北倉はなぜ健太に助け舟を出したのか?【ウイングマン】
4話では、『ギャバン』ショーに二人で出かけることになった健太と美紅でしたが、ショーの最後、お手洗いにいったと思っていた美紅が、なぜかステージ上に現れるというハプニングが発生。
冒頭から美紅らしからぬ笑みを浮かべたり、キレキレの動きで止めに入ったスタッフを一瞬で倒したり、普段の美紅とのギャップが凄まじすぎて、演じる菊地姫奈さんへの印象も結構変わりました。……個人的に、あのショーのギャバンが本物で助けにくる展開をちょっと期待していたんですが、さすがにそんなことはなかったですね。
?? #ウイングマン 第5話予告?????♂???
— ドラマ「ウイングマン」【テレ東公式】 (@tx_wingman) November 18, 2024
ヒーローショーに足を運んだ健太と美紅。
トイレに行った美紅は、なぜかショーに乱入する。
こっそりついてきたアオイの助けを借りて
健太は事態を収拾するが、
今度は健太の前に”2人の美紅“が現れる…。#TVer にて無料見逃し配信中
??https://t.co/YsgBh7O38a pic.twitter.com/0Bt26qAQ28
なお、この時アオイに記憶を消されたショーの演出家、やけに存在感あるなと思っていたら、なんと原作者の桂正和先生だったそうです。
#ウイングマン場面ショット ?????♂???
— ドラマ「ウイングマン」【テレ東公式】 (@tx_wingman) November 19, 2024
実は…??第5話では、
原作者・桂正和先生に
“ギャバンショーの演出家”として
サプライズ出演いただきました???
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北倉はドリムノートの成長のためウイングマンに様々な経験を積ませようとしていたので、健太がウイングマンを続けられなくなるような事態は避けたい……ということなのでしょうか。
また北倉は、教育実習生の坂上について不自然なくらい塩対応をしていましたが、その正体が同じポドリムス人のティールだと一瞬で見抜いていたためでした。美紅に化けてショーで大暴れしたのもティールの仕業で、あの騒動も北倉の想定外だったことも同時に判明。
となると、『ギャバン』ショーを健太たちに教えたのは、アクション演劇部の顧問として普通に仕事をしただけの善意だったのかもしれません(北倉のことだから、絶対に何か裏があるだろうと思っていたのは自分だけではないはず)。
偽物に本音を明かされ、勢いで告白までやってしまう驚きの展開【ウイングマン】
おそらくは、ショーで拉致した時に美紅の記憶や深層心理を読み取っていたんじゃないかと思うんですが、ティーレの美紅への理解力があまりにも高い。本人が思ってもいないことを言って健太を困惑させるのではなく、心の奥底で隠している本音を明かすという、嘘はつかないやり方をしているのが面白くて、その場の勢いとはいえ、美紅が健太に「好き」と告白するという結果オーライな流れに繋がっています。
両想いであることが判明してからの反応で、健太は本物の美紅を見分けることに成功するも、そこから正体を現した偽の美紅の豹変っぷりもすごかった。
5話の冒頭でも菊地姫奈さんの演技力に触れたんですが、ここのシーンの演技は迫力がありすぎて画面越しにちょっとビビったレベルでした。『ウイングマン』だと正統派ヒロインですが、悪役とかもかなりハマりそうな方だなと。
また、その後ティールとしてウイングマンと激しいアクションを披露してくれた大原優乃さんの存在感もすごかった。今回、ティールがあえてシードマン形態にならず人間の姿のまま戦ってくれたのが個人的なお気に入りポイントでして、生身のスーツ姿のままウイングマンと互角に戦ってるのが、日常的な服装に対する絵的なギャップとか、強キャラ感みたいなのも漂っていてめちゃくちゃ良かったです。「俺、こういうの好きだったんだ」と新しい扉を開いてもらった感覚もありました。
それだけ魅力的な悪役だっただけに、その後にキータクラーの手にかかって退場となってしまったのはあまりにも惜しい……。ただ、これでキータクラーはリメルたちと完全に袂を分かつことになりそうで、今後どのように動くのか気になるところです。
/#ウイングマン ?????♂?
— ドラマ「ウイングマン」【テレ東公式】 (@tx_wingman) November 19, 2024
??第5話放送まであと3時間??
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本日のカウントダウンは#宮野真守 さん#大原優乃 さん
が登場?#TVer で復習して
今夜の放送をお楽しみに????
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最後には、アオイの記憶操作が失敗したことで、美紅も秘密を共有する仲間になりましたが、保健室で記憶を消されそうになってもずっと寝ているフリを続けていたあたり、美紅はやっぱりいい娘だなと。
ただ、やっぱり気になるのはアオイの心境と状態。正直、ここ数話はウイングマンよりアオイの方が活躍してるんじゃないかというくらい、ディメンションパワーは役立っていたので、万が一記憶操作が使えなくなったら、今後のウイングマンの活動にかなりの支障をきたすであろうことは間違いありません。
健太としても、アオイの故郷のことをないがしろにしているわけではないと思うのですが、美紅と両想いになれたことで舞い上がって、"記憶操作に失敗した”という大事な事実を忘れてしまっており、ここでアオイが曇るのは結構納得できる展開。表向きは二人の仲を応援しつつも、心のどこかに嫉妬があるような描写がずっと伏線として描かれてもいましたしね。
ウイングマン第5話!
— 加藤小夏 (@cncnpi) November 20, 2024
昨夜もありがとうございました!
~まいとん汗だく日記~
日記始めて気が付いたけどツーショットを全然撮ってなくて最終話まで持たない。後ろで扇いでくれてる人いるねありがたいね。可能であればずっと涼しいところで幸せでいてほしいな。最近寒いけどやっぱり汗かいてるのかな。 pic.twitter.com/rEYXhvpiil
ずっと部外者だった美紅も健太の秘密を知ったことで、ここから本当の意味での三人の三角関係がスタートしそうな予感。もう次回から付き合い始めてもおかしくない雰囲気の健太と美紅ですが、そこにアオイがどう絡んでくるのか、今後も目が離せません。
米澤崇史:ロボットアニメとRPG、ギャルゲーを愛するゲームライター。幼少期の勇者シリーズとSDガンダムとの出会いをきっかけに、ロボットアニメにのめり込む。今もっとも欲しいものは、プラモデルとフィギュアを飾るための専用のスペース。