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ゲーム業界の闇を描く(?)サイコホラー『H9』出演声優解禁。ちょっとエッチな脱衣ジャンケンの勝利演出もチラ見せ【電撃インディー】

文:電撃オンライン

公開日時:

 “トキメキ脱衣ジャンケン”というかつて発売中止となった架空の美少女ゲームをプレイしながら、ゲームに隠された謎めいたメッセージや開発者たちの証言を追い、ゲームの真実を探っていく『H9』。その声優情報が公開されました。

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 この情報は9月15日に福井県あわら市のアフレアで開催されているインディーゲーム展示会“MINI DREAM SCAPE(ミニドリームスケイプ)”で発表されたものです。
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 本作は『かまいたちの夜×3』『428 封鎖された渋谷で』の製作に携わった長井知佳氏によるゲームクリエイター集団“Ge-saku”が製作。トライシステムのインディーゲームレーベル・WorldMapによるインキュベーションプログラムに採択され、パブリッシングが決定しています。



 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

『H9』出演声優情報が公開


 会場には、本作の企画・シナリオ・ディレクションなどを担当する長井知佳氏も来場していました。『H9』の声優情報が公開されていたほか、最新版の試遊も行うことができました。
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【『H9』出演声優】
大久保四子
カンザキカナリ
榎津まお
手塚りょうこ
富名腰明日香
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『H9』最新版ではバックログ機能やTIPS機能が追加。物語的にはゲーム流通に切り込むことも示唆?


 会場に展示された試遊版では、以前にも展示されていた脱衣ジャンケンパートをメインにプレイすることができました。恥じらいを感じられるボイス(ヘッドホンでプレイ)や脱衣演出もあいまって、オープンスペースで遊ぶのはちょっと恥ずかしい部分もありましたが、それはそれ(笑)。
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▲いい意味で20世紀末を感じさせるレトロ気味な演出。でも、そこがよい……!
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▲1回勝つだけでちゃんと脱衣。靴下を脱ぐとかじゃない、いさぎよさが素敵です。もう1回勝つと、さらに! そちらは今後のイベント試遊などで実際にお楽しみくださいませ。

 ノベルパート部分にはバックログ機能がついて文章を読み直しやすくなっていたほか、用語を解説するTIPS機能も追加。遊び心に飛んだ解説文も用意されており、寄り道要素として楽しめそうな出来栄えでした。

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 また、会場で配布された名刺の裏には、「ここから先はゲーム流通の話だ」という意味深なメッセージも。ゲーム開発の闇が描かれそうな『H9』ですが、ゲーム流通についても物語中で描かれそうな気配です。業界ネタも多そうな作品ですが、果たして?
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そもそも『H9』とは?


 20世紀末に発売中止となった、誰も知らない幻の美少女ゲーム。

 内容は低俗かつ粗悪で、誰もが「クソゲー」と断じる代物だ。

 だが唯一不可解なのは、後年の技術で強固に封印されたデータの存在。

 誰が、なぜ、こんなゲームを?

 プレイヤーは脱衣ジャンケン=“野球拳”を通してプロテクトを突破し、闇に葬られた真実に迫る。

 本作は、28年前の開発現場で起きた真相を追う、サイコパスホラーADVです。

ゲームパート(野球拳パート)


 “トキメキ脱衣ジャンケン”は、かわいいヒロインたちとの野球拳対決を楽しむゲーム。

 しかし、ただのジャンケンではない。駆け引きや特殊アイテムを駆使し、相手を攻略しよう。

 勝負に勝つたび、ヒロインは姿を変えていく?

ノベルパート(ストーリーパート)


 順調だったはずのゲーム開発現場が、ある出来事を境に異常なトラブルに見舞われ始める。

 27年前に未完成のまま消えたゲームを巡り、謎めいたメッセージや開発者たちの証言が次々と浮上する。

 “あのゲーム”に隠された真実とは――
[IMAGE]※本画像は開発中のゲーム画面です。製品版とは一部内容が異なる場合があります。

2つのパートによって描かれる、プロジェクトの一部始終


 明るく軽薄な“ゲームパート”と、開発の闇を綴る“ストーリーパート”。

 この二つのパートは交互に現れ、少しずつ噛み合わなくなっていく。

 最初は違和感だったものが、やがて取り返しのつかない狂気だったと気づいたとき、プレイヤーはもう逃げられない。

Ge-sakuについて


 ディレクターは長井知佳氏。代表作『かまいたちの夜×3』『428 封鎖された渋谷で』など。

 彼の下にベテランメンバーが集結し、インディーゲームならではの表現に挑戦している。

 『H9』がWorldMapインキュベーションプログラムに採択され、パブリッシングが決定。


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