先日3月1日(日)に開催された『Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage』の世界大会、“VIRTUA FIGHTER Open Championship GLOBAL FINALS”の観戦レポートとともに、現在のバーチャファイターのトッププレイヤー事情、『NEWバーチャファイター』に向けての展開予想などをお届けします。
■【日本語実況】VIRTUA FIGHTER Open Championship GLOBAL FINALS 2025
■【日本語実況】VIRTUA FIGHTER Open Championship GLOBAL FINALS 2025



索引
閉じる- 【大会結果】史上最高のステージで史上最強のファイターがNo.1を証明。とんちゃん選手が10万ドルを獲得【VF 5 R.E.V.O. WS】
- 【VFプレイヤー事情】令和のVF三闘士⁉ とんちゃん、バルゴ、赤丹しわぽの3人が現在のSランク【VF 5 R.E.V.O. WS】
- 【バトルバランス調整】青木Pいわく“遊び方が変わる”ほどの内容に⁉【VF 5 R.E.V.O. WS】
- 【今後の展開】VFOC2026を経て『NEWバーチャファイター』へREADY GO!【VF 5 R.E.V.O. WS】
- 【筆者雑感】リリース30周年を超えて……まだまだ闘いは続きます!【VF 5 R.E.V.O. WS】
- 商品概要【VF 5 R.E.V.O. WS】
【大会結果】史上最高のステージで史上最強のファイターがNo.1を証明。とんちゃん選手が10万ドルを獲得【VF 5 R.E.V.O. WS】
まずは大会の結果を見ていきましょう。
結論からお伝えしますと、優勝候補筆頭のとんちゃん選手が期待を裏切らず優勝! 賞金10万ドル(約1500万円)を獲得しました。

また、下馬評でとんちゃん選手を含む3トップと目されていた、バルゴ選手と赤丹しわぽ選手がそれぞれ2位、3位に入賞。4位には、実力的にはこの2人に迫りつつある塩辛選手が入り込みました。

筆者も下記の通り、事前に盤石の予想をしていましたが、本命の3人がしっかりとベスト3に入るのは流石の一言ですね。
ちなみに“対抗”の筆頭プレイヤーとして挙げたレオラオ選手は、Bブロックのほうが難易度が高かったこともあり、なんと“得失ラウンド数”の差でわずかにバルゴ選手に及ばず予選敗退となりました。
個人的な参加選手評。
— 栗田親方(Kurita Oyakata) (@Kurita_Oyakata) March 1, 2026
おおむね共通認識な気はしつつ、参考までに。
本命の3人は、メインキャラ以外も高い精度で扱えるため、今大会の秘策となるキャラピックにも注目したいところ。
【本命】
とんちゃん、赤丹しわぽ、バルゴ
【対抗】
レオラオ、塩辛、ちんぱんJ、板橋ザンギエフ#VF5REVOWS https://t.co/ePcY3fkWI1
Aブロックは優勝候補の一角である赤丹しわぽ選手を倒した塩辛選手が1位抜け!

最初に行われたAブロックでは、欧州最強のNERO(ネロ)選手、北米最強のGentleman Thief(ジェントルマンシーフ)選手という海外勢2名と、3名の日本人プレイヤーで勝ち抜けを争いました。
ぶっちゃけのところ、本作は日本のプレイヤーが圧倒的に強く、海外勢の苦戦は必至。逆に日本勢3名からすると、ほぼ2/3で予選を抜けられるため、Bブロックよりも難易度は低かったといえるでしょう。
結果としては、立ち上がりがやや鈍った赤丹しわぽ選手を塩辛選手が3-0で下して余裕の1位抜け。塩辛選手以外のプレイヤーに負けなかった赤丹しわぽ選手が2位抜けとなりました。

Bブロックはとんちゃん選手が圧勝。2位は取得ラウンド数を争う接戦の末バルゴ選手が生存!

Bブロックは日本人プレイヤーが4人。残る1人は海外勢(カナダ国籍)ではありますが、かつて日本でトッププレイヤーの1人として活躍していたHIMA(ヒマ)選手。Aブロックよりも難易度の高い激戦ブロックとなりました。
最大の見どころだったのは、かつて“老師”という公式称号も持っていた板橋ザンギエフ選手が、現在の実力的には格上と思われるレオラオ選手に勝利し、あわや予選抜けというところまで躍進したところでしょう。

特に話題となったのは、バルゴ選手がセットカウント2-1とリーチをかけて迎えた4試合目の2ラウンド目。体力大幅リードのバルゴ選手に対し、板橋ザンギエフ選手がリング際での“飲酒”によるプレッシャーを活かし、見事なリングアウトで逆転したシーンです。
下記のポストでバルゴ選手本人も語っているとおり、大舞台での緊張感からか普段通りの動きができず、自ら危地に足を踏み入れてしまったというわけです。
板ザンさんがこの戦法を採ってくることは想定済でした。
— バルゴ (@Jeanogre) March 2, 2026
最初は冷静に対応していましたが、あまりにも時の流れが遅く感じたのです。
いつまでも終わらないラウンド、増えていく飲酒量。
彼がP+K+Gを押す度に私の心臓が早鐘を打つのです。
ついに耐え切れなくなった私は愚かにも前に出てしまいました。 https://t.co/UyP8xDqQEF
なお、最終戦までもつれたこの試合はバルゴ選手の辛勝でしたが、バルゴ選手はレオラオ選手に負けてしまったため、なんと2位~4位が2勝2敗で並ぶという接戦に。さらにバルゴ選手とレオラオ選手は得失セット数まで同じになった結果、得失ラウンド数の計測にまで発展(※運営サイドもここまでの接戦は想定していなかった模様)。
最終的にはバルゴ選手が僅差で2位抜けを果たしました。
プレイオフでもとんちゃん選手が止まらず優勝! 3位決定戦では赤丹しわぽ選手が塩辛選手にリベンジ!

そして迎えた最終決戦のプレイオフは、Aブロック1位 vs Bブロック2位、Bブロック1位 vs Aブロック2位という組み合わせ。
ここでもとんちゃん選手が圧倒的な力を発揮。予選ブロックでの動きを上回る最高のプレイを見せて、5-1→5-1という大差でこの大舞台を駆け抜けました。


なお、プレイオフでは会場のスクリーンが空いて高所からの夜景がバックになるという華麗な演出がありましたが、とんちゃん選手は試合前のインタビューで「高所恐怖症なので、後ろが怖いんですよね。相手より手強いんですけど、がんばります」と発言。結果はそんな心配を払拭する素晴らしいものになりました。

【VFプレイヤー事情】令和のVF三闘士⁉ とんちゃん、バルゴ、赤丹しわぽの3人が現在のSランク【VF 5 R.E.V.O. WS】
今回の下馬評どおりの結果を受けて、現在の『バーチャファイター』のプレイヤー事情にも触れてみたいと思います。
最強プレイヤー候補となるのは、当然ながら今回のベスト3になった表題の3名。特にとんちゃん選手が頭1つ抜けている状態です。
かつてアーケード版の『バーチャファイター5FS』において、最強の3名が「三闘士」という称号を得られる公式イベントがありましたが、それをなぞって“三闘士”と見るのも一興かと思われます。

今年も“VFOC(VIRTUA FIGHTER Open Championship)”が開催されることが発表されましたので、おそらく今後の大会でもこの3名が中心となって進んでいくことでしょう。
果たして次の大舞台では、とんちゃん選手をほかの2人が倒せるのか……ぜひ注目していきたいところですね。
このあとは、各プレイヤーの特徴についてまとめていきたいと思います。
【S+】とんちゃん:現VF界に君臨する“銀河系最強”の男!

自他ともに認める世界最強の男。
常に大ダメージを狙うアグレッシブな読み合い、相手の技を避けたあとの的確な反撃、追い詰められても揺るがないメンタルなど、ファイターとして必要な要素をすべて持っているといえますね。
1先の大会では勝ったり負けたりという相手もいますが、長期戦になればなるほど実力差がじわりと出てくる形でしょう。
今回の圧倒的な結果は本人も「運がよかった」と言っていますが、おそらく運が悪くても僅差で勝利したのではないでしょうか。それぐらいの完成度が感じられました。
■とんちゃん選手の強さ
・心技体すべてが高水準
・相手の隙を見逃さないオフェンス力
・遅めの下段技が当たらないディフェンス力

大会後に“MGG”での振り返り配信があったので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
■【VF5REVO】とんちゃんVFOC優勝振り返り配信
【S】バルゴ:“打倒とんちゃん”の闘争心と実直なやり込みで頂点に迫る

同じゲーミングチーム“MGG”に所属しているとんちゃん選手とは、長年のライバルであり切磋琢磨する仲間。大きな背中を追いかける立ち位置ですが、それだけに同じゲーミングルームでの濃密な練習が着実なスキルアップにつながっていると思われます。
今回の代表権を獲得した大会では、“ブラッドピック”という秘策でとんちゃん選手を倒して優勝しており、勝利のために手を尽くす“策士”っぷりも見せています。
しかも、その大会では赤丹しわぽ選手にも勝利。“しわ・とんの2トップ”といわれた時代から、バルゴ選手を加えた3トップという新たな時代の始まりを印象づけていました。
■バルゴ選手の強さ
・アマチュアチーム“MGG”の対戦部屋での超やり込み
・とんちゃんを倒すためのキャラ選びもできる攻略力

【S】赤丹しわぽ:圧倒的な防御精度を誇る“VFイージスの盾”

圧倒的な知識量とやり込みに加え、精度の高い“高速屈伸”による最高クラスのディフェンス力が持ち味です。生半可な攻めは通じないため、格下のプレイヤーを確実に倒す能力はとんちゃん選手を上回っているとも言われています。
今回の5先では1-5と圧倒されましたが、ここ1年は互角以上の闘いができている場面も多く、No.1プレイヤーのとんちゃん選手に最も近いプレイヤーなのは間違いないでしょう。
また、パイ以外のサブキャラも高いレベルで使用できるため、“勝つためのキャラピック”という伸びしろも感じさせます。今回もパイをメインとしつつ、ブレイズ、ベネッサ、シュン、サラといった多彩なキャラを使いこなしていました。
■赤丹しわぽ選手の強さ
・“鉄壁”と称される人間離れしたディフェンス力
・ほぼ全キャラを高レベルで使える幅広い知識と経験

プロゲーミングチーム“HYDRIX”に所属する赤丹しわぽ選手も、今回の大会を配信で振り返っています。「VF赤ペン先生」という企画も長く続けていますので、強くなりたい方はぜひ凸ってみるのがおすすめです!
■【VF5REVO/VF5REVOWS】世界3位の「VF赤ペン先生&お悩み相談室!」【HYDRIX】
その他の注目プレイヤー
4位になった塩辛選手は、今回のVFOCが開催される前のセガ公式大会でも優勝しているなど、最近の大会で優秀な実績を挙げています。
Bブロックの荒波に飲まれたレオラオ選手とともに、前述の3人に最も近いプレイヤーの1人といえるでしょう。


やや波が粗い印象はありますが、Aブロック3位のちんぱんJ選手も、勢いに乗ったときの実力はホンモノ。今回の経験をバネに、トップ3に食い込んでいく姿を見てみたいものです。
また、今回の裏MVPともいえる活躍を魅せた板橋ザンギエフ選手は、別タイトルのプロゲーマーでありながら、この実力を維持しているのがすごすぎますね。本作をしっかりやりこんでいたら、トップ3とも互角に闘えるであろうポテンシャルを感じさせてくれました。

その他の海外勢は、土地が広いうえプレイヤーが分散しているという環境的な難しさがありますが、ポテンシャルとしては申し分ない力を持っていると思われます。
今後の“VFOC”の展開により、各地で『バーチャファイター』が盛り上がってくれれば、じわじわと実力差も埋まってくるのではないでしょうか。もちろん、かなり長い目で見る必要はありますが。


カナダのHIMA選手は、かつて“闘劇”という大規模大会で赤丹しわぽ選手とチームを組んで準優勝したほどの強者(当時の名前は暇ジャン&しわ)。
今では環境的に強さがやや薄れていますが(やむなし)、日本と世界を結ぶ架け橋としても活躍しています。
ゲーミングうなぎ with GT🐲
— 𝙃𝙄𝙈𝘼 🕹🇨🇦 (@HIMA_FGC) March 6, 2026
う、美味すぎる…! pic.twitter.com/136V9rrQMO
【バトルバランス調整】青木Pいわく“遊び方が変わる”ほどの内容に⁉【VF 5 R.E.V.O. WS】
本大会中に、プロデューサーの青木盛治さんから3月26日にバランス調整を含むアップデートがあることが発表されました。
詳細内容は不明ですが、「一部のバトルシステムの調整」と「キャラクターのバランス調整」などが行われるということです。
大会後のインタビューでは青木Pが「遊び方がけっこう変わる」という気になる発言をされていたので、かなり大規模な調整になっている可能性もありますね。

なお、同じ日にはついにNintendo Switch 2版がリリースされます!
しかも、PS5やXbox Series Xでも体験版の配信が行われるということで、『バーチャファイター』の世界がさらに拡大してくれることを願ってやみませんね。


■個人的な調整内容の予想(希望でもありつつ)
【よろけシステムの完全削除】これまでも削減方向だったので、可能性は高いのでは?
【エスケープボタン(ダッシュボタン)の実装】特にパッドでは難しい、同方向キーの連打をしなくてよくなる。また、失敗避けの暴発がなくなる。※既存の操作方法と切り替えられる形にすれば、使わない人も困らない。すでに『VF3tb』であった操作なので、導入難易度も低そう。
【今後の展開】VFOC2026を経て『NEWバーチャファイター』へREADY GO!【VF 5 R.E.V.O. WS】
すでに軽く触れていますが、2026年度も“VFOC(VIRTUA FIGHTER Open Championship)”が開催されることが発表されました。
しかも、大会の数が2025年度よりも増えるようで、7月10日にオーストラリアで開催される“BAM”、8月22日にアルゼンチンで開催される“Ragnarok”が新たにラインナップされていますね。


さらに、各エリアのローカルコミュニティを発展させるため、コミュニティリーダーが一堂に会して交流できるスペシャルイベントの開催が発表されました。


次回作『NEWバーチャファイター(仮)』のリリースは2027年3月以降が濃厚か?
今回の発表により、おそらく2027年3月に開催される“VFOC2026”の決勝大会が終わるまでは、次回作のリリースはないと思われます。
新情報もしばらく出ていませんので、なんなら+1年という展開も視野に入るレベルですね。とはいえ、これまで待ち続けた長い時間を考えると、もはや1~2年など誤差レベル。現行バージョンをじっくりと楽しみながら、気長に待つのが吉といえそうです。
【筆者雑感】リリース30周年を超えて……まだまだ闘いは続きます!【VF 5 R.E.V.O. WS】
『バーチャファイター』の歴史は30周年を超え、当時は若者だった世代も完全に“老人”となりつつある昨今、いかがお過ごしでしょうか?
かつては比較的年長のプレイヤーに「老いてますます盛ん」という形容をしたものですが、今やだいたいのプレイヤーが老いているので、みんな揃って“盛ん”に『バーチャファイター』を楽しんでいければ幸いです(笑)。
ちなみに私のほうは、ここへきて鷹嵐モチベが向上しており、新たに開発したコンボを手に馴染ませつつ“轟雷神”に昇格するまでプレイングしております。
思いのほかサクッと「轟雷神」に昇格!✨
— 栗田親方(Kurita Oyakata) (@Kurita_Oyakata) February 22, 2026
だんだん強くなってきたかしら?🤔#VF5REVOWS pic.twitter.com/JpkX2rUzH2
今後、年齢的にどこまで全力でファイティングできるかは不明ですが(すでに全力未満の可能性もありつつ……)、願わくば、ガチで老いて指の動きが鈍ったりしないうちに、新たな『バーチャファイター』をプレイできるとうれしいですね~。
最後に、会場などで撮影した写真をほどよく置いてお開きとさせていただきます。ここまで読んでくれてありがとうございました!













栗田親方:ゲーセン黎明期からゲームにハマり、ハイスコアラー⇒格闘ゲーマーと転身しつつゲーム人生を楽しんでいます。生涯現役。
商品概要【VF 5 R.E.V.O. WS】
商品名:Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage
対応機種:PlayStation®5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch™ 2/PC(Steam)
発売日:PlayStation®5/Xbox Series X|S/PC(Steam):好評配信中
Nintendo Switch 2:3月26日(木)配信予定
希望小売価格:『Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage』デジタルスタンダードエディション:2,500円(税込)
『Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage』30thアニバーサリーエディション:6,980円(税込)
※Nintendo Switch 2版の価格は未定
ジャンル:対戦型格闘アクション
プレイ人数:1~2人(最大16人のオンラインプレイ対応※)
※ルームマッチにて、ホストが観戦者としてルームを作成した時のみ17人
(観戦者1人+16人)のプレイとなります。
発売・販売:株式会社セガ
CERO表記:B区分(12歳以上対象)