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『テイルズ オブ ブレイカー』『グローランサー オルタナティブ』『えどたん』…何を選ぼう【もしガラケーゲームを復刻させられるなら?】

文:そみん

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 どうも、電撃オンライン編集長のそみんです。編集者として取材同行やゲームプレイにいそしむなかで、いろいろと面白いことや語りたいことにも出会うことも。

 そんな心に移りゆくよしなし事を不定期に徒然なるままに書き綴ります。趣味案件的な取材やゲームプレイも多々ありますが、これも編集長のお仕事なんです!? 

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 今回語るのは、電撃オンラインのオリジナル企画として実施中のG-MODEアーカイブス5.5周年アンケートについて(10月19日(日)23:59まで)。

 現行機で遊びたいフィーチャーフォンのゲームアプリを受付中なんですが……何に投票するか悩んでます!


 フィーチャーフォン時代には、さまざまな専用ゲームが生まれました。『みんなdeクエスト』みたいにメールというかブラウザで遊べるゲームもありましたが、2001年の503iあたりからですかね。往年のファミコンの名作シューティング『スターソルジャー』が携帯電話用アプリで出たあたりから、フィーチャーフォンでのゲーム展開が本格化していきました。

 その後、スマートフォンの普及によって、フィーチャーフォン専用ゲームは二度と遊べなくなっていったのですが、ここ数年は、Switchなどでの復刻も増えてきた印象です。

 さまざまなメーカーが復刻をしていますが、個人的に注目しているのはジー・モードによるG-MODEアーカイブス。まあ、ジー・モード自体、『フライハイトクラウディア』などフィーチャーフォンでオリジナルゲームを展開してましたしね。

 最近は『女神転生』や『ペルソナ』、『アーマード・コア』など、ジー・モード以外のフィーチャーフォンゲームも復刻されており、今後の展開に期待が高まるばかりです!

 そんなわけで、10月19日(日)までG-MODEアーカイブス5.5周年アンケートとして、復刻してほしいフィーチャーフォンゲームに関する投票を受け付け中なんですが……くっ、投票できるのが1作品だけって、難しすぎるでしょ!

 いまだに延々と悩んでいます。が、かなり候補が絞られてきたので、この記事を下記ながら、最終的にどの作品に投票するか決めていこうと思います。ああ、せめて3つまで記入させてほしかった!

テイルズ オブ ブレイカー


 バンダイナムコエンターテインメントの『テイルズ オブ』シリーズといえばコンシューマ作品としておなじみですが、フィーチャーフォンでも複数作品が展開されていました。

 『テイルズ オブ タクティクス』『テイルズ オブ コモンズ』『テイルズ オブ ヴァールハイト』『テイルズ オブ マテリアルダンジョン』……どれも好きですが、コンシューマライクでゲーム性やシナリオがしっかりしていた『テイルズ オブ ブレイカー』がイチオシですね。
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 攻略本+設定資料集『テイルズ オブ モバイル ザ・コンプリートガイド』をつくったのもよい思い出です。

グローランサー オルタナティブ


 そもそもアトラスの『グローランサー』シリーズは大好きなんですが、携帯アプリで展開された『グローランサー オルタナティブ』は『1』のイフストーリーを描くものでして。

【関連記事】
『グローランサー』15周年インタビュー。うるし原氏によるジュリアンやティピのサイン色紙も

 残念ながら序盤で未完に終わってしまったのですが、『ラングリッサー』でいう闇ルートのような感覚で帝国やヴェンツェルなどの仲間になるような、先が読めない雰囲気となっていただけに……あの先を遊びたい!

 “世界を救う光、あるいは世界を滅ぼす闇”となることが宿命付けされた主人公の闇ルートが描かれそうだっただけに、ずっと続きを待っています。


えどたん+続えどたん


 『逆転裁判』などアドベンチャーゲームの良作を展開してきたカプコンが携帯アプリ用に展開したのが『えどたん』です。

 江戸時代にタイムスリップした主人公・天道未来が、町人姿と同心の姿を使い分けて謎を解くゲームで、これがもうクオリティが高い!

 2017年にはまさかの
スマホアプリとして『えどたん』が復活するというお祭り騒ぎも起こりつつ、残念ながら続編の『続えどたん』はフィーチャーフォンでしか遊べないままとなっております。

 『続えどたん』はちょうどフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が活発化している端境期で、スマホに変えてしまったために『続えどたん』を遊びそびれたというゲーマーも地味に多いんですよね……。


ロンゴロンゴ


 スクウェア・エニックスもまたガラケー時代にさまざまなオリジナルゲームを展開しましたが、個人的には『ファイナルファンタジーIV THE AFTER 月の帰還』をWiiウェアやPSPで『ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ』として移植してくれたので、大満足です。

 いやまあ、同じように連載型RPGとして展開された『ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士』も待ってますけど、それはそれとしてスクウェア・エニックスのガラケー専用ゲームとして自分がプッシュするのは隠れ過ぎた名作『ロンゴロンゴ』です。

 こちら、モアイを使って一筆書き的にステージを塗りつぶすパズルゲームなんですが……なんと、モアイを立てたり横にねそべらせたりすることで面積が変わるので、単なる一筆書きとは違う高度かつヒラメキが試される大傑作パズルなんですよ!(超力説)
 なかなか伝わらないかもしれませんがw でも、長いゲーマー人生の中で『ロンゴロンゴ』はオンリーワンのプレイフィールを持った神ゲーだったので、何かの機会で復活するといいなあ。

まだまだあります。復刻してほしいフィーチャーフォンゲーム


 思い出し始めるときりがないのですが、みなさんの思い出を刺激する意味も含めて、いくつかゲームを列挙してみます。

 ……う。思い出すと、どんどん遊びなおしたくなって禁断症状が出そうになりますね(苦笑)。コントローラ付きのPSフォンとか、まだ捨ててないはずだけど。

・DT バナナ・メイヘム
・カルドセプト モバイル アナザーチャプター
・餓狼伝説vsファイターズヒストリーダイナマイト
・グラディウスNEO
・コナミワイワイワールド
・ゼノサーガ パイドバイパー
・ソード・ワールドmobile
・デジタルデビルサーガ アバタールチューナー A's Test Server
・ネザードメイン
・ブレス オブ ファイア 竜の釣り師
・マンカイデンシ・サクラ
・夢幻狂詩ネクロノミコン
・メタルサーガ 旋律の連鎖
・ルーンファクトリー外伝 AnotherDay
・ロックマンDASH 5つの島の大冒険!

 思い出すのはやっぱりコンシューマゲーム原作の外伝的なものですが、『餓狼伝説vsファイターズヒストリーダイナマイト』とか、コンシューマでも出てほしかったなあ。


G-MODEアーカイブスとは?


 G-MODEアーカイブスとは、“
失われゆく、全てのアプリを救う”をテーマに、フィーチャーフォンのゲームアプリを後世に残すために展開しているプロジェクトです。
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 2020年4月16日にSwitchで配信された『フライハイトクラウディア』を第一弾とし、2025年9月10日時点で57本(G-MODEアーカイブス+ブランドの67本も含むと124本)ものフィーチャーフォンゲームが展開されてきています。
※『フライハイトクラウディア』は、Steamでも2021年4月27日に配信されました。

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 『ビーチバレーガールしずく』や『愛と労働の日々』といったジー・モードのタイトルだけでなく、『ゲーム天国』や『アイドル雀士スーチーパイ』、『探偵・癸生川凌介事件譚』、『牧場物語モバイル』、『ペルソナ3 アイギス THE FIRST MISSION』や『ステラデウス 漆黒の精霊』、『ARMORED CORE MOBILE MISSION』など、さまざまなゲーム会社のタイトルも展開され、人気を集めています。

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G-MODEアーカイブス5.5周年アンケートについて


 G-MODEアーカイブス(G-MODEアーカイブス+)で復刻してほしいフィーチャーフォンのゲームアプリのアンケートです。投票は1人1回までとなります。

 なお、アンケート結果はジー・モードと共有しますが、復刻のお約束はできないことをご了承下さい。

【投票締切】
2025年10月19日(日)23:59まで


<注意事項>
●おひとりにつき、投票は1回までとさせていただきます。
●入力欄には個人を特定できるような情報を含まないようご留意ください。
●第三者の権利を侵害する内容及び公序良俗に反する内容のコメントはおやめください。
●投票に際し発生する通信料などは、お客様のご負担となります。
●投票結果は、電撃オンラインの記事にて発表します(2025年11月中旬予定)。
●本企画は、株式会社KADOKAWA Game Linkage(以下、弊社といいます)が主催しています。
●入力いただいたハンドルネームおよびコメントは、文字数等を編集のうえ電撃オンラインほか、弊社の刊行物、Webサイト、イベント等にて紹介する場合があります。
●投票に際しご提供いただいた個人情報は、弊社の
プライバシーポリシーの定めるところにより取り扱わせていただきます。
●システム等のやむを得ない事情により、当企画を予告なく変更・中止させていただく場合があります。

『探偵・癸生川凌介事件譚』のSwitchパッケージ版が2026年1月29日発売決定。パッケージイラストは岩元辰郎氏の描き下ろし!


 “G-MODEアーカイブス+”で復刻された『探偵・癸生川凌介事件譚』シリーズVol.1~17と、パッケージ版先行収録となるVol.18~20を前編・後編の2本に分けて収録。さらにダウンロード版未発売タイトルの番外編アプリと電子書籍を収録した、豪華な内容となっています。
※Vol.18~20は後日ダウンロード版でも配信予定です。
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 また前編・後編ソフトに加え、豪華特典4点が付属する『コンプリートセット』も同時発売されます。

 パッケージのメインビジュアルは、イラストレーター・岩元辰郎氏による描き下ろし。前編・後編のパッケージを並べると、ひとつのイラストになるデザインとなっており、ファン必携のコレクションアイテムです。

 ぜひ、前編・後編2本のパッケージを並べて鑑賞しましょう!

 なお、Nintendo Switch/Steamにて、『探偵・癸生川凌介事件譚』シリーズが好評配信中です。

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