10月18日(土)、19日(日)に岐阜県各務原市で開催されたゲームを中心としたエンターテインメントイベント“第8回 全国エンタメまつり(ぜんため2025)”。ここで催された『狂乱マカイズム』のイベントステージのレポートをお届けします。
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秋のハロウィン&ピクニックをテーマに、広々とした公園を歩きながら各出展メーカーによるゲーム試遊イベント、グッズ販売、ステージイベント、キッチンカーグルメなど、さまざまな催し物が楽しめた“ぜんため2025”。岐阜に拠点を置く日本一ソフトウェアからも、さまざまな出展が行われました。
本記事では、そのなかから2026年1月29日にNintendo Switch 2/Nintendo Switch/PS5で発売される新作3DアクションRPG『狂乱マカイズム』をピックアップ。ステージイベントの内容に加えて、開発責任者に行ったインタビューも掲載していきます。
※本記事は日本一ソフトウェアの提供でお送りします。索引
閉じる『狂乱マカイズム』“ぜんため2025”イベントレポート:フジタチャレンジ&インタビューで『狂乱マカイズム』の魅力に迫る
『狂乱マカイズム』は、日本一ソフトウェアの代表作である『魔界戦記ディスガイア』シリーズを手がけたスタッフが世に贈る、完全新作の3DアクションRPG。キャラクターデザインは原田たけひと氏、音楽は佐藤天平氏、開発責任者は『魔界戦記ディスガイア7』ディレクターの美濃羽俊介氏が務めています。
ステージイベントでは、日本一ソフトウェアの広報・岩田氏とゲーム芸人のフジタさんが登壇。最初に最新PVを流して、本作の見どころを語ってくれました。
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PVとともに語られる日本一ソフトウェアの完全新作3DアクションRPGの見どころ
PVでは3Dのフィールドを舞台に、主人公のエヌエーがさまざまな武器を使って悪魔たちの大群と戦う様子が放映されました。岩田氏は、キャラクターの等身について点に言及。これまでの日本一ソフトウェア作品ではデフォルメされがちだったキャラクターを、原田たけひと氏のデザインそのままの姿で動かせることの魅力を強調しました。
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続いて、イベントに出展された試遊版のプレイ動画を流しつつ、ゲームの概要について解説。エヌエーは7種類の武器から1つを選んで戦えること、範囲攻撃をはじめとする武器ごとの特殊技が使えることなどについて説明されました。
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さらに、敵の攻撃に合わせてタイミングよく反撃することでカウンターが発動。通常よりもダメージが上がるだけでなく、特殊技の再使用までのクールタイムを短縮できるとのことです。
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また、本作の育成要素についても言及されました。試遊版ではレベル1のエヌエーですが、本編ではレベル9999まで鍛えることができ(転生でレベル1に戻せばさらに強化可能)、ダメージ量も万どころか億越えが当たり前に! 日本一ソフトウェア作品では定番の、極限のキャラクター育成が本作でも楽しめそうです。
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ゲーム芸人フジタが挑む『狂乱マカイズム』フジタチャレンジ。注目の結果は?
ステージイベントでは、フジタさんが試遊版をプレイ。試遊版の最高難易度である“魔王級”にフジタさんが挑むという“フジタチャレンジ”が開催されました。
チャレンジの目標は、制限時間の5分以内に“魔王級”をクリアすること。達成の暁には、ステージの来場者のみなさんに特別なプレゼントが贈られます。
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“フジタチャレンジ”は“ぜんため2025”の2日間どちらも催され、初日は槍を武器にチョイス。まだ操作に慣れていなかったフジタさんですが、広範囲かつ高威力の特殊技を中心に戦うことで敵を殲滅していき、制限時間ギリギリながらクリアしてくれました。
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2日目は、手数は多いもののリーチの短い拳武器で勝負。フジタさんはエヌエーの分身を2体出現させる特殊技“ダブル残影陣”を多用して攻撃範囲の狭さを補いました。初日よりも操作に慣れたこともあって、制限時間を30秒も残してクリア。
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チャレンジクリアということで、来場者のみなさんへのプレゼントが決定。じゃんけんゲームを勝ち抜いた数名の方に、『狂乱マカイズム』のオリジナルクリアカードと、フジタさんがカードゲーム会社に作ってもらったというフジタカードがプレゼントされました。なお、フジタカードはフジタさんの直筆サイン入りという豪華仕様!
その後はフジタさんがプレイを総評。フジタさんが言うには「ボタン連打のような簡単操作で切り抜けられることも多く、アクションが苦手な人でも安心して楽しめそう」とのことでした。岩田氏も、「クリアできないことがあってもキャラクターのレベルを鍛えまくればなんとかなります」と補足。最後はフジタさんがぜんためポーズ(“ぜんため”イベント恒例の決めポーズ)を決めて、ステージを締めてくれました。
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美濃羽氏に緊急インタビュー。『狂乱マカイズム』のヒミツが明らかに
“ぜんため2025”には開発責任者の美濃羽俊介氏も来訪。せっかくなので本作についていろいろ聞いてみました!
──『凶乱マカイズム』のジャンルを3DアクションRPGに決めたことなど、本作を制作するに至った経緯からお願いします。
美濃羽俊介氏:最初に決まっていたことは原田たけひとさんのデザインの頭身をそのまま出すことでした。その中で頭身を上げたことで見栄えのするものということでアクションゲームを作ろうとなり、アクションに慣れていないユーザーでも楽しめるように日本一ソフトウェアらしい育成要素をいろいろ入れてアクションRPGになりました。
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──数多の悪魔や魔王、魔界が存在する世界観というと『魔界戦記ディスガイア』シリーズを思い出しますが、本作も同一の世界観のもとで描かれていくのでしょうか?
はい、そうですね。『魔界戦記ディスガイア』シリーズは複数の魔界が存在する世界観で本作はその中の一つ“傑超魔界”を舞台にしています。システム面でも『魔界戦記ディスガイア』シリーズとの共通点は多いですね。
はい、そうですね。『魔界戦記ディスガイア』シリーズは複数の魔界が存在する世界観で本作はその中の一つ“傑超魔界”を舞台にしています。システム面でも『魔界戦記ディスガイア』シリーズとの共通点は多いですね。
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ただ、シナリオ的な関わりはほとんどないのでシリーズを遊んだことがない方でも楽しんでいただけます。
──現状で公開されているキャラクターはエヌエーとティシエルの2人ですが、両人の性格やデザインのコンセプトについて教えてください。
主人公とヒロインの2人で進行する話にするという想定があったので、戦闘力のない魔王ティシエルと戦闘力しかない傭兵エヌエーという形で二人一組になるような形にしています。
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デザインとしてはティシエルがポップな色使いのパティシエ風ドレス、というのが先にあって、対比としてエヌエーは黒尽くめになりました。体格も二人のサイズ差が際立つようにデザインしてもらいました。
──操作キャラクターはエヌエー1人なのでしょうか?
ティシエル本人は戦闘できないため、問題解決のためエヌエーに依頼を出す、という形なのでティシエル本人がアクションすることはなく操作できるのはエヌエーだけになります。
ただティシエルは、魔王として配下に指示を出すことができるため“キャラ界”はティシエルを中心として攻略していくことになります。
──“TGS2025”や“ぜんため2025”では試遊版が出展されましたが、本作のアクションの見どころ、こだわった部分などについて教えてください。
『ディスガイア』シリーズと同じ世界観でアクションをするに当たって目指したのは自由度が高いこと、敵をまとめて吹き飛ばせることです。
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自由度の高さではほぼすべての行動をステップやジャンプ、技でキャンセルできることでプレイヤーが思ったときに思ったことができることを重要視しました。
敵をまとめて吹き飛ばせるのは『ディスガイア』シリーズでは範囲の広い技で敵を吹き飛ばしていけるという部分が特徴になっているのでアクションゲームとしてもその部分を目指しています。
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7種類の武器はディスガイアシリーズの武器種と同じなので、シリーズで使用していた攻撃や技がアクションだとこうなるんだ、という部分を楽しんでいただきたいです。
──育成要素については“転生”などの定番のものに加えて、最近の作品ではオミットされがちだった“キャラ界”の登場が目を引きました。『凶乱マカイズム』における育成システムの重要性や楽しさについて教えてください。
本作では、普段アクションをやらないというユーザーの方にも楽しんでいただける、ということを一つの目標としています、アクションゲームが苦手で難しいという方でも、『ディスガイア』シリーズ的な育成要素で楽しくクリアしていただければと思います。
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“キャラ界”はアクションパートとは違ったゲーム性で飽きずに育成を行ってほしいということで採用されたシステムです、また、ティシエルが戦闘に参加できないためゲーム的な活躍の場がなくてさみしいなということでティシエルを主軸としたすごろくRPGという形になりました。いろいろ育成システムを使って自分にあった難易度感でプレイしていただければと思います。
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──“従魔”は戦闘にも育成にも影響を及ぼす重要な要素に感じました。このシステムを導入した狙いや見どころについて教えてください。
1つ目の狙いは、『ディスガイア』シリーズは汎用キャラクターが多いことも魅力のひとつなので、敵として出るだけでなく味方として一緒に戦いたいというものです。
1つ目の狙いは、『ディスガイア』シリーズは汎用キャラクターが多いことも魅力のひとつなので、敵として出るだけでなく味方として一緒に戦いたいというものです。
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2つ目は、シリーズでおなじみの“魔チェンジ”をアクションRPGで使いたいというものです。“魔チェンジ”は味方の魔物を武器として使用できるシステムなのですが、戦闘中に武器を切り替えることができるという部分や派手なオリジナル技が使用できるという部分がアクションゲームと相性がいいと考えて採用されました。
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普段は味方として一緒に戦い、武器を切り替えたいときや魔チェンジ技が使いたいときには“魔チェンジ”するという形で好きな魔物と戦闘を楽しんでいただければと思います。
──最後に、本作に注目するユーザーに向けてメッセージをお願いします。
本作は『ディスガイア』の世界観でのアクションRPGということでシリーズファンの方、アクションRPGが好きな方に楽しんでいただきたいのはもちろん、育成要素によってアクションが苦手な方にも楽しんでいただけたらと思います。