2月1日に行われた星街すいせいさんの武道館ライブ“SuperNova”は強烈な印象を残して終幕を迎えました。
そこで発表された新曲『Orbital Period』はファンに向けたメッセージソングとしても話題を呼びました。また同日夜には、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』の挿入歌となった『もうどうなってもいいや』の配信も開始されています。
そこで発表された新曲『Orbital Period』はファンに向けたメッセージソングとしても話題を呼びました。また同日夜には、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』の挿入歌となった『もうどうなってもいいや』の配信も開始されています。
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この記事ではそんなホロライブのオリジナルソングMVを中心に、2025年の正月から節分までの期間を振り返ってみたいと思います。
ホロライブのオリジナルソング
VTuberグループのホロライブが現在持っている特徴として、オリジナルソングの圧倒的な多さが挙げられるでしょう。
2025年に入ってからも多くの曲がリリースされ、個性豊かなMVもYouTubeなどに配信されています。
TikTokなどを含めてダンス動画へ波及することも多いこれらの楽曲をMVで振り返ってみたいと思います。
【MV】みっころね×やってやんよ!! / さくらみこ&戌神ころね (official)
正月早々の1月2日、“みっころね24リターンズ”に合わせてMVがリリースされたのが、『みっころね×やってやんよ!! 』です。
楽曲自体は2024年12月に発表済みで、MVがこのとき初めて登場となりました。さくらみこさんと戌神ころねさんのユニット“みっころね”節が全開の一曲です。
IOSYSさんによるノリの良い楽曲に加え、Kanauruさんによって「完全無欠なショータイム」が表現されたMVも必見です。
【MV】ABOVE BELOW -Far East Remix-【ホロライブEnglish -Justice-】
1月2日(日本時間)にアップされた、ホロライブEnglish“Justice”による『ABOVE BELOW -Far East Remix-』です。
こちらは、エリザベス・ローズ・ブラッドフレイムさん、ジジ・ムリンさん、セシリア・イマーグリーンさん、ラオーラ・パンテーラさんの4人組同期ユニット“Justice”が2024年6月にデビューした際に引っさげてきたデビュー曲のアレンジ版になります。
原曲は400万再生を超える人気曲になりましたが、これを山下洋介さんが彼女たちのお正月衣装の実装に合わせて“極東風”にアレンジした一曲となります。
Our step/角巻わため【original】
角巻わためさんによる『Our step』は前年に発表された曲ですが、MVは1月5日に公開されました。
「歩いてきた5年間を大切にしつつ、まだまだみんなと一緒に前に進んでいきたい!これからもよろしくね!」。MVのコメント欄にあるわためさんの言葉は、まさにこの曲が登場した理由園ものに読めますね。
新年早々にアップされたことや、MVの最後に「次のステージ」を想起させる点も含め、わためさんからの決意表明のようにも感じました。
【MV】雨トキメキ恋模様 / いろはにほへっと あやふぶみ【リリース記念グッズ発売中!】
1月7日には、アニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』の主題歌となった『雨トキメキ恋模様』が登場。
白上フブキさん、百鬼あやめさん、大神ミオさんの3人組で構成されるユニット“いろはにほへっと あやふぶみ”の曲になります。
作詞・作曲・編曲を“すりぃ”さんが担当しています。
ブレイブリーダンス/アニメ「外れスキル《 #木の実マスター 》」OPテーマ/雪花ラミィ×アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ【オリジナル曲】
1月8日に配信された『ブレイブリーダンス』はホロライブ単独の曲というわけではなく、ソニーミュージック所属のVTuber・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノさんと、ホロライブの雪花ラミィさんによるコラボ曲。
アニメ『外れスキル《木の実マスター》 ~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~』のオープニングテーマです。
作詞・作曲・編曲はキノシタさんが担当したノリノリで楽しい一曲です。JRPGを意識したMVもかわいらしくてオススメです。
【Original】Countach/轟はじめ【Official MV】
そして1月11日には界隈に衝撃が走る一曲が登場しました。轟はじめさんによる『Countach』(カウンタック)です。
こちらは、はじめさんによる本格的なオリジナルソング(初めてのオリソンとする向きもあれば、『BANCHO』に続く曲という解釈もあります)。
ダンスの振り付けを自ら担当されており、3Dの体のメリットをフルに発揮して、映像と歌のシナジーで新たなファンを掴み取る曲になりました。
記事執筆時点で170万再生を超える反響で、さらに伸び続けているのも納得の出来映えです。
ワンダーフューチャー!/白上フブキ feat. 大神ミオ,猫又おかゆ,戌神ころね(Original)
1月15日に登場したのは、白上フブキさん、大神ミオさん、猫又おかゆさん、戌神ころねさんの“ホロライブ・ゲーマーズ”による『ワンダーフューチャー!』。
白上フブキさんの1stアルバム『FBKINGDOM “Blessing”』に収録された曲で、ゲーマーズのメンバーそれぞれへの愛が詰まった一曲に仕上がっています。
HaるさんによるMVも仲良しで元気いっぱいな彼女たち“らしさ”を表現した素敵な仕上がりとなっています。
【Original Song MV】メトロポリス (metropolis)【Ayunda Risu】
続いて紹介するのは、1月17日に公開されたホロライブ・インドネシアのアユンダ・リスさんによるオリジナルソング『メトロポリス (metropolis)』。
普段の愛らしい“リスちゃん”と、オトナの歌声で輝く“アユンダさん”のギャップで知られるホロライブ屈指の本格派シンガーです。
獅子志司(しししし)さんの作詞・作曲でその歌声の魅力が存分に引き出されており、なぜ彼女が“アユンダさん”とホロリスから一目置かれるのかも「聴けば納得」の一曲となっています。
沙花叉クロヱ MV - 混ざる鈍色
『混ざる鈍色』は配信活動終了と卒業ライブを目前に控えていた沙花叉クロヱさんが公開したオリジナルソングになります。
作詞・作曲の双方をクロヱさん自らが担当しました。特に人間味がこぼれ落ちるような歌詞が印象的な一曲ですね。
またクロヱさんは、期間限定のメンバー限定動画として、『RUNRUNRUN』もリリースされています。
ビーナスバグ / 星街すいせい(official)
1月22日に発表された星街すいせいさんによる『ビーナスバグ』のMVは大きな話題を呼びました。
すいせいさんはこのMVについて「自分はいるんだけど、いない」とおっしゃるように、“星街すいせい”そのものは確かにいません。
ただ、実写で進んでいく動画には確かに「いる」と感じさせられます。
一度聴いた方は、川谷絵音さんが作った歌の力と、すいせいさんによるパワーの合わせ技で、「渋谷5時〜♪」と歌い出してしまうはず。
Colorful Universe / 大神ミオ (official)
1月26日には新衣装の発表と共にアナウンスされた大神ミオさんの新曲『Colorful Universe』が登場しました。
作詞・作曲・編曲は伊藤和馬さん。「カラフル」という言葉どおり、色とりどりのミオさんが登場するMVが印象的ですね。
イラストレーターの“のり恋”さんはVTuberとしての体をお持ちで、「とんでもないお方と仕事をしました【ホロライブ】」という動画をアップされています。
イラストに込めた意図などに加え、「YAGOOさんと自分の名前が並ぶ契約書」に感動する話など微笑ましい内容がファンの間でも話題になりました。
沙花叉クロヱ MV - 光あれ
1月26日に行われた卒業ライブに際して発表されたのが、沙花叉クロヱさんによる最後のオリジナルソング『光あれ』です。
クロヱさん自らによって綴られた詞は、まさにファンへのメッセージが詰まっています。
「僕らに光あれ」の結びに至るエモーショナルな曲調とともに、ファンの記憶にずっと残る曲となることでしょう。
【アニメーションMV】パペット - Omaru Polka(Original)【尾丸ポルカ】
1月30日の生誕祭で発表された尾丸ポルカさんのオリジナルソング『パペット』です。
作詞・作曲・編曲は『初音ミクの消失』などで知られる、cosMo@暴走Pさん。
ライブではパペット(人形)という言葉をまさに想起させるユニークな振り付けも印象的でしたが、MVは疾走感を感じさせる構成です。
ポルカさんの声質とcosMo@暴走Pさんならではの曲調が合わさり、視聴後は不思議な感覚に囚われるはず。
WataAme Pop/角巻わため【original】
MVの“わためいと”たちが可愛すぎる、角巻わためさんの『WataAme Pop』のMVは2月1日に公開されました。
楽曲自体は前年に発表済みですが、MVに乗っかるとまた違ったイメージが喚起されますね。
軽妙洒脱なポップソングに隠された、ファンならわかる“小ネタ”の多さもこのMVの魅力でしょう。
Orbital Period / 星街すいせい(official)
2月2日、武道館ライブの直後にアップされた星街すいせいさんのオリジナルソング『Orbital Period』です。
まごうことなき“星詠み”へのメッセージソングです。
「推しが夢をかなえる瞬間を目撃する」という特別な経験をした星詠みたちの脳裏に刻み込まれる特別な一曲となりました。
“歌ってみた”も続々と
この記事はオリジナルソングのMVを中心に紹介しましたが、カバー曲、つまり“歌ってみた”のMVも多数アップされています。
網羅しようとするととてつもない分量になってしまいますので、2曲だけ紹介しておきます。
【歌ってみた】チーム友達 【hololive English -Advent-】
1月18日にアップされた、ホロライブEnglish“Advent”による『チーム友達』のカバーは、本人たちも「予想していなかった」と驚愕する反響を呼びました。
シオリ・ノヴェラさん、古石ビジューさん、ネリッサ・レイヴンクロフトさん、フワワ・アビスガードさん、モココ・アビスガードさんの5名によるクセになるラップソングです。
PUGSON MORIさんによるイラストも印象的です。
ビジューさんによると、この曲を提案してきたのは「マネちゃん」だったそうですが、よく思い付いたと感心させられる組み合わせですね。
【cover】サマータイムレコード/ 秘密結社holoX【#SSholoX】
ラプラス・ダークネスさん、鷹嶺ルイさん、博衣こよりさん、沙花叉クロヱさん、風真いろはさんによる“秘密結社holoX”にピッタリの歌詞を持つこの歌が、クロヱさんの配信活動終了とともに残されることになりました。
1月26日に行われたクロヱさんの卒業ライブのあとにアップされました。
いまさら多くを語る必要はないでしょうけれど、こうした歌が思い出と共に残ることは、ひとつの幸せなのだとも思います。寂しいですけどね。
今年もホロライブは音楽と共に
「アイドル」という雑な言葉で括られがちなホロライブですが、それぞれのタレントの方向性は異なっており、また変化していくものもであります。
昨年は特にそれぞれのアーティストとしての“仕掛け”も印象的でしたが、今後も白上フブキさんのソロライブや、6thフェスなど大型のイベントも控えます。
まだ発表されていないイベントもあるでしょうし、それぞれの目標に向かって走るホロメンたちから新たな音楽が発信され続ける1年となることでしょう。
今後も引き続き、彼女たちが見せる輝きを拾っていければと思う次第です。
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