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≪電撃の新文芸賞≫初の受賞作『明けの空のカフカ』本日7月17日発売。全ての世代に伝えたいジュブナイル冒険小説

文:電撃オンライン

公開日時:

 KADOKAWAのWEB発エンタメノベル・電撃の新文芸より、新刊小説『明けの空のカフカ』が本日7月17日(木)に発売されました。

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全ての世代に伝えたいジュブナイル冒険小説『明けの空のカフカ』が本日7月17日発売!


電撃小説大賞で新たに創設された≪電撃の新文芸賞≫初の受賞作!

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 KADOKAWAが次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的に主催している“電撃小説大賞”。第31回目は全3,819作品の応募がありましたが、同賞で今回から創設された≪電撃の新文芸賞≫を受賞したのが、本作『明けの空のカフカ』です。

 本作は老人ばかりの隔離された浮遊洞窟で暮らす主人公・カフカがとあるきっかけで外の世界に旅立つストーリー。

 一見理不尽に思える大人からの言いつけに葛藤する場面や、祖父の遺した飛行機で空に飛び出す自由な冒険や、初めての同年代の友達との温かな交流が10代少女の視点から描かれます。冒険を通して主人公が人として成長する過程は、特に学生にとって共感を覚える内容です。

 さらに主人公の周りには、彼女を心配し手助けする大人のキャラクターも多数登場し、彼らを通して大人だからこそ理解できる感情も体感できます。

 児童文庫から一歩ステップアップしたい学生や、子どもと一緒に作品を読みたい大人の方まで幅広く楽しめる作品です。

■書誌情報
『明けの空のカフカ』
著者:水品知弦
イラスト:森沢晴行
定価:1,485円(税込)
ISBN:9784049162639

【初回生産限定】
初回生産限定でクリア素材のオビが巻かれています。透明感抜群で物語にマッチする仕様、ぜひ書店さんでお手に取ってください!

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あらすじ


 君の人生の全てが尊い冒険だ――少女はいざ、空の広さを知る旅へ!

 カフカは空が見えない浮遊洞窟内にある老人ばかりの村で暮らす唯一の子ども。外の世界に憧れを抱きながらも、村に縛られる日々を過ごしていた。

 ある日、地上からの来訪者・ハヤテが現れる。なんと彼は、ヒトとは違う犬の特徴を持つ獣人だったのだ。ハヤテの語る刺激的な地上の話に感化されたカフカは、ついに村人たちの反対を振り切り――亡き祖父が遺した飛行機〈コチ三〇六〉を駆り夜明けの空へと飛び出していく!

 温かく見守ってくれる大人たちや同世代の友達と出会い成長するカフカは、やがてこの世界のヒトたちの間に起こった悲しい過去を知ることになる。だけどカフカは飛ぶことをやめない、知ることを諦めたりしない。だって――私たちの人生の全てが冒険なのだから!

 国内最大規模の公募型小説賞“電撃小説大賞”が贈る、全ての世代に伝えたい感動のジュブナイルアドベンチャー!

応援コメントが続々到着!


 電撃の新文芸で活躍中の作家さんから応援コメントが届いています。

■一分咲(「無能才女は悪女になりたい~義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない~」著者)

 まるで色鮮やかな映画に入り込んだみたいに、世界の全てがキラキラ輝く物語。

 素直でまっすぐで元気いっぱいなカフカが本当にかわいくて眩しい! 彼女を取り巻く人々もみんな素敵! 優しさに溢れた冒険譚です。

■坂(「ある魔女が死ぬまで」著者)

 カフカを見守る大人たちの言葉が深く胸に刺さりました。鮮やかな風景と繊細な心理描写が、夏の空へと飛び立つ少女の姿を鮮烈に浮かび上がらせます。王道でありながら高い完成度を誇るジュブナイル小説です。

■結城涼(「物語の黒幕に転生して」著者)

 空の蒼と平原の緑、そして夏の香りを感じる物語です。一夜の偶然からはじまったカフカの旅。いつのまにか彼女が過ごす日々に引き込まれ、外の世界の煌めきを浴びて成長していく姿をまぶしく感じました。

 気が付くと、彼女と一緒に風を捕まえにいきたくなる――――そんな物語を、皆さんも堪能してみてください。

著者インタビュー公開中!


 『明けの空のカフカ』刊行を記念して、電撃オンラインにて著者・水品知弦さんのインタビュー記事を本日公開しました。

インタビュー内容を一部公開

Q:『明けの空のカフカ』のプロットをどう固めていったのかお伺いしたいです。

A:【水品先生】“女の子がモコモコした人類と出会う”というアイデアは中学生のころからあって、今回応募するにあたり、1冊にまとまりそうな内容としてこの話を選びました。元々構想にあったものから規定文字数に収めるためにイベントを厳選し、誰に何を伝えたいかを一番に考えました。


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