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『デジモンストーリー タイムストレンジャー』先行レビュー&感想。デジモン密度が濃すぎる街の探索とギミック満載のボス戦が楽しい!

文:Ak

公開日時:

 10月2日にPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(STEAM)で発売予定(STEAMは10月3日発売)の『デジモンストーリー タイムストレンジャー』の先行レビュー記事をお届けします。

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 今回プレイできたのは開発中のデータとなっており、プレイ時間は約30分ほど。“セントラルタウン”の探索とボスバトル、デジモンの育成要素などが体験できました。

探索:多種多様なデジモンが暮らすデジタルワールドを探索可能【デジモンストーリー タイムストレンジャーレビュー】

 探索できたのは、デジモンたちが暮らすデジタルワールド・イリアスの中央都市である“セントラルタウン”。

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 くわしい経緯は不明ですが、主人公と仲間の御園イノリ、イノリのパートナーデジモンであるアイギオモンとともにセントラルタウンに到着! どうやら、初めてデジタルワールドを訪れたところのようです。

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 街中には、多種多様なデジモンたちが暮らしています。デジモンたちはそれぞれ日常生活を送っており、幼年期のデジモンたちが追いかけっこやかくれんぼをしていたり、ズドモンが鍛冶仕事をしていたりとバリエーションが豊か!

 遠景には飛行しているデジモンもいて、とにかくタウン内の人口密度――ではなく“デジモン密度”が高いです。ちなみに、街中に登場するデジモンたちは、基本的にすべて育成などで仲間にできるとのこと。どんなデジモンと出会えるのかタウンをぶらつくだけで楽しみになります。

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 セントラルタウンにはショップも用意されており、消費アイテムやスキルなどを購入できます。どうやら、ここが冒険の拠点になるようですね。

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 探索時は、デジモンに“デジライド”することで素早く移動可能。今回の新要素ですね。試遊ではガルルモンやグレイモンにデジライドできました。成長期のデジモンにはデジライドできないようですが、成熟期以降の特定のデジモンであればデジライドが可能なようですね。デジライド時はシンプルに移動速度が速くなるので、探索に便利。
 
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 セントラルタウンを進んでいくと、ぺガスモンに乗って別のエリアに到達できました。

 そのエリアではデジモンたちが歩き回っており、触れるとバトルが発生! なお、デジアタックで先制攻撃をすると有利な状態で戦闘に突入できます。

育成:条件さえ満たせば簡単に進化&退化が可能! スキルの付け替えも手軽【デジモンストーリー タイムストレンジャーレビュー】

 『デジモン』でお馴染みの進化&退化ももちろん健在。条件さえ満たしていれば、デジヴァイス画面(メニュー)からいつでも簡単に進化&退化が可能です。

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 進化or退化先のデジモンは最初はシルエット表示ですが、一度そのデジモンを仲間にしていると詳細が明らかになります。とはいえ、シルエット表示でも『デジモン』にくわしいプレイヤーであればどんなデジモンに進化するのかわかりそうですね。

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 お馴染みの演出とともにゴマモンがモジャモンに進化! 進化時にデジモンはレベル1になるので要注意です。ただし進化時に大きくパワーアップするので、レベル1であってもそこそこ戦えるようですね。

 進化させたデジモンは、条件さえ満たしていればまた退化させることもできます。あるていどは気楽に進化&退化ができそうで、育成の自由度も高そうです。

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 デジモンにはディスクをセットすることでスキルを使用可能。もちろんデジモン固有のスキルもありますが、付け替え可能なスキルが豊富なので、幅広いカスタマイズが可能になっています。状況に応じてスキルを付け替えるのがよさそうですね。なお、スキルを習得できるディスクはセントラルタウンで購入できました。

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 デジモンは“コンバート”することで仲間に加入。野生のデジモンを倒すことでスキャン率を上げて、100%以上にするとコンバート可能に! スキャン率は最大200%までためられて、多くなるほどコンバート時にボーナスがあるようです。とくに何か特別な行動をしなくても倒すだけでスキャン率は上がるので、デジモンを集めるのはお手軽ですね。

バトル:ボス戦はギミックが重要に!? 助っ人デジモンが超強い【デジモンストーリー タイムストレンジャーレビュー】


 バトルシステムはRPGとしては比較的スタンダードな作りで、初見でもわかりやすいです。実際、同行した『デジモンストーリー』シリーズ初プレイのスタッフも、さほど戸惑うことなくプレイできていました。ウイルス・データ・ワクチンの種族ごとの3すくみの相性、および属性相性がかなり重要になる印象。

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 デジモンはそれぞれのターンがくるたびに、デメリットなしで控えのデジモンと交代可能なので、基本的には相性有利のデジモンを戦わせることが重要!

 ちなみにバトルには 5倍まで段階的に切り替えられるの倍速機能が付いており、5倍にすると戦闘演出がスキップされます。倍速機能のおかげもあって、バトルは非常にスピーディーで快適です。現代にあわせた進化点のひとつです。

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 今回の試遊では、ボスであるパロットモンと戦うこともできました。オウムのような姿の巨大なデジモンです。アニメ『デジモン』シリーズでも敵役として登場することも多いデジモンですね。

 爪を使った強力な攻撃のほか、電撃を発生させる攻撃も繰り出してきます。

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 このボス戦には事前にかなり育成された状態のセーブデータで挑みましたが、それでもなおパロットモンの耐久力が高い! しかも時間経過で雷が落ちてくると、こちらにはダメージを受けるのに対して、パロットモンは回復してしまうのがやっかいです。

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 パロットモンはあるていどダメージを与えると、羽をたたんで大技の準備をしてきます。この状態になったら、部位を選んで攻撃することが可能に! どうやら、頭を攻撃すると大技を中断させることができる模様。高火力のスキルで狙うのも有効ですが、全体攻撃スキルで狙って他部位と同時に攻めるのもアリですね。

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 パロットモンはワクチン種なので、データ種のデジモンたちが好相性。とくに一撃の威力が高いスキルを持つタンクモンは活躍してくれました。ボスに苦戦する場合は、相性のいいデジモンを育成してパーティに加えてから再挑戦するのもアリかもしれません。

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 あるていど戦っていると、助っ人としてセントラルタウンの長であるメルクリモンが参戦! 圧倒的な火力でパロットモンの体力を削ってくれました。パロットモンがタフすぎて倒しきれるか不安でしたが、メルクリモンのおかげで形勢逆転!

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 パロットモンとの戦闘では、条件を満たすことで“X-Arts(クロスアーツ)”も発動できました。“クロスアーツ・フィールド”が発動すると主人公が武器を構えて味方を援護! 味方全体のステータスがアップしました。一気に攻勢をかけたいときに使えそうです。

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 短時間のプレイではありましたが、『デジモンストーリー』シリーズらしい探索とバトルが体験できた今回の先行プレイ。まだまだ進化ルートの種類など見てみたい要素が盛りだくさんなので、今から10月2日の発売日が楽しみですね!

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