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居酒屋で豚足を頼む『リフレインラブ2』のマリー=ケンジットは今なお最高のヒロイン!【世界の中心で萌えを叫んだカワチ】

文:カワチ

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 ライターのカワチです! ギャルゲーを中心に筆者がハマった二次元の女の子たちを紹介する連載“世界の中心で萌えを叫んだカワチ”。その第2弾をお届けします!

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 前回は筆者が最初に好きになったゲームヒロインを取り上げましたが、今回は自分がギャルゲーのなかでいちばん好きな作品『リフレインラブ2』からマリー=ケンジットを紹介します!

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※この記事には『リフレインラブ2』のネタバレが含まれています。

そこに世界があると思わせてくれる空気感が最高な『リフレインラブ2』


 今回取り上げる作品は1999年1月28日にプレイステーションで発売された『リフレインラブ2』。今回、記事を書くために久々にパッケージソフトを取り出して遊びましたが、いやぁ~、おもしろすぎますね! やっぱり今プレイしても最高のゲームだし、普通にエンディングまでプレイしちゃいました(笑)。

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 本作『リフレインラブ2』は大学に合格して桜咲町という街にやってきた主人公が、“緋色館”という共同アパートに引越しをするストーリー。アパートの住人や、街に住む人々と交流を深めていくことになります。前作『リフレインラブ ~あなたに逢いたい~』と同じ時間、同じ街を舞台にした作品なので、いくつかリンクしているところもあります。とはいえ、本作からプレイしても問題ない作りになっています。

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 自分がこの『リフレインラブ2』が好きな理由が世界に没頭させるのがとても上手だからです。緋色館の移動が主観視点で自由に移動できたり、キャラクターが部屋におすそわけを持ってきてくれたりと、作品に臨場感があります。イベントの数も膨大に用意されており、本当に自分が桜咲町で暮らしているような気分になってきます。

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 なお、舞台となる桜咲町は関東圏にあるような描かれ方をしているものの、実際には開発元のリバーヒルソフトがあった福岡がモデルになっています。筆者は福岡に行ったことがないので、いつか聖地巡礼をするのが夢です。

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 キャラクターたちは個性豊かで会話をしていておもしろい人物ばかりですが、変な風に誇張されていることもないのでリアリティがあります。何気ない相槌ひとつをとっても、そのキャラクターらしい反応をするので違和感を覚えることはありません。

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 しっかり地に足が付いたキャラクターになっていますし、そんなキャラクターたちだからこそ好きになれるんですよね。インパクトのある人物たちというわけではないですが、ずっと心に残り続けているようなキャラクターたちです。

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 彼らは確固たる価値観や行動理念を持っており、主人公の引き立て役だったり、物語を盛り上げるためだけに存在しているようなキャラクターではありません。

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 本作のディレクターでシナリオも手掛けている堀幸司さんは、CEDEC 2007の“アドベンチャーゲームの復権”というセッションで、『リフレインラブ』シリーズは“そこに世界がある/空気があるという感覚”を目指したことを語っていますが、その設計は見事に成功していると思います。

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 本作は街全体を舞台にしているだけあり、ヒロインのタイプも幅広いです。主人公と同じタイミングで緋色館に入居してくる大学生の女の子である矢加部陽子から、中学生の女の子である翁薫や既婚者のマダムである伊達美里までさまざまです。

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 どのキャラクターにもそれぞれのドラマがあり、とても魅力的なのですが、今回はひとりのヒロインに絞って魅力を紹介していきます。

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豚足頼み系ヒロインのマリー!


 自分の推しキャラクターは緋色館の住人のひとりであるマリー=ケンジットです。彼女は両親を事故で失い、日本で育てられたため、英語をしゃべることができません。とても気さくな性格で話しやすい女の子ですが、自分がゲームをプレイしていて最初に彼女のことを好きになったのが歓迎会も兼ねて飲み屋に行くシーンで自然に豚足を頼むところ。

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 「ギャルゲーのヒロインが豚足!?」と驚いたものの、飾ろうとしない自然な姿に惹かれました。本作はマップから移動場所を選択できますが、飲み屋である日吉丸に行くと、かなりの確率でマリーがいるのがホッとするポイントでした。

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 声を担当しているのは大塚瑞恵(現:大塚みずえ)さん。活発で気さくなマリーの声にピッタリで、この人しかいないと思っています。2022年にマリー役を演じた思い出をX(当時はツイッター)で振り返ってくれたことが個人的にはすごくうれしかったです。


 このマリーは、両親を失ったあと、日本のおばあちゃんに拾われて老人ホームの人たちといっしょに暮らしていたことが明かされます。おばあちゃんはマリーが成人して独り立ちをするタイミングを見守っていたかのように亡くなり、その後にマリーは共同アパートである緋色館にやってきた……という流れ。

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 一見すると、ちゃらんぽらんで軽く見えるマリーですが、老人たちのことを大事にしていたりと気の回る女の子です。マリーがお世話になった老人ホームは企業間のいざこざによって閉館してしまうことになりますが、そのときに自分が出来ることはないかと行動する彼女に胸を打たれました。

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 また、緋色館の住人である秋吉倫太郎が外で赤ちゃんを拾ってくるエピソードでは、ヒロインたちのなかから誰に赤ちゃんのお世話をしてもらうか選択することができますが、マリーを選択すると上手にあやすんですよね。そういったところからも彼女の人の良さがにじみ出ていて好きになります。

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 この『リフレインラブ2』という作品は、共同アパートを舞台にしているだけあり、最後はみんなそれぞれ巣立っていき、違う人生を歩んでいきます。ただ、この緋色館で過ごした日々は色褪せぬことなくいつまでも特別なものとして残り続ける……というテーマだと思います。

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 しかし、マリーといちばん仲がいい状態で迎えるエンディングは、彼女と新居で過ごしている結末。いつまでも関係性が変わらないことが描かれるんですよね。上記のテーマとはズレるのですが、自分はこのエピローグもすごく好きです。

 テーマよりもキャラクターが優先されており、「主人公とマリーならきっとこうなるだろう」という納得感のあるラストになっています。そういった意味でも、自分のなかでマリーは自分のなかで特殊なキャラクター。思い入れのある『リフレインラブ2』のなかでも、とくにマリーのことが好きになりました。

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 今回紹介した『リフレインラブ2』はダウンロード版も発売されていないので、パッケージを購入してプレイするしか方法が無いので紹介するかどうか迷いました。この作品は広めたいというより、自分のなかの思い出として大切にしておきたい……という思いのほうが強かったりします。ただ、この紹介記事で誰かが『リフレインラブ2』を手に取り、その人の思い出の1本になってくれたらうれしいなと。

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 この連載では今後も自分がハマったヒロインたちを紹介していくのでぜひ注目してみてください!

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