2025年1月23日にPS5/Xbox series X|Sで、1月24日にPC(Steam)で発売される新作エクストラクションシューター『SYNDUALITY Echo of Ada(シンデュアリティ エコー オブ エイダ)』。そのソロモードである“旧アメイジア調査”にクローズドネットワークテストやオープンネットワークテストをプレイした経験のあるライターがプレイしてみました。その感想をお届けしていきます。
なお、本作初心者の視点からの“旧アメイジア調査”レビューも公開中です。初心者視点で楽しめたかどうかや、初プレイならではの感想に関してはそちらをご覧ください。
それと、今回のレビューにあたってプレイできたのは1時間。取材では3ステージプレイ可能でしたが、取材陣の多くが1ステージをクリアできたくらいとのことです。
なお、“旧アメイジア調査”はある程度ゲームに慣れてきた状態でプレイする想定のモードです。難易度は調整中とのことでした。今回の試遊では難易度が高く感じたので、そのまま書いていますが、実際にユーザーの皆さんが遊ぶ際には幾分マイルドになっているかと思われます。
なお、“旧アメイジア調査”はある程度ゲームに慣れてきた状態でプレイする想定のモードです。難易度は調整中とのことでした。今回の試遊では難易度が高く感じたので、そのまま書いていますが、実際にユーザーの皆さんが遊ぶ際には幾分マイルドになっているかと思われます。
NPCの賢さに驚愕! 囲まれないように地形を利用するのが超重要【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
今回筆者が挑んだのは、ソロプレイモードである“旧アメイジア調査”。他プレイヤーとの共闘や敵対が可能なマルチレイドと異なり、NPCと戦いながらステージを進んでいくモードです。
ネットワークテストでは他プレイヤーとの対人戦も積極的に挑んでいた筆者。多少勝手が違うとはいえ、NPC相手なら余裕だろうと思っていましたが……正直、舐めてましたね(笑)。経験者の視点から見ても、かなり手強いモードになっていました!
というのも、NPCの行動パターンがかなり賢くなっているのが最大の要因。遮蔽物にうまく隠れながら、地の利を生かして攻撃するようになっています。
“旧アメイジア調査”では専用のマップで戦うことになるので、ネットワークテストの経験者からすると慣れない地形だったというのももちろんありそうですが、油断しているとあっという間に数的有利をとられてやられるので要注意!
まずは囲まれないように動くことを第一としつつ、こちらもうまく地形を利用して攻撃していくのがよさそうですね。とくに高所をとって、隠れながら敵を狙っていくのが重要になりそうです。
敵は大きく分けると、モンスター的な存在である“エンダーズ”と、盗賊団が乗るクレイドルが存在します。とくにクレイドルは集団で出現するとやっかいな相手。
とにかく弾薬や回復アイテムが足りなくなるので、エンダーズ相手にいかにリソースを温存できるかが大事。状況にもよりますが、近接攻撃も併用しながら効率的に倒していくと理想的です。
とはいえ近接攻撃はダメージを受けがちなので、そこは弾薬と回復アイテムのバランスを見ての判断になりそうですね。
ネットワークテストではクレイドル相手には背後をとるのが基本でしたが、行動パターンが賢くなったNPC相手に背後をとるのは困難。不意打ち以外では、スナイパーライフルなどの武器がないと背後を狙うのは厳しそうです。
幸い制限時間には比較的余裕があるので、危ない状況になったら一度距離をとるのが無難かも?
またメイガススキル“モビリティジャマー”で動きを遅くする戦術も有効。敵の動きを遅くすれば、背面に回り込むことも可能になります。
ちなみに探索においては、“旧アメイジア調査”ではガレージ改修用の素材などが入手できないので、そのぶん容量には余裕があります。
少なくともステージ1では、同じ弾薬を使う武器で弱いほうは捨てる、くらいのスタンスで行けば、道中のアイテムはすべて拾っても問題ないバランスになっていました。
武器を複数持ち運びやすいため、ふだん使わない武器を試すにもよさそうですね。というより、複数種の武器を使い分けないと弾薬が足りなくなるので、臨機応変な使い分けが重要です。
ステージ1では盗賊団の奇襲がやっかい! 寄り道して弾薬や回復アイテムの入手も忘れずに【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
ステージ1のステージ名は“旧アメイジア事故調査隊拠点”。山間を進むため道中は狭い道も多いですが、ところどころで開けた場所も。
そういった開けた道では盗賊団が出現することが多かったので、かなり油断できないステージです。
そういった開けた道では盗賊団が出現することが多かったので、かなり油断できないステージです。
物陰を利用しつつ、基本は遠距離からチクチクと盗賊団の数を減らしながら進み、何とかステージ1クリア!
慎重に進んだおかげか、一回も撃破されずにステージ1はクリアできましたが、どうやら倒されてもチェックポイントからリトライできるようなので、そこはオンラインレイドと比べると気楽ですね。
全体的には、やはり弾薬と回復アイテムの数が足りなくなるのがきつかった印象。アイテム管理も重要ですが、道中で横道まで探索するとアイテムが入手できることがあるので、隅々まで探索することが重要です。
オンラインレイドではAO結晶を採掘するために使っていた掘削器ですが、“旧アメイジア調査”では障害物を破壊するために使用可能。一見行き止まりでも、障害物を破壊すると新たな道を発見できることも!
ちなみに弾薬数のバランスなどは、今後の難易度調整で変わる可能性もあるとのことです。
“旧アメイジア調査”の大きな目的は、ステージ各地に残された各地に廃棄されたログを集めていくこと。
こちらを入手することで特別なストーリーを閲覧することが可能です。
閲覧できるストーリーは、アニメでもわずかに描かれた、アルバとエイダの過去に関するもの。断片的なブリッジストーリーのようなものなので、基本的にはアニメを見ておくとより楽しめる作りです。
ちなみに閲覧できるストーリーは、音声データのみのものや、ムービー付きのもの、ピクチャードラマ付きのものなどさまざま!
オンラインレイドで使えるアイテムなどが入手できるわけではないものの、ソロプレイ専用モードとして、探索や戦闘の練習にも最適な“旧アメイジア調査”。
難易度は調整される予定とはいえ、かなり手応えのある難易度なので、ここで鍛えておくとオンラインレイドに挑む自信が付きそうです。ボリュームも多いとのことで、オンラインレイドの気分転換に挑むのもよさそうですね。
ステージ2~3の特徴もチョイ見せ!【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
今回の試遊で触れたのは、時間の都合でステージ1+ステージ2の序盤のみ。ただし、特別にステージ2~3の動画をもらうことができたので、そこから分かった各ステージの簡単な特徴を紹介します。
ステージ2:盗賊団アジト
ステージ2“盗賊団アジト”は、文字通り盗賊団の根城。ステージ序盤から盗賊団と遭遇するようです。
ステージ1と比べると、複数の盗賊団と戦う機会は少なめですが、物陰にいる盗賊団との不意の遭遇が多そうなので、警戒が必要になりそうですね。
このステージでは序盤でスナイパーライフルが入手できるので、長距離から敵を発見して仕留めておくと有利に進めます。
あるていど進んだ場所では、複数の強敵との強制戦闘になる場面も! ボディカラーの違う盗賊団は通常と比べて手強いので、複数戦に備えて弾薬や装備を温存しておくのがよさそうです。
ステージ3:鉱山墓地
盗賊団の本拠地であるステージ3“鉱山墓地”では、要塞化された鉱山が舞台となります。
複数の盗賊団に待ち伏せされるような状況が多いので、より慎重な立ち回りが必要になりそうです。全体的に薄暗い場所も多めで、視界の確保も重要。
幸い障害物が多いので、身を隠しながら敵の数を減らす戦術はとりやすそうですね。
盗賊団が待ち伏せしているポイントでは、グレネードも有効そうです。複数の敵に囲まれると危険なので、うまく巻き込んで倒したいところ!
中盤以降は基地内部を探索する場面も。屋内ではショットガンが役立ちそうです。
終盤には赤いボディのクレイドルが出現。どうやらボスとの一対一のバトルになるようです。ステージ3最大の難所となりそうですね。