iOS/Android/PC用ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』のプレイ日記をお届け。今回は新たなストーリーイベント“拝啓、カクテルの頼み方を知らないあなたへ”のプレイレポートをお届けします。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/aa017e0caf9119cc47e6729799c0161ba.jpg?x=1280)
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
こんにちは。ライターのカワチです。10月31日より三野里が主役のイベントストーリー“拝啓、カクテルの頼み方を知らないあなたへ”が開催されました。ここではその感想をお届けします。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a11f5315d0fdebb3df4e4554339df02f2.jpg?x=1280)
今回のシナリオは紺野アスタさんと平端枢さんが担当。紺野アスタさんは『この大空に、翼をひろげて』や『ATRI -My Dear Moments-』などの名作アドベンチャーゲームを手がけているシナリオライターさんで、『ヘブバン』では“怪人ノートと銀の時計”も手がけられています。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a9c3c0da200c92b4703ae40246d591184.jpg?x=1280)
今回のシナリオは『ヘブバン』らしさもしっかりありつつ、紺野アスタさんの持ち味がよりしっかり生かされていた印象。ひとつの買い切りのノベルゲームをプレイしたような満足感がありました。個人的には紺野アスタ作品の入門編としてもオススメできるんじゃないのかな~と思います。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/ac05049e7cad7c646280ae12cfc7b6682.jpg?x=1280)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a664ae8c982121da3fca221a419faff92.jpg?x=1280)
『ヘブバン』の知識もあまり必要なく、参加条件である“メインストーリー第2章クリア”を満たしたらすぐに遊んで問題ないと思います。“大島屋物語”のあとの時間軸で、物語には“進めちびっ子大作戦 U140”の丸山部隊なども絡んできますが、ひとまず大丈夫かなと。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a6bc212592ea2714988d0487e207dad58.jpg?x=1280)
ストーリーに関しては、バーのマスターがぎっくり腰になってしまったため、三野里が代わりにマスターをするというものになっています。そのなかでバーを訪れる客に対して彼女が自分の両親の思い出を語ることになります。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a10679153688a7652fe1cc7d9f9040ddd.jpg?x=1280)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a3955b0cbeeb7b17e165186d46f3b3cce.jpg?x=1280)
三野里といえばいつもスケボーで配達をしている元気な女の子ですが、今回バーのマスターをしているときの三野里は大人な雰囲気に変貌しているのでとても新鮮です。
一千子の持っていたマンガから学んだということで、かなり誇張したところもあり、「シェイキングタァイム…」の言いかたには笑ってしまいますが(笑)。ぜひ、ボイスをオンにして中島由貴さんの芝居と一緒に楽しんで欲しいですね。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/ac2f584782065b2b275beb3af5d1ead19.jpg?x=1280)
バーにやってくるのは、このバーの常連で三野里が臨時のマスターをすることにも協力してくれた浅見や、ちょうど三野里に配達を頼んでいたことで彼女がマスターをすることを知った三郷など。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/aa6c1ce46e858a82bb8769311cc6b49d9.jpg?x=1280)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a626fc204c1e9e80f61cb36459a57e178.jpg?x=1280)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a9369d2a461c354a60109861ec1a7b961.jpg?x=1280)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a3278b8a0f52de0ff1c0d6cc1581ee50d.jpg?x=1280)
三郷はボケる三野里や浅見に勢いよくツッコんだり、美味しいお酒に子供のようによろこんだり、伊達をエスコートしようとしたもののうまくいかずに慌てふためいたりと、美味しいポジションでしたね。
紺野アスタさんはキャラクターの掛け合いを描くのが上手なシナリオライターさんだと思っていますが、三郷というキャラクターは相性抜群で、彼女をより魅力的に描いてくれたな~と感じています。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a0ca561943b97fefeff232c8e567fac4c.jpg?x=1280)
ほかにも三野里が立派にマスターの仕事をしているところに感動する一千子やライブ終わりで盛り上がっている丸山部隊のメンバーなど、さまざまなキャラクターがバーを訪れるため、とても賑やか。本筋とは外れた部分の会話もおもしろいのでぜひじっくりイベントを遊んでみて欲しいです。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a8875211eb032e0152b558229b52a9b2b.jpg?x=1280)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/aeda66bc3c7fe4bf609a286d796a7c9c9.jpg?x=1280)
自分は「このテンポ感、めっちゃ紺野アスタさんっぽいなー」と思いながらプレイしていました。普段関わる機会が少ないキャラクターの組み合わせの会話が楽しめるのもうれしかったです。
ストーリーで重要なのは、幼い六姉妹が風船で手紙と結婚記念日のプレゼントを福岡から母のいる神奈川へと送ったというエピソード。
神奈川県西部の掃討任務へ赴いた31Eが、数十年の時を経て奇跡を目の当たりにする展開は素晴らしかったですね。泣きながらプレイして、自分はこういう人々の善意が紡ぐ奇跡のストーリーに弱いということを改めて思い出しました(笑)。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/57361/a294c41e69aaa785e49873d68afe80638.jpg?x=1280)
三野里の配達に向き合うことの信念も知ることができ、彼女のことがもっと好きになりました。ぜひみなさんプレイしてみてください!