
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
精霊に荒らされた図書館をお片付け! …3,072冊あるってマジ?【司書のお仕事:魔導図書館を片付けろ!】
『司書のお仕事:魔導図書館を片付けろ!』は、タイトル通り地獄のように荒らされた図書館を片付けるゲームです。
棚から乱雑に投げ出された本の数は、なんと3,072冊あります。この冊数を……一人で……? と絶望しますが大丈夫! ここは魔法の世界なので、魔法を駆使してお片付けをしていきましょう。
本はそれぞれ正しいジャンルの棚へ納める必要があります。ジャンルは“召喚術”“変身術”“日常魔法”……などのファンタジーなものから、“経済学”“法律学”“社会学”など、一見現実世界っぽいものまで幅広いです。もちろんタイトルや巻数の並びも整然と揃えてこそのお片付け、美しい図書館をよみがえらせましょう!
途方に暮れながらも進めていくと、段々効率的に【おすすめ度:8点】
操作はWASDキーで、アクションはEキーと割と直感的に操作できるスタイルです。序盤は魔法が使えないので、とにかく目と足と手を動かして気合で乗り切るしかありません。
本作における一番の難関は、“最初の一段を揃えること”です。
実は救済措置(?)として、一段分まるまるまとめて置かれている本があったのですが、私はそれに気付くことができず、この3,072冊から一段分を見つける羽目になりました。みなさんはまとめて置かれている本、探してみてくださいね。

魔法を解放すると一気に楽に
一段目を揃えると、魔法を一つ扱えるようになります。“持っている本の別巻がどこに落ちているかわかる魔法”や“自動で棚に入れてくれる魔法”など、まさに求めていた魔法のラインナップに悩んでしまいますが、ダントツでおすすめなのは“持っている本の別巻を持ってきてくれる魔法”(アッセンブル)です。
一つでも魔法を解放出来たら、これぞ魔法使いのお片付け! という感じであとは割とサクサク進められると思います。ただ使いすぎるとゲーム性が変わってしまうので、自ら縛りプレイを課すのも楽しみ方の一つです。
また、レベルアップで習得できる魔法のほかにも、鍵を手に入れることで解放できる“マイナー魔法”があります。この魔法もかなり便利なので、ぜひ探してみてください。

書籍名や装丁にこだわりを感じる
本作は“本”が主題ということもあってか、書籍名や装丁の作りも凝っています。
“数学”の書籍はよくある数学書のような表紙のデザイン・質感になっていたり、“呪いと解呪”の書籍は黒と赤基調で禍々しいデザインになっていたりと、ジャンルごとに特徴が分けられていました。そのため、慣れてくると表紙を見ただけで“この本はこのジャンルかな?”と予想を立てられるようになります。
また書籍名もバリエーション豊かで、片付けながら読みたくなってしまうような本も多くありました(掃除中に読み始めて止まらないやつ)。中にはラノベ風のタイトルやパロディネタも多くあったので、ぜひ元ネタに思いを馳せてみてください。
効率・コツコツゲーが好きな人にはたまらん仕様
コツコツ整頓して美しくなっていく達成感を楽しむも良し、ちょっと疲れたなと思ったら魔法で一気に片づけて快感を楽しむも良し。本作はその辺のバランスがちょうど良いゲームになっていると思います。
また、ゲーム内の時間は自由に変えることができるので、朝・夕方・夜と好きな時間帯でプレイできるのも嬉しいです。個人的に好きだったのは、図書館内のモニュメントが天体儀のようになる夜の時間帯でした。
圧倒的作業量に対して飽きさせない工夫を凝らしていることや、それだけではなく世界観そのものを楽しめるように作り込まれていることから、おすすめ度:8点といたします! コツコツゲーが好きな方はもちろん、コツコツゲー入門ゲームとしても勧めたいゲームです。

エンディング後のコンテンツは必見。魔法使いならこうでないと
コツコツ積み上げるのも楽しいけど、魔法使いならもっと……もっとさあ……! という方へ、クリア後に解放される“スペシャルステージ”は必見です。そこで見たかった景色を見ることができると思います。

そのためにはコツコツお片付け! 3,072冊という圧倒的物量の本をただ片付けるだけの、贅沢な時間を過ごしてみませんか?
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