TVアニメ『ダンダダン』の第10話“キャトルミューティレーションを君は見たか”の感想をお届けします。
モモの幼なじみであるジジも登場!【アニメ『ダンダダン』10話感想】
少年ジャンプ+で連載中の同名漫画をアニメ化した『ダンダダン』。制作はサイエンスSARUで、監督は山代風我さん、音楽は牛尾憲輔さんが担当しています。
第10話はタイトルに“キャトルミューティレーション”の文字が入っており、予告にも牛がUFOに連れ去られるシーンが使われていてワクワクしましたね。
すでにアニメを観た人は分かると思いますが、しっかりと『ダンダダン』のストーリーと結びつけるような展開となっており、「そう来たか」と納得させられるものになっていました。まだ観ていない人はぜひチェックしてみてください。
「#ダンダダン」第10話
— サイエンスSARU (@sciencesaru) December 5, 2024
⋱ご視聴ありがとうございました⋰
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第10話より
UFOで飛び立つドーバーデーモン
ダイナミックな原画を大公開!
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原画:#今井史枝 さんhttps://t.co/kMoXCFpRz7 pic.twitter.com/xdtVosCOrv
前回は、“セルポドーバーデーモンネッシー”を倒したオカルンたちがもとの学校に戻ったものの、服を脱いだ状態のままだったので大慌てするというところで幕を降ろし、今回は原作コミックス4巻の25話の途中から。
保健室のシーンからスタートとなり、女王先生が初登場。本当に女王のような格好をしていますが、この“女王”は彼女の苗字です。アニメ版はそのことが分かりやすいように彼女のネームホルダーがアップになる演出がありました。
もともと、こんなセクシーな保険の先生がいるのか? とツッコミたくなるような女王先生ですが、アニメは暗い部屋にろうそくだけが灯っている部屋で余計にセクシー感がアップ。なぜ保健室が真っ暗になっているのかは不明ですが、おもしろかったのでヨシ(笑)。
注目はアイラが保健室を出て行ったあとのオカルンとモモの会話。アイラとなにをしていたのか問われたオカルンが、ひとりで特訓していたときにアイラからキスを迫られたことを説明するシーンですが、最初はこっそり特訓するオカルンをからかっていたモモだったものの、オカルンがモモへの真っすぐな思いを伝えるところで、逆に彼女が照れてしまうところが最高。
オカルンの「綾瀬さんにはカッコイイって思われたいっス」というセリフはほとんど告白をしているようなものですし、こんなことを言われたらモモだってビックリしちゃいますよね。
その後にモモの友だちであるミーコとムーコが保健室にやってきたことでいい雰囲気はストップ。ふたりがなにをしていたのかミーコが古畑任三郎のモノマネをしながら推理しますが、予想以上にこのパートの尺が長くて笑いました。ミーコ役の前田佳織里さんは本当によくがんばったと思います……!
#ダンダダン
— 前田 佳織里 (@kaor1n_n) December 5, 2024
まさか古畑任三郎のモノマネをすることになるとは…渾身のミーコ古畑任三郎…いかがだったでしょうか笑
チキチータかわいすぎるっっ☺️ https://t.co/va2HPTbTDM
その後のシーンはアイラもとてもよかったですね。クラスメイトの前では猫を被っているアイラですが、モモのことが悪く言われ始めると、しっかり彼女を庇い、自分が悪いのだと伝えるシーンは優しさが垣間見えました。
ひとりで中庭に出たあと、これまで積み上げてきた好感度が下がったことを気にしてベンチに頭をぶつけるアイラも完ぺきではない人間らしさがにじみ出ていて好きになります。
そこにやってきたモモがアイラと会話をしていると、ドーバーデーモンが登場。咄嗟に戦闘態勢に入るふたりですが、傷ついていた彼は倒れてしまい、モモの家で手当てをすることに。
👾🛸👾━━━━#ダンダダン 第10話
— 「ダンダダン」TVアニメ公式 | 24年10月より放送中 (@anime_dandadan) December 5, 2024
はじまりました‼
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準備するでぃすhttps://t.co/GoDcCTXfgt pic.twitter.com/E25FCrznQW
治療をしてもらい、食事まで出してもらって感涙するドーバーデーモンはかわいかったですね。また、星子やターボババアを交えて、みんなで寿司を取り合うシーンは賑やかで観ていて楽しかったです。
後半はドーバーデーモンがセルポ星人に従っていた理由が明らかに。彼の身の上話を聞いて力になろうとするオカルンは、やはり心の優しい持ち主で好きになります。
実際にドーバーデーモンがどのような悩みを抱えており、オカルンたちがどのように解決していくのかはぜひアニメで観てみてくださいね。予想外の展開でおもしろいですよ……!
ラストにはモモの幼なじみで初恋の人であるジジ(円城寺 仁)が家を訪れてくる流れ。直前までモモが星子の命令によって阿部寛のモノマネをさせられていたので感動的な再会は台無しですが、彼の登場によって今後どうなっていくのか楽しみですね。
あと、ひとつツッコミたいのがモモが真似をする阿部寛が『下町ロケット』の佃 航平だったこと。原作通りではあるのですが、阿部寛のモノマネだったらもっとポピュラーな作品もあったのでは……と思ってしまいます。もちろん、『下町ロケット』は名作ですけどね! ロケットエンジンバルブ!!
カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。