HoYoverseが配信するオープンワールドRPG『原神』。新たな地域“ナド・クライ”での登場と実装が期待されるキャラクターの一人、ドゥリンについて語ります。
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いよいよ、新たな地域として、氷国スネージナヤの南端に位置する地方“ナド・クライ”が実装となった『原神』。
“ナド・クライ”では、現地の新キャラクターだけではなく、これまでに登場していたキャラクターの再登場や、NPCとしてのみ登場していた一部キャラクターが本格的にストーリーに関わるのが特徴にもなっています。今回はその中からドゥリンを紹介します。
ドラゴンスパインが生まれた原因に
ドゥリンは、アルベドの創造主でもある錬金術師レインドットによって生み出された魔龍・ドゥリンの人間としての姿です。
魔龍としてのドゥリンの登場は、モンドの東にある“ドラゴンスパイン”が実装されたVer.1.2アップデート(2020年12月)で、約5年前にまで遡ります。
錬金術師レインドットによって生み出されたドゥリンは、500年前にモンドを襲撃し、大きな被害をもたらしています。
事態を重く見たバルバトス(ウェンティ)は、風魔龍トワリンを召喚してドゥリンに対抗。
敗れたドゥリンは地表に落下し、周囲一帯の環境が変化し、“ドラゴンスパイン”と呼ばれる地帯ができた……という経緯がありました。
【新エリア紹介】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) December 11, 2020
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新エリア「ドラゴンスパイン」の雪山風景の一部を公開!#原神 #原神アプデ情報 pic.twitter.com/dQ5yx7o8eT
この時の戦いで、邪毒でもあるドゥリンの血を浴びてしまったことが、後にトワリンが正気を失いモンドの人々を襲うようになってしまった要因にもなっており、『原神』の世界においては、長らく邪悪な存在として認識されていた存在でした。
ドゥリンに対する印象がガラッと変わった、2024年の夏イベント
その認識が変わったのが、2024年の夏イベントだったVer.4.8“陽夏!悪龍?童話の王国!”でのストーリーです。
このイベントでは、魔女Mによって同じ名前をつけられたもう一人のドゥリンが登場。こちらのドゥリンも、世界に災厄をもたらす邪龍という配役を充てがわれていたのですが、ドゥリンは優ししい心をもっており、自らその消滅を願います。
しかしシムランカにおける勇者として招かれていた放浪者や旅人たちの手によって救われ、“ちびドゥリン”として生まれ変わることに。
実はシムランカは、ドゥリンを不憫に思った魔女たちが作り出した、ドゥリンが幸せになるための世界だったことも判明し、これまで完全な邪竜として扱われていたドゥリンという存在への見方がガラッと変わるようなストーリーが展開されていました。
【声優発表】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) July 27, 2024
ちびドゥリン CV 久川綾#原神 #原神4?8 #久川綾 pic.twitter.com/3Qhijv22XS
まさかここにきてドゥリンが絡むと思ってなかったこと、旅人ではなく放浪者が主人公のようなポジションだった意外性もあって、とくに印象に残っているイベントの一つになりましたね。
なお、その後ドゥリンは放浪者の相棒としてスメールに滞在していたようなのですが、アルベドが再登場した“魔神任務間章・背理”にて、モンドで旅人と再会を果たします。
バルバトスとトワリンに倒されたドゥリンが復活を遂げようとしているのを察知したアルベドは、ちびドゥリンをこの世界のドゥリンとして生まれ変わらせるという手段で、不死の存在であるドゥリンを殺すことに成功。
そうして人間として生まれ変わったのが、現在公開されている姿のドゥリンとなっています。
【声優発表】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) July 22, 2025
ドゥリン CV 小林千晃
「月の物語は…お母さんから聞いたでしょ?」#原神 #Genshin #ドゥリン #小林千晃 pic.twitter.com/JIgXscQu8w
今モンドにいるはずのドゥリンが、どのようにナド・クライのストーリーに関わってくるかは不明ですが、PVでは放浪者もナド・クライに来ていることが確定しています。
やっぱりドゥリンのストーリーには放浪者の存在は欠かせないと思うので、人間になったドゥリンと放浪者の再会が描かれると思うと、放浪者のリアクションも含めて楽しみです。
Ver.1の時代からお世話になっている“腐植の剣”
ここで余談を。ドゥリンが初登場したイベント“白亜と黒龍”では“腐植の剣”という星4武器が配布されていましたが、この“腐植の剣”はドゥリンの亡骸から作られているという設定があります。
当初は剣自体にも呪いがかけられていたのですが、アビスの汚染と同様に、旅人は剣の呪いを浄化する力も持っていました。そのため、最終的にアルベドから剣を託されることになります。
この“腐植の剣”、2020年12月のイベント武器なので実装はかなり古いですが、汎用性が高く今でも結構優秀なんですよね。
メインステータスが元素チャージ、武器効果で元素スキルのダメージと会心率を上げるという設置系のスキルをもつサポーターが装備するのに理想的な性能をしていて、自分はモチーフ武器をもってないのもあって、フリーナ実装時から現在までお世話になっています。
フリーナの使用頻度を考えると、『原神』に実装されている全武器の中でも相当貢献が高い武器で、最初期の配布武器が今でも強いのってなかなかすごいことだよなと改めて思います。
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すでに目に見えないところで、多くの旅人たちの旅を支えている(?)ドゥリンですが、ナド・クライ編ではかなりの確率でプレイアブルキャラとして実装されると思います。
現状判明しているのは炎元素の神の目をもっていることくらいですが、「ドゥリンの設定を考えるとアタッカーなのかな、でもアタッカー同士だと放浪者とは組ませにくいよな……」とか、いろいろ性能を妄想して実装を待ちたいと思います。