グラビティゲームアライズより8月29日(木)に日本先行で発売される、PS5/PS4/Nintendo Switch/Steam用ワールドクラフトRPG『神箱 - Mythology of Cube -』。その先行プレイ日記を掲載します。
第5回は世界観やキャラクターについて解説。舞台となるゾフィール大陸や、個性的な登場人物たちの関係性などを見ていきます。
※プレイしたバージョンおよび記事内の画像は開発中のものとなります。
5つの地域に分断された“ゾフィール大陸”で壮大な旅が始まる!
本作の舞台は、森林や山岳、海などさまざまな地形が広がるゾフィール大陸。人間たちが住まうこの地は、70年前に起きた“大分断”と呼ばれる災厄によって、現在は以下の5つの地域に分けられています。
ザンクトアリウム
ゾフィール大陸の中央に位置し、分断された各地域と唯一繋がっている地。女神教の総本山が置かれている地域でもあり、主人公が最初に降り立つ始まりの場所でもあります。
ノーアトゥーン
大陸の北に位置する地域。面積の大半が海に覆われており、南方は温暖で暮らしやすい気候、北方は一年を通して雪と氷に閉ざされた環境となっています。
アナドゥール
大陸の東にある地域。国家が存在しない代わりに、ほとんどの人々は“鍬の民”や“車輪の民”といった八大部族のいずれかに属して生活しています。
クルスト
大陸の西に広がる地域。芸術の盛んな地として有名で、年に一度、七大都市から芸術家が集う“クルスト芸術祭”が開催されています。
アイゼンライヒ
大陸の南に存在する地域。山岳地帯や荒野、砂漠などが大半で、人が暮らすには過酷な土地となっています。人間だけでなくドワーフなどの種族が入り混じり、手を取り合いながら生活しています。
これら5つの地域のうち、ゲームは主にザンクトアリウムとノーアトゥーンで展開。残り3つの地域も設定は緻密に練られており、ゾフィール大陸という世界観のもとで壮大な旅が味わえます!
天界から降り立った修復者は地上で仲間たちと出会う
本作の主人公は、修復者と呼ばれる存在。女神から使命を授かって、土地修復の旅に出ます。
ゲームを進めると判明しますが、修復者はプレイヤー1人ではなく、ほかにもいる模様。そのため、地上の人間は修復者のことを認知していて、行く先々で敬意の眼差しを向けてくることが多いです。
そんな主人公はさまざまな仲間と出会い、ともに旅をしていきます。最初に訪れるザンクトアリウムでは、アルクとミナスがシナリオ上で加入しますが、残りのキャラはノーアトゥーンで徐々に仲間になっていくようです。
キャラそれぞれの掘り下げにも注目!
大分断の原因究明というメイン部分はもちろんストーリーの見どころですが、『神箱』ではそれ以外に登場人物たちの掘り下げも注目ポイントです。
仲間になる各キャラには好きなものや将来の夢、バックボーンなどのプロフィールが細かく設定されており、どれも一読の価値あり。また、キャンプでは1人ひとりと会話ができ、なにげないやり取りからもそのキャラのことを知ることができます。
さらに、ゲームを進めるとキャラの個別シナリオも発生。まだ詳しくは触れられていませんが、どれも読みごたえのある内容のようで、メインストーリー以外にも隅々までお話を追いたくなるゲームとなっています。
次回はいよいよプレイ日記最終回。これまで紹介してきた内容をおさらいしつつ、『神箱』に対する総合的な感想をまとめていきます。
『神箱』プレイ日記
スズタク:RPGとアクションをこよなく愛するライター。近年、シミュレーションRPGのおもしろさに気づき始める。