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アニメ『ザ・ファブル』14話感想。2クール目のスタートはクロのかわいさが爆発――。洋子にふーふーしてもらうアキラもかわいいし、なんなんだ――(ネタバレあり)

文:カワチ

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 TVアニメ『ザ・ファブル』の第14話“好きです兄さん!!”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ザ・ファブル』第14話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。[IMAGE]

クロの可愛さにいやされる…。 アニメ『ザ・ファブル』14話感想


 “ファブル”と呼ばれる伝説の殺し屋が、1年間、誰も殺さずに一般人として大阪で暮らす姿を描く『ザ・ファブル』。アニメ版は『装甲騎兵ボトムズ』で知られる髙橋良輔さんが監督を務めます。


 前回の第13話で小島編が終了。今回よりサバイバル編がスタートしました。第2クールの始まりでもあり、オープニングとエンディングも新しいものになりましたが、前回オープニングを手がけたALIがエンディング、エンディングを手がけた梅田サイファーがオープニングを手がけるという珍しくもおもしろい形でしたね。梅田サイファーの新オープニングの『スイッチ』はラップのノリがいい曲で、さっそく第2クールにワクワクさせられました。

 今回の第14話は小島編の後日談を描くような展開になっていて、ギャグが多めの楽しい回になっていました。とくにアキラの弟分を名乗るクロがかわいかったですね。

 序盤にはミサキがアキラに余所余所しいシーンがあり、洋子はそのことをからかいますが、アキラはプロとして正体を隠せなかったことを反省。真面目なアキラの性格がよく出ていましたね。「めんどくせ~」で片付ける洋子もそれはそれで彼女らしくてよかった。


 なぜミサキがアキラを避けていたのかは後半で判明。理由を知った洋子は笑い転げることになるのですが……ここはぜひアニメでチェックしてみてください。

 また、ファブルの動向を追う砂川のその後も描かれることに。200万円を用意して情報屋も営んでいる武器商人・マツからファブルの情報を聞き出そうとします。マツは裏で小島の死体処理をした人物ですが、砂川に彼が死んだことを聞かされたときに、驚いたフリをしていましたね。しかし、砂川はそんな彼の芝居に気付いている様子でした。そんななか、マツは砂川にファブルに関わってはいけないと忠告。砂川が真黒組の組長か若頭になれば向こうから寄ってくるのではないかと伝えますが、果たして……。

 そんなファブルことアキラは週末を利用して山にこもることになりますが、彼にあこがれるクロも同行することに。クロはアキラのことを「兄さん」と呼んだり、ジャッカルの出演しているドラマの主題歌CDをプレゼントしたりと持てる限りの後輩力を発揮。あくまで別行動ということを何度も強調して、山ごもりに同行することにOKしてもらう彼がかわいすぎましたね。

 全然どうでもいいことなのですが、クロがアキラのことを「兄さん」と呼ぶのは、ジャッカル富岡が芸人だからその世界を見習ってなのか、単にヤクザの世界の呼び方だからなのか、どっちなんでしょうね。


 また、アキラに関しても、その後のシーンで洋子の作った野菜炒めが熱くて食べれず、ふーふーしてもらおうとするところがかわいかった……。ネコ舌ではなく、毒を見極めるために舌が敏感になったということが明かされましたが、よく考えたら他人にふーふーしてもらう理由にはならないですよね。単純に甘えたいだけ……?

 終盤には、洋子に車で運んでもらい、アキラとクロが山に入ることになりますが、クロがナイフの代わりにドスを持ってきていたりと、いきなり不安になる展開でした。はたしてクロは無事に山から帰ってくることが出来るのか……。次回も必見です!

カワチRPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

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