電撃オンライン

工画堂スタジオ朗読劇『物語の魔法屋』声優・上村祐翔(師匠役)インタビュー。結末を見終わったあともすごく気になる魅力的な作品になる【5/18公演】

文:電撃オンライン

公開日時:

最終更新:

 工画堂スタジオ×インクストゥエンターが初のタッグを組んだ制作参加型の朗読劇プロジェクト『物語の魔法屋』が2025年5月18日に公演されます。

 本記事では『物語の魔法屋』の店主・ストーリーテラーである師匠役の声優・上村祐翔氏に行ったインタビューをお届けします。

[IMAGE]
▲上村祐翔氏。師匠役のほか、『きのこいぬ』(ほたる)、『シャドウバースF』(天竜ライト)、『100万の命の上に俺は立っている』(四谷友助)、『文豪ストレイドッグス』(中島敦)などを演じられています。
[IMAGE]
 なお、チケットのオフィシャル先行(抽選)は4月9日まで。お見逃しなく!

◆オフィシャル先行(抽選)
受付期間:受付期間:4月4日(金)12:00~4月9日(水)23:59

「師匠」はすんなり入り込めて演じやすいキャラクター【物語の魔法屋インタビュー】


今回、ストーリーテラーである「師匠」を演じられたのですが、師匠の設定や立ち絵を初めてご覧になった時の印象はいかがでしたか?――

 身にまとっているものだったり、外見の雰囲気が柔らかい印象がありました。

 「師匠」のキャラクターの説明もいただいて、そのときに姿は若いけど何百年も生きているということで、ちょっとミステリアスな雰囲気がありつつも、そこに寄り添えるような優しさとか、みんなと一緒に作品を作っていくまとめ役的なキャラという意味で、柔らかい空気感を持っていけたらなと思いました。

[IMAGE]

 いただいた解説のほかにSNSも拝見して、そこでも「弟子」たちに問いかける感じなど参考になる部分がたくさんありました。立ち位置としては珍しい描かれ方かもしれないですが、僕としてはすんなり入り込めてすごく演じやすかったです。

朗読劇がこれから始まるというドキドキ感、そわそわ感を僕の師匠の声で高められたらいいな【物語の魔法屋インタビュー】


――実際に「師匠」を演じてみて、印象が変わったりした部分はありましたか?

 大きく印象は変わっていないんですが、基本的にはそんなに感情の起伏が激しいわけではなく、常にどこか微笑みを浮かべているような、そういう雰囲気でやっていきました。でもやっぱり弟子が来てくれたこと、この朗読劇が開催されるっていうことに関しては、どこかしら嬉しい気持ちは絶対にあると思うんです。

 そういった部分だったり、魔道具の説明をしてたりするところは、自分なりに少しだけテンションを上げて演じてみました。かなり細かいところなんですけど、感情の揺れの部分で、少しテンション上がってるのかなみたいなところを感じていただけるようにしています。

[IMAGE]

 朗読劇を観るにあたって、これから始まるんだっていうドキドキ感もありつつ、どんな感じなんだろうっていう、ソワソワする部分があると思うんですけど、そういう空気感が少しでも皆さんに伝わればいいなと。

 これから始まるんだよっていうことが僕の師匠の声で高められたらいいなと思って、それを自分でも感じつつ演じられたかなと思います。

点となる情報が、どうやって線として結びついて行くのかという楽しみがある【物語の魔法屋インタビュー】


――今回の『物語の魔法屋』プロジェクトですが、師匠の導きのもとお客様アンケートを行い、その結果が脚本やキャラクターデザインに落とし込まれていくという“制作参加型の朗読劇”となっています。この企画についてどういった印象を受けましたか?

 取り組みとしてすごく面白いと思いました。

 基本的に朗読劇を観るとき、とくにオリジナルの朗読劇って多少あらすじがサイトに書いてあったりとか、一応それは頭に入れて観に行くけど、ほぼゼロに近い状態で観ると思うんですよ。

 でもこの『物語の魔法屋』は、知っている点となる情報がどうやって線として結びついて行くのか、という楽しみがあるので、今までとは違った聴き方ができるんだと思います。そういう意味でも新鮮な体験を皆さんにしてもらえるんじゃないかな、すごく面白いなと思いました。

結末を見たあとでも、もうひとつの結末が気になる。それが次につながっていったらいいな【物語の魔法屋インタビュー】


――それでは、最後に公演を楽しみにしている「弟子」の皆様に一言お願いします。

 僕はあくまで「師匠」として、ある種のストーリーテラーとしての役割なので、始まりと終わりの締めの部分を担当させていただいています。

 これだけ皆さんと作ってきた物語ですし、生で演じられるお三方もより一層気合を入れて、それぞれの役をこだわって演じられると思うので、僕自身もどんな作品が完成するか楽しみです。

 最後の結末の部分も、会場にいる方だけで決定するということで、本当にその場でしかないものになると思います。そして結末を見たあとになっても、あそこでこっちを選んでたらどんな描かれ方だったんだろうって、すごく気になると思うんですよね。

[IMAGE]

 それがその次につながって、また見たいっていうふうに思っていただける、そんな魅力的な作品になるんじゃないかなって僕個人としては思ってます。

 収録のために細かい設定もいただいたので、いつか番外編で、どう師匠になったのか? みたいな過去編のようなものも見られたらなと思います。それによって僕もより一層「師匠」に対しての理解度も上がっていきますし。

 皆さんの応援がきっとそれを支えてくれると思うので、ぜひぜひ作品にどっぷり浸かっていただければなと思います。

朗読劇『あなたと紡ぐ朗読劇 物語の魔法屋 -月明かりの迷い子たち-』公演概要


公演名 :あなたと紡ぐ朗読劇 物語の魔法屋 -月明かりの迷い子たち-
公演日時:2025年5月18日(日)
昼公演:開場14時00分、開演14時30分
夜公演:開場17時30分、開演18時00分
会場:
科学技術館 サイエンスホール
出演:浦和希(柊役)、永野由祐(藍役)、廣瀬大介(浅葱役)
声の出演:上村祐翔(師匠役)
脚本:岩井恭平
メインテーマ曲:未来古代楽団


◆オフィシャル先行(抽選)
受付期間:受付期間:4月4日(金)12:00~4月9日(水)23:59

BAR inf×『物語の魔法屋』コラボバー概要

[IMAGE]

 BAR infとのコラボバーの実施が決定。コラボ仕様の店内で「師匠」「柊」「藍」「浅葱」のイメージカクテルが楽しめます。

 キャラクターのイメージカクテルは一杯1,500円(税込)で提供されます。(ノンアルコールも提供可能)

[IMAGE]

『あなたと紡ぐ朗読劇 物語の魔法屋 -月明かりの迷い子たち-』×inf
開催日程:2025年4月4日~2025年5月30日
Inf公式サイト
※来店時はInf公式サイトからの予約推奨です。

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります