『SAO ガンゲイル・オンラインⅡ』のクセ強イベント“野郎上映会”でまさかの“生エム汁”が!? 興津和幸や沢城千春による自由すぎる生実況やトークショーが楽しすぎた【GGO2イベントレポ】

文：Ak

公開日時：2024年11月20日(水) 18:45

　11月17日に実施された『ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンラインⅡ（GGO2）』野郎上映会のレポート記事をお届けします。

　野郎上映会とは、『GGO2』に登場するサブキャラクターを演じる5名のキャストが登壇する特別企画。アニメ第6話のコメンタリー上映とトークイベントが開催されました。

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サブキャラだらけの上映会にもっとも驚いたのは声優たち自身!?【GGO野郎上映会レポート】

　上映会に参加したのは、エム役の興津和幸さん、コール役の沢城千春さん、ピーター役の木島隆一さん、エルビン役の古屋亜南さん、ラックス役の水中雅章さん。『GGO2』のイベント恒例となった「G・G・O！」のコールとともに5人が登壇し、会場は大盛り上がり！

　ちなみにキャラクター名だけでピンとこない人もいるかもしれないので、各キャラクターの所属チームも下記に掲載しておきます。

■各キャラクターの所属チーム
エム：LPFM
コール：TOMS
ピーター：ZEMAL（全日本マシンガンラバーズ）
エルビン：T-S
ラックス：MMTM（メメント・モリ）

　一般的なメインキャラクター中心のイベントとは異なり、サブキャラクター視点で上映会を行うというクセの強すぎる本イベントについて、出演者も話を聞いたときにかなり驚いた模様。

　イベントへの招集がかかった時の気持ちを問われ、沢城さんは「事務所のスケジュールにイベントが入ってたけど、まさか俺が出るはずがない」と思っていて、木島さんに至っては「SNSで出演を知った」とのこと！

キャスト陣が生実況するコメンタリー上映が実施！【GGO野郎上映会レポート】

　そして始まる第6話のコメンタリー上映では、なんとキャスト陣がシアター内最前列に座り、生実況をするという驚きのスタイル！　ジュースやフードを片手に、リラックスしながら感想を語り合いました。

　なぜイベント時点での最新話である第7話ではなく、第6話の上映だったのかというと、おそらくイベントに参加したキャストたちが演じるキャラクターが最後に勢ぞろいするのがこの回だったからですね。ちなみに5人中3人が、この話でゲームからリタイアしています（笑）。

　上映中は自身が演じるキャラクターの登場シーンや見切れているシーンを中心に各出演者のコメントが常に繰り広げられ、会場からも笑い声や拍手が上がる展開に！

　とくに盛り上がったのはやはり、コールのあっさりすぎる散り際と、自由奔放すぎる《ZEMAL（全日本マシンガンラバーズ）》の活躍シーンでした。《ZEMAL》が活躍するたびに、会場内には「マシンガンは好きか!?」のコール＆レスポンスで大盛り上がり！

#ggo_anime #ガンゲイル・オンライン
EPISODE Ⅵ pic.twitter.com/ItcGqb5TEP
— アニメ『SAO オルタナティブガンゲイル・オンラインⅡ』公式｜第2期好評放送_配信中 (@ggo_anime) November 8, 2024

　第6話の最後には、エムがターニャに首絞めされて大ピンチになるシーンも。そのときのエムの心境（？）を興津さんは「痛いのもご褒美です」と語り、「苦しいけどたまらない！」「もっと絞めてもいいんだぞ！」を白熱の生アフレコでお届け。会場がおおいに盛り上がりました。

6年ぶりの収録の感想や本作の魅力を改めて語るトークショーも！【GGO野郎上映会レポート】

　コメンタリー上映のあとはトークパートへ。第2期の収録や第1期の思い出話などが語られました。一部トークを抜粋して掲載します。

　まずは、1期から6年ぶりとなる収録について話していくことに。興津さんは、放送開始直前のインタビューでも語っていたように、声優陣のチームワークがよく、6年のブランクがあるとは思えないほどスムーズな収録だったと振り返っていました。

　『GGO2』で初出演となる古屋さんは「6年ぶり皆さんとお会いできて……」と会場を笑わせながら収録を振り返ります。エルビンが所属する《T-S》は前回大会で漁夫の利で優勝をかっさらったこともあり、作中で嫌われてしまっている設定なのですが、初めてアフレコに参加した際にはあまりに《T-S》が嫌われすぎていてビックリしたそうです。さらにガヤでは《T-S》へのブーイングにも参加することになったようで、「複雑な気持ちでした（笑）」と笑いながら語っていました。

　また「戦ってみたいキャラは？」と聞かれるも、木島さんは「《ZEMAL》の方針としては、マシンガンさえ撃てれば相手は誰でもいいです！（笑）」とマシンガン愛あふれるコメント。また沢城さんは「（コールが）速度が強みのキャラだという設定は知っていたのですが戦うシーンがなかったので……せめて少しは走ってみたかったですね」とのこと。

　最後のメッセージでは、水中さんや沢城さん、木島さんは演じるキャラが脱落してしまったことを悲しみつつ「終盤にむけて盛り上がっていく様子をお楽しみください！」とコメント。

　そしてこの日一番の盛り上がりを見せたのが、興津さんのコメント。「今日は男だらけで楽しんでいただけましたか？」と落ち着いたいい声で切り出すも、ここからまるで第1期第5話のエムのように「……盛り上がっていることをォ！　あの人に届けないとォ！　僕は、殺されてしまうんです！　だから！　よろしくお願いします!!」と大絶叫。まさかの“エム汁”生再現まで飛び出すクセの強すぎるイベントでしたが、会場からは大きな笑いと拍手が起こっていました。

▲第1期第5話でエムが泣きながら絶叫するシーン。まさかこれを生で再現するとは……。興津さんのサービス精神あふれる最後のあいさつでした。

アニメ『SAO オルタナティブガンゲイル・オンラインII』放送情報

放送・配信情報
TOKYO MX・とちぎテレビ・群馬テレビ・BS11・MBS・テレビ愛知・AT-Xにて10月4日（金）24：00より放送開始
ABEMAにて地上波同時・単独最速配信
その他サイトも順次配信予定

スタッフ
原作：時雨沢恵一（電撃文庫刊）
原作イラスト・キャラクターデザイン原案：黒星紅白
原案・監修：川原礫
監督：迫井政行
シリーズ構成・脚本：黒田洋介
キャラクターデザイン・総作画監督：小堺能夫
メカニカルデザイン：石口十
デザインワークス：あきづきりょう
グラフィックアート：荒木宏文
美術監督：橋本巧（草薙）
美術設定：伊良波理沙（草薙）・森川篤
色彩設計：手嶋明美（Wish）
3D 監督：小川耕平（Marco）
テクニカルディレクター：後藤春陽（旭プロダクション）
撮影監督：青木睦希（旭プロダクション）
編集：本田優規（旭プロダクション）
音響監督：明田川仁
音響効果：上野励
音響制作：マジックカプセル
音楽：DAITA/篠田大介
プロデュース：EGG FIRM・ストレートエッジ
制作：A-1 Pictures
製作：GGO2 Project

主題歌
オープニングテーマ：『GG』ReoNa（SACRA MUSIC）
エンディングテーマ：『Little Dancer』レン starring 楠木ともり

キャスト
レン：楠木ともり
ピトフーイ：日笠陽子
エム：興津和幸
フカ次郎：赤﨑千夏