOAXVV』ではビーチバレーやロッククライミングなどのミニゲームがありますが、こちらはなくなるのでしょうか?
そうですね。『DOAXVV』では“ヴィーナスフェス”のなかでビーチバレーをしたり、女の子を鍛える目的でロッククライミングをしたりしていますが、本作は女の子とイチャイチャすることがメインとなるので、ベースのコンセプトが異なります。
ちょっとしたミニゲームは存在しますが、基本的には恋愛アドベンチャーゲームを求めている人によろこんでもらえるように、女の子とイチャイチャするためのミニゲームとして落とし込んでいるので気軽に楽しんでもらいたいです。
次々に解放されるエピソードを追っていくことになります。そしてエピソードの合間には、さまざまな選択肢を選んでいくことで、女の子たちとの関係性が変化していくことになります。ちなみに、複数の女の子からいずれかひとりの女の子を選ぶこともあります。
ただ、暗い見せ方はあまりしたくなくて、選ばれなかった女の子ではなく、選んだ女の子をよりフィーチャーしていくような形にしたいと思っています。
――お気に入りの女の子と一緒に目標に向かってがんばるようなストーリー展開なんですね。『DOAXVV』ではビーチバレーやロッククライミングなどのミニゲームがありますが、こちらはなくなるのでしょうか?
そうですね。『DOAXVV』では“ヴィーナスフェス”のなかでビーチバレーをしたり、女の子を鍛える目的でロッククライミングをしたりしていますが、本作は女の子とイチャイチャすることがメインとなるので、ベースのコンセプトが異なります。
ちょっとしたミニゲームは存在しますが、基本的には恋愛アドベンチャーゲームを求めている人によろこんでもらえるように、女の子とイチャイチャするためのミニゲームとして落とし込んでいるので気軽に楽しんでもらいたいです。
登場する6人の魅力は?
――今回は『DOAXVV』から6人のヒロインが抜擢されています。新キャラクターの魅力を伝えたいというお話でしたが、この6人はどのように選出ですか?
どのキャラクターも愛されているので、誰を選ぶかはすごく悩みました。今回は『Venus Vacation PRISM -DEAD OR ALIVE Xtreme-』というタイトルにしていますが、“prism”はひとつの光を複数に分け、なにかしらの色に分割されていきます。
そのイメージで、「こういう側面があったよね」「きっとこういうシーンがあったんじゃないか」という部分を描きながら楽しんでいただける女の子を選びました。
本作のストーリーは、『DOAXVV』と同じくみさきが最初に登場する場面からはじまります。また、『DOAXVV』の最初のイベントエピソードにてみさきとともに登場したほのかを、本作でも登場させることにしました。
ほのかはみさきと同い年なので、二人の仲の良さを描きやすかった点もあります。次に、色気のあるセクシーな女性もユーザーさんからの需要があると思い、たまきを登場させることにしました。実際『DOAXVV』でもサービス5か月目に登場した際に、たまきのセクシーさにとても多くのオーナーさんが魅了されていたので、それを本作の中でも体験してもらいたくもありました。
また、今回は恋愛アドベンチャーということで、オーナーのことが大好きな恋するプリンセスのフィオナも起用しています。フィオナとは逆に攻略しづらそうな存在もいたほうがいいと思い、オーナーの指導役として厳しく当たってくる立場のエリーゼも選びました。
最後のひとりであるななみは、じつは『DOAXVV』の転換点になった女の子です。ななみを企画するときに意識した“彼女感”はユーザーさんからも好評で、その後『DOAXVV』のオリジナルの女の子の制作にも影響を与えてくれることになりました。そしてその反響が今回の恋愛アドベンチャーゲームを作る発想にもつながっている、といっても過言ではないので、今回ななみを外すことはできませんでした。
そのため、今回の6人はストーリーと体験ベースで選出した形です。
――正統派からお姉さん系、攻略難度高めの女の子もそろっていて、『DOAXVV』を知らない人も本作からはじめるのも問題なさそうですね。
そうですね。『DOAXVV』をプレイしていなくても、外見や設定が気になったら遊んでみて欲しいです。
――改めて本作に登場する6人の女の子の魅力や注目してもらいたいポイントを教えてください。
みさき(声優:津田美波)
みさきはオーナーのサポーターという秘書的なポジションに近い女の子になります。ただ、オーナー専属のサポーターとして登場しますが、実はヴィーナスに憧れていました。ストーリーの中でオーナーによってヴィーナスフェスに招待されることになります。ベースは“普通の女の子”で、フランクに話しかけてくれます。
たまにオーナーのことをからかうようなことも言いますが、じつは自分に自信がなかったり恥ずかしがり屋だったりします。そういうところもひっくるめて普通の女の子といったイメージです。見守ってあげたい、一緒にいてあげたいと思えるような少女になっています。
ななみ(声優:島袋美由利)
ななみはみさきの中学時代からの同級生で、みさきが島にいるからという理由だけでフラッとやってきた危険な女の子です(笑)。コンセプトは学生時代のクラスにいたであろう、華やかでみんなが目を奪われるような女の子です。
そんな女の子がなぜか自分に興味を持ってくれて、オーナーさんが“俺だけ感”を感じてくれればうれしいかなと。また、ななみを演じてくれた島袋さんの低めの落ち着いた声に心を掴まされる人は多いかなと思います。
たまき(声優:大西沙織)
たまきはセクシーなお姉さんで、オーナーのことを誘惑してくるのですが、彼女はかわいい女の子や美しい女性も好きなので、ほかの女の子にもちょっかいを出しています。
彼女と一緒にいることでご褒美的なカットを見ることもできたりして、このバカンスをより楽しいものにしてくれます。また、一方で内心をあまり見せてくれないミステリアスな部分もあるので、逆に思いがけない一言にドキッとさせてくれます。
フィオナ(声優:本渡楓)
フィオナは“恋するプリンセス”という開発コンセプトで、職業が姫というファンタジーな存在になっています。なぜか島の映像を観ていたフィオナがオーナーのことを見つけて、一目惚れしてしまうという展開で、最初から好感度がマックスのような状態です。
ものすごい好意を寄せてもらえる一方で、お姫様なので佇まいは上品です。ただ、世間知らずでもありグイグイと距離を詰めてくるので、そこはご褒美的に楽しめるのではないかと(笑)。
ほのか(声優:野中藍)
ほのかに関しては、これを最初に言うのはよくないかもしれませんが……彼女の代名詞でもあるダイナマイトボディで、“やわらかエンジン”の代表的な存在です。そんな彼女の天然でほんわかした雰囲気はプレイヤーを癒してくれる存在ですし、見守ってあげたくなるはずです。
ほのかと恋愛が楽しめるというのは今までのシリーズにはなかったシチュエーションなので楽しんでいただけると思います。
エリーゼ(声優:瀬戸麻沙美)
エリーゼはオーナーの指導役として島にやってくることになります。最初は事務局の言うことをきかないオーナーのことをビジネスマンとして厳しく指導しますが、交流を深めていくうちにお互いの考えを理解して認め合うようになっていきます。
また、仕事はできるのにプライベートは不器用なところなども描かれたりするので、ぜひ意外な一面も楽しみにしていて欲しいですね。
――声優陣のボイス収録に関してはいかがでしたか?
また再び演じられることを皆さんによろこんでいただけました。
一部の方は『DOAXVV』のアップデートのときにボイスの新規収録はしているのですが、なかにはだいぶ間が空いた方もいらっしゃいますし、そういった方も演じた瞬間にその女の子の声になるのでやはりすごいなと。
――声優さんのファンも楽しみですね。
今回は恋愛アドベンチャーということで彼女感を感じられる世界観が魅力です。『DOAXVV』にはないようなセリフやシチュエーションが満載なので楽しみに待っていてもらいたいですね。
――いろいろなヒロインがバランスよく揃っていますが、この6人であることは早い段階から決まったのでしょうか?
いえ、どの女の子を登場させるかについてはとても迷っていました。
複数の女の子が関わりあいながら展開するストーリーの中で選択して進めるというゲームとなるため、登場しなかった女の子については、DLCでひとりの女の子だけを追加する形ではなく、他の女の子もピックアップした次回作としてお届けする形がいいと思っています。
ただし、そのためにはまずは本作が多くの方に好評いただき、次回作を作る意義があるプロジェクトであるという結果を残す必要があるため、私としては本作をまずは全力で制作して、少しでも多くの方に遊んでいただきたいと思っています。
ついに雨が降るシチュエーションが実装!
――グラフィック面についてもお聞かせください。『DOAXVV』の段階でとても綺麗だと思うのですが、本作ではどのようにブラッシュアップしたのでしょうか。そのまま綺麗にしたのか、形から変えていったのか教えてください。
ベースとなるグラフィックエンジンがぜんぜん違うので新たにもう一度作り直しています。そのなかで、女の子たちの魅力を感じてもらえるような調整を今しっかりやっています。
また、肌の表現や、髪の表現など、女性らしさが伝わるパーツに関してはこれまで以上に気合いを入れてアップデートしています。『DOAXVV』がかわいい女の子を作るために特化したグラフィックエンジンを使って作っているため、なかなか過去の自分たちを超えることは難しいですが、、本作も『DOAXVV』もどちらもかわいいよね、と愛していただけるように頑張っています。
さらに、今回、注目して欲しいのは環境面です。『DOAXVV』でも要望としていただいていた雨が降るシチュエーションをついに実装することができました。雨のなかで女の子と出会うというシチュエーションもありますし、雨が降っていれば当然女の子が濡れます。濡れたときのツヤ感などはこだわって作っているのでぜひご期待ください。
ビジュアルコンセプトとしては、“湿度を感じる色っぽさ”になっています。濡れたときの濡れ具合もそうですし、濡れてないときでも、しっとり感が出るように工夫しています。また、今回は距離感も大事にしており、より近くで女の子を観たときにその女の子の体温や湿度まで伝わるような形にしたいと思っています。
――雨が降るということは着ているTシャツに肌がピッタリくっ付いてしまうような演出などもあるのでしょうか?
肌の濡れた感じはしっかりと表現したいと思いますし、生地が濡れて透けている感じなどもこだわっていきたいと思います。
――今回は恋愛アドベンチャーになったことで、距離感の近さが伝わるようなイベントも増えているのでしょうか?
はい。今回は出来る限りプレイヤーの主観視点で楽しめるように作っています。これまでは対面形式で距離感がありましたが、今回は主観視点なので距離感の近さが魅力になっています。
また、単純に女の子が近寄ってくるというだけでなく、プレイヤー自身もスティックでカメラの向きを操作して自分のキャラクターの目線を動かし、女の子とのコミュニケーションを取れたりもします。女の子との距離感の近さを感じて欲しいですね。
――なるほど。イメージとしてはVRゲームを遊んでいるようなプレイフィールだと感じたのですが、いかがでしょうか?
おっしゃる通り、主観視点ならではの没入感は意識しています。VRに関してはご要望も多いのですが、デバイスの値段やユーザーさんへの浸透率のことなどもあり、実現が難しいのが現状です。ただ、VRデバイスがなくてもTVモニタでも主観視点で感じられるドキドキ感というものは再現したくて、本作で挑戦しています。
――『DOAXVV』ではカメラで女の子を撮影するモードもありますが、本作にも存在するのでしょうか?
もちろんです。本作は先ほどもお話した通り、主観視点でエピソードが展開しますが、そのエピソードのなかで撮影するシチュエーションがあります。また、選択肢を選ぶような場面でも、カメラを構えて撮影をすることができます。“この瞬間をカメラで収めたいな”と思ったときにストーリーを進めず撮影することも可能です。
そしてそれだけではなく、『DOAXVV』にも存在する時間を止めることができる時間停止ウォッチ(※)は本作にも存在しており、会話中も時間を止めて好きなアングルで撮影することができます。
また、ゲームを攻略していくことで、新しく手に入れたコーデに着替えた状態で、過去のエピソードを閲覧し、そのお気に入りのコーデで撮影することもできます。
「このシチュエーションや、アングルもいいけど、このコーデだったらもっといいかも……」みたいな試行錯誤ができるゲームにしたいと思っているので、ぜひご期待ください。
――自由度は高いと。
はい。みなさんのこだわりの瞬間をきっと見つけていただけるのではないかと思っています。たくさんの水着を着せ替えて楽しむ『DOAXVV』とはまた違った、本作ならではの凝ったシチュエーションでの撮影を楽しんでもらいたいなと思っています。
――ゲーム全体のボリュームに関してはいかがでしょうか?
フルボイスのムービーを多数用意していますし、テキスト量では図れない部分が大きいです。とくに女の子の撮影はいつでも楽しめますし、いくらでも凝ることができるので、かなり長時間ハマれるゲームになっているのではないかと思います。
また、メインストーリーとは異なるエンドコンテンツも用意しており、こちらはいずれ詳細の情報を公開していきますので、しばらくお待ちください。
――デジタルデラックス版には、よむ先生デザインの衣装が同梱されるそうですが、どのようなものになりますか?
『DOAXVV』でよむ先生にお願いしたときは、オフィス内で女の子とのふたりきりの残業をする……といったイメージのコーデを作っていただきましたが、今回もよむ先生らしく、タイツが映えるようなデザインをお願いしています。
よむ先生の描かれるイラストの魅力は、女の子のかわいさを一番感じられるようなこだわり抜かれたシチュエーションだと私は思っています。今回は今まで以上によむ先生のコーデだからこそ楽しめるストーリーを用意しているのでぜひ楽しみにしていてください。
――最後に発売を楽しみにしているファンにひとことお願いします。
本作は『DOAXVV』を7年も支え続けてくれたオーナーのみなさんさんがいるからこそ生まれたゲームです。みなさんにはすごく感謝していますし、そんなみなさんににきっと楽しんでいただける体験を用意しています。
そして『DOAXVV』を最近プレイしていなかった人には、『DOAXVV』で出会っていない女の子たちの魅力を知ってもらいながら、彼女たちとの特別な体験を楽しんでもらえればうれしいです。
“イマーシブ恋愛アドベンチャーゲーム”というジャンル名の通り、没入感のある恋愛を楽しんでいただけるゲームですので、ぜひプレイしてみてほしいですもぜひプレイしてみて欲しいです。
また、『DOAXVV』をプレイしたことがない人も、気になる女の子がいたらプレイしてみてください。本作から入って『DOAXVV』に登場している別のヒロインにハマるというのもきっとあるのではないかと思っています。
また、本作に関してはこれからどんどん情報を出していきますので、引き続き注目いただければと。もちろん『DOAXVV』を遊んで待っていただけるとなお嬉しいです。本作との連携特典も用意していますので、両タイトルともに、今後ともよろしくお願いいたします。
カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。