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東京ゲームダンジョン8:気になるインディー13選(カード/パズル/ユニーク系)。タンスに足をぶつけて大ダメージを狙う、マイクに叫んで異形から逃げるなど怪作も。デッキ構築系は差別化の波【電撃インディー#989】

文:電撃オンライン

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 5月4日に開催されたインディーゲームの展示会“東京ゲームダンジョン8”。293の団体が東京都立産業貿易センター 浜松町館 2階・3階展示室でオリジナリティあふれるさまざまなゲームを出展しました。その中からとくに気になったタイトルを紹介します。

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 東京ゲームダンジョンは国内の個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲーム(インディーゲーム)の展示会です。

 出展者は手頃な料金と充実した設備で、自作ゲームの魅力を来場者に伝えることができ、来場者は会場でゲームを試遊・購入したり、開発者と交流したりできます。

 この記事では最近のトレンドともいえるカード系(デッキ構築ローグライト)や、気軽に遊べるパズル系を中心に、どんなジャンルに分類すればいいのかわからないような、いい意味でインディー魂にあふれるユニークなゲームをセレクト。『スレスパ(Slay the Spire)』などで知られるデッキ構築ローグライトは、大枠の構造となるフレーム自体が優れたジャンルだけに、各開発者ならではの独自性の味付けが重要となり、差別化の波が来ていることを感じました。

 なお、電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

ドレス・ザ・デュエル【UgokuWareブース】


 『Dress the Duel(ドレス・ザ・デュエル)』は、カードが衣装となり、着せ替えで戦う、ローグライクデッキ構築ゲームです。重ね着だけでなく、あえて戦略的に脱衣することが勝利につながることも!?

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 かわいいキャラ&衣装で見た目的にも非常に楽しいローグライクとなっています。
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メンヘラリウム【テスカトリポカブース】


 メンヘラな女の子は好きですか?

 『メンヘラリウム』は超メンヘラな女の子に監禁され、血を賭けたチンチロを行うデッキ構築ローグライトゲームです。

 女の子は血を奪うために理不尽な条件を設定して勝負を挑んできます。サイコロの出目を改造したり、ときにはイカサマをしながら、チンチロに勝ち続けて生き残りましょう。

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Dialoop(ダイヤループ)【株式会社バイキングブース】


 『Dialoop』は3対1に分かれて戦う非対称型オンライン対戦パズルゲームです。

 ブロックは3つ以上揃えれば攻撃でき、相手のHPを削り切った側が勝利というルール。3人側は1人ずつ行動して揃える必要があるので、いかに協力できるかがカギになります。1人側は3回分行動できるので一見有利に見えますが……。

 条件によってブロックが変化したり、一定数揃えることでスキルを発動できるので、パズルのうまさだけで勝敗が決まらないのもおもしろいところ!

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フルーツマウンテン パーティ【ビサイドブース】


 フルーツをくっつけて大きくする3Dパズルゲーム『フルーツマウンテン』の新作『フルーツマウンテン パーティ』が出展。

 お皿から落ちないようにフルーツを投げ入れて積み上げましょう。同じ種類のフルーツをくっつけると大きなフルーツに変化するので、投げる場所も重要に。ひとりで遊べるシングルプレイモードや最大4人でオンライン対戦も可能です。

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 また、簡単3Dアクションゲーム『ホロライブごろごろマウンテン』も出展されていました。

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One Turn Kill【電電ブース】


 『One Turn Kill』は、1ターンで敵を倒すというシビアな制約を設けたPvE型カードゲームです。

 20枚という限られた枚数で組んだデッキの中で、以下にドローするか、そして1ターンで敵を倒すためにどのような方法をとるか。制約があるゆえにデッキ構築の工夫しがいがありますし、緊張感を持ってプレイできます。
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アルファ・キューブ【切り札シリーズブース】


 ローグライク×カードバトルゲーム『アルファ・キューブ』が出展。ダークなSFの世界を舞台に少女が戦います。機械の敵もいれば、悪魔っぽい敵もいる。まさにSFな世界感。

 戦闘に使用できるカードは300種以上もあり、戦略性は抜群。エフェクトもカッコよく、見て楽しい、プレイして楽しいゲームです。

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ACID FOOT(アシッドフット)【のへもんブース】


 タンスに足の小指をぶつけて悶えた経験。誰にでもあるのではないでしょうか。それをゲームに落とし込んだのが『ACID FOOT(アシッドフット)』です。

 本作の目的はどれだけ強い痛みを出せるかにあります。足の形をしたコントローラーを操作してゲーム内の足を操り、最高速度や加速力を上げるアイテムを集めて勢いをつけてタンスにアタック。ぶつけた箇所とスピードによってスコアを競います。

 同じぶつけるにしても勢いがついている方が痛みは強いですよね。でも現実だと嫌。それならばゲームで体験するのがいいかも。

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デンシライフ2【マインドウェアブース】


 パーティクル(微粒子)の動きによって表現される生命体を操作して、ミッションで指示された写真を撮影するアクションゲームです。

 シンプルな操作が楽しめるだけではなく、苦手なミッションがあればスキップも可能。やりたいところだけプレイできるシステムも素晴らしいです。

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MustScream【よんゲームブース】


 『MustScream』は、マイクに向かって叫ぶと走れるマイク入力を使用した1~4人用のオンライン協力型ホラーゲームです。

 操作はキーボードで行いますが、走るには叫ぶしかありません。走れないと異形の怪物がはびこる廃病院から脱出するのは難しいかもしれません。

 喉を犠牲にしてでも走り続けて追われる恐怖に打ち勝ちましょう。
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一分通学【Penguin Gamesブース】


 『一分通学』というタイトルで予想できた人もいるのではないでしょうか。本作は学校に到着するまでの時間を競う2Dアクションゲームで、タイムはリアルタイムで計測されます。

 通学路には、さまざまな敵や障害物があり、どんなルートを進むかはプレイヤー次第。ちなみに主人公は遅刻ギリギリまで寝ていたので朝ごはんを食べる余裕がなかったので、道中にある食べ物を食べるとスコアがアップします。

 タイムも意識しながらできるだけ高いスコアを狙いましょう。

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ACTION GAME MAKER【株式会社Gotcha Gotcha Gamesブース】


 『アクションゲームツクール』シリーズ最新作『ACTION GAME MAKER』が出展。

 Godot Engineを採用しており、プロレベルの機能をプログラミング無しで利用可能。すべてを作る必要はなく、サンプル素材を使って気軽に試せるので、情熱と想像力さえあれば2Dアクションゲームが作れます。

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くるくる回そう!方向幕コレクション for Nintendo Switch シリーズ【株式会社カエルパンダブース】


 電車の車両で行き先を表示するシステムを見たことがある人は多いと思います。そんな“方向幕”を忠実に再現した『くるくる回そう!方向幕コレクション for Nintendo Switch』(幕コレ)が出展。

 現在、『近畿日本鉄道編 part1 近鉄奈良線』、『近畿日本鉄道編 part2 近鉄大阪線・名古屋線』、『西武鉄道編 part1 西武新宿線』、『阪神電気鉄道編』が配信されており、好きな車両や“方向幕”を切り替えて楽しめます。

 5月29日には『西武池袋線編』も配信予定です。

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