アカツキゲームスとトゥーキョーゲームスが送るiOS/Android/PC(Steam)用3DアクションRPG『トライブナイン』。本作に登場するキャラクターをフィーチャーした特別企画をお届けします。
『トライブナイン』はクロスメディア展開をしているプロジェクトで、2022年にはゲームと世界観が地続きのTVアニメ『トライブナイン』も放映/配信されています。
ゲーム『トライブナイン』は、『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏が世界観原案を担当し、音楽は『ダンガンロンパ』シリーズの楽曲を手がけた高田雅史氏や『スプラトゥーン』シリーズなどで作曲を担当した永松亮氏が担当。さらにキャラクター原案はトゥーキョーゲームス所属のクリエイターである小松崎類氏としまどりる氏が担当しています。
2024年10月15日~10月22日の期間限定で配信された“死遊体験版”では、そんな“死にゲー×アクションRPG”の魅力をひと足早く堪能することができました。電撃オンラインでは、本作の世界観とアクションのプレイフィールを紹介した死遊体験版レビュー記事を公開しているので、そちらもご覧ください。
TVアニメはもちろん履修済み、死遊体験版をがっつりプレイした筆者が、レビュー記事に続いて今回は本作に登場する魅力的なキャラクターの中から、特に推したいキャラクターについて紹介したいと思います!
ゲーム『トライブナイン』は、『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏が世界観原案を担当し、音楽は『ダンガンロンパ』シリーズの楽曲を手がけた高田雅史氏や『スプラトゥーン』シリーズなどで作曲を担当した永松亮氏が担当。さらにキャラクター原案はトゥーキョーゲームス所属のクリエイターである小松崎類氏としまどりる氏が担当しています。
2024年10月15日~10月22日の期間限定で配信された“死遊体験版”では、そんな“死にゲー×アクションRPG”の魅力をひと足早く堪能することができました。電撃オンラインでは、本作の世界観とアクションのプレイフィールを紹介した死遊体験版レビュー記事を公開しているので、そちらもご覧ください。
TVアニメはもちろん履修済み、死遊体験版をがっつりプレイした筆者が、レビュー記事に続いて今回は本作に登場する魅力的なキャラクターの中から、特に推したいキャラクターについて紹介したいと思います!
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『トライブナイン』死遊体験版をがっつりプレイした筆者が推したいキャラクターは……?
死遊体験版をプレイしたユーザーの中には、ポップ&バイオレンスな世界観と、そこに説得力を持たせるような“死にゲー×アクションRPG”としての難度に舌を巻いた人も多かったのではないでしょうか。ぶっちゃけ筆者も相当死にまくりましたし、そのたびに「どうすれば先に進めるんだろう……」と頭をひねったものです。
アクションRPGとしての歯応えが本作の魅力なのは間違いありませんが、忘れてはならないのが唯一無二の世界観。とりわけ、魅力的なキャラクターがこれでもかと登場する点は見逃せません。どのキャラクターも尖った魅力を備えていますし、それぞれが個性を押し出しながらもうまく噛み合って物語を進めている印象でした。
ゲームには、アニメから引き続き登場しているキャラクターも少なくありません。物語も多くのキャラクターを巻き込みながら、壮大なスケールで展開していきます。
というか、右を見ても左も見てもキャラクターがとにかく濃いんですよ! 20XX年のネオトーキョーという、近未来SF 設定に負けないような傑物がそろっています。ちなみに筆者の推しのキャラクターはというと――
スーツで身を固めた野心家の青年、五反田豊(声優:駒田航)!
大企業G&Oカンパニーの代表を務めるビジネスマンであり、かつてはシナガワトライブのリーダーを務めていました。本作ではそんなシナガワトライブが侵略者・ゼロ(声:石田彰)の仕掛けるデスゲームの舞台となったため、秘書の大井南(声:村井美里)とともに主人公・黒中曜(声:小林千晃)ら反乱分子に手を貸すことになります。
アニメをご覧になった方はご存知かと思いますが、じつは五反田はアニメ第1話でミナトトライブの神谷 瞬にボコボコにされるという“出オチ”を披露したキャラクターでもあって……。コンテンツを通して登場するXB(エクストリームベースボール ※アウトロー集団が死闘の代替に用いる野球に似た決闘手段)に最新テクノロジーを持ち込みながらもそれを真っ向からねじ伏せられるという“かませ役”を見事にこなしていました。
アニメの終盤に汚名返上となる描写はありましたが、やっぱり“アニメ第1話でブッ倒されたかわいそうな人”というイメージは拭いきれません。ぶっちゃけ筆者も「あっ、五反田さんもゲームに登場するんだ~」ぐらいの認識だったんですが、ゲームでは第1章のキーキャラクターということもあってイメージが一転。見えていない部分が見えてきたことで、一気に愛着が湧いてきました。
とにかく敏腕ビジネスマンならではのオーラを全開にしながら登場する五反田さん。突然デスゲームに巻き込まれて窮地に追いやられている黒中曜らにとってはこれほど頼もしい味方はいません。アニメでは糸目でしたが、本作では開眼した男前な姿も披露してくれています。
そして、物語の途中でしれっと明かされる特技“フラッシュ顔覚え”。たしかにXBでは役に立ちそうもありませんが、他人の顔を一瞬で覚えるというのはビジネスにおいては最強のスキルですし、やはり只者ではありません。アニメでは本領を発揮できなかったということなのかなと。まぁ、そもそも五反田が装着しているXBギアも(相手が悪かっただけで)明らかにオーバーテクノロジーな代物。世が世ならヴィラン相手にヒーローとして大立ち回りをしていても違和感なさそうですよね。
ちなみに五反田さんはRPG的な部分でも魅力がバッチリ。星2とレアリティが低いうえにアタッカーとして扱いやすく、バトルではレーザーをぶっ放して終始活躍してくれました。また、注目すべきはそのコミカルさ&スタイリッシュなモーション!
中国の四大奇書『封神演義』に出てくる哪吒の風火二輪のようなブーツで高速浮遊し、スケート選手のような動作で足を軽々と上げて敵の攻撃を回避。優雅というか、見方によっては強者の余裕を醸し出しているようにも感じます。
XBに挑む際には重厚感のあるアーマーを身にまとう印象のある五反田ですが、全体的に身軽になったことで長身痩躯なシルエットが浮かび上がるのもオシャレですね。レーザーをぶっ放しながら額に手を当てて悦に浸っている姿も味があります。
アニメ第1話の五反田さんからは想像もつかないぐらいクール&チャーミングな側面を補強しつつ、残念な面にさらにブーストをかけるのも『トライブナイン』の魅力。有能秘書に見えてドジっ娘丸出しの大井さんに負けず劣らず、肝心なところでやらかすのが五反田さん。第1章のボスであるサメズとも彼がうっかり落とし物をしたことで戦わざるをいけなくなってしまいます。
まぁ、彼がカッコいいのはそこで誰かに責任を押しつけることなく、自らの非を認めて挽回しようとするところですが! 結局どうにもならずに逃げかえってくるあたりも含めて愛らしい。
そして、忘れてはならないのが声の魅力。五反田を担当しているのは、これまでも幾人もの知的メガネ(ただし、癖があるメガネ)キャラクターを演じてファンを魅了してきた駒田航さんです。インテリ感を漂わせながらも一筋縄ではいかない感じが、五反田のあらゆるボイスと融和してまた最高なんですよ! 宝箱を取るたびに「不労所得です」とか「臨時収入です」といい声でささやいてくれるとなんかこうクセになってくるんですよね。宝箱を不労所得扱いにする人、初めて見ましたわ……。
どのボイスもインパクトがあるというか、体験版の配信が終わった今でもガッツリ耳に残っているというか。こういう面でも魅力的なんですよね、五反田さん。筆者も若いころは、あんな有能だけどオチャメなビジネスマンになりたいとずっと思っていた(無理でした)ので、なんだか親近感がドンドン膨らんでいくようです。
今回、五反田について語ってきましたが、ほかにもアニメから継続して登場しているキャラクターは本作ではこれまでと違った側面をたくさん見せてくれているように感じます。黒幕と思しきゼロもアニメに登場しているキャラクターと何らかの関係性がありそうですし。そもそも先の展開がまったく予想できないため、物語の続きが気になって仕方ありません。そして、五反田にさらなる見せ場は用意されているのか? 秘書の大井との凸凹なやりとりはどこまで見られるのか……いろいろ楽しみですね。
現在鋭意ブラッシュアップ中という『トライブナイン』。Steam(PC)では現在ウィッシュリスト追加を受付中で、App StoreとGoogle Playでは事前登録も始まりました。体験版からの進化に期待しつつ、リリースを心待ちにしたいところです。
『トライブナイン』概要
タイトル:TRIBE NINE(トライブナイン)
ジャンル:死にゲー×アクションRPG
対応機種:iOS/Android/Steam
価格:基本無料(ゲーム内課金あり)
対応言語:日本語・英語・繁体字中国語・簡体字中国語・韓国語
対応ボイス:日本語
配信・開発:アカツキゲームス
原案・監修:トゥーキョーゲームス
ジャンル:死にゲー×アクションRPG
対応機種:iOS/Android/Steam
価格:基本無料(ゲーム内課金あり)
対応言語:日本語・英語・繁体字中国語・簡体字中国語・韓国語
対応ボイス:日本語
配信・開発:アカツキゲームス
原案・監修:トゥーキョーゲームス