歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』のLINEスタンプが発売中です。
『信長の野望』スタンプラインナップ
こちらが『信長の野望』スタンプのラインナップ。武将の名セリフや口グセはもちろん、「この武将ならこんなこと言いそう」といったセリフも収録されていて、歴史好きの間での汎用性がピカイチ!
『信長の野望』スタンプ
価格:120円(税込)
この記事では、主に歴史好きに刺さりそうなスタンプ3種を、元ネタを交えて紹介していきます。ほかにネタとして使えそうなスタンプに関しては別記事でも紹介しているので、合わせてご覧ください。
「是非に及ばず」の元ネタは何? 使い方の例は?【信長の野望】
最初に紹介するのは、織田信長の「是非に及ばず」。ちょっと変えた言い回しとして、「是非もなし」というセリフでも有名ですね。
物事の是非(良し悪し)を論じるまでもない。つまり「仕方ない」とか「やむを得ない」みたいな意味で使われる言葉です。
創作上の信長も、よくこのセリフが口グセとして採用されています。某アーケードゲームでも、撤退時のセリフがこのセリフでした。
一番有名なのは、本能寺の変で下手人が明智光秀だと分かったときに「是非に及ばず」と言ったとされることですね。
なおこれは信長公記の記述であって、著者である太田牛一は当時の本能寺にはいないため、創作ではないかという説もあります。とはいえ別の文書にもこのセリフはあるので、史実上でも信長の口グセであった可能性はありますね。
議論の余地なくやるしかない! という意味があるので、やるかどうか迷っている人に後押しするときに使うのがオススメです。
ちなみに同じ信長の有名セリフとして「で、あるか」も収録されています。こちらもシンプルな了承の意味として汎用性が高めなので使いやすいです。
「動かざること山の如し」の元ネタは何? 使い方の例は?【信長の野望】
二個目のオススメスタンプは「動かざること山の如し」。武田信玄が旗印に用いたことで知られる“風林火山”の一節です。
有名な孫子の兵法書に書かれた兵法の極意であり、“不動如山(動かざること山の如し)”はなかでも自軍を守る際の心得を記しているとされています。
“風林火山”の全文は「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵略すること火の如く、動かざること山の如し」ですが、あえて防御寄りの一節がピックアップされているのが渋い!
小説や漫画では、武田信玄にこっぴどく負けた徳川家康が、この心得を学んだことで若き日の短気な性格を克服した、みたいな描かれ方をすることもあります。史実で実際にどうだったかは分かりませんが、家康のキャラクター性に深みが増す面白い解釈ですよね。
敵の挑発に乗らずにどっしりと構えるという兵法の極意なので、何か誘惑する物事に打ち勝ちたいシチュエーションに使うとよさそうです。飲み会などに誘われたときにこのスタンプを使えば、何か深い理由があって断るのかと深読みしてもらえるかも?
「運は天にあり」の元ネタは何? 使い方の例は?【信長の野望】
「運は天にあり」は、上杉謙信の有名なセリフ(座右の銘)。「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり」と続きます。
ザックリというと「運は天が決めるものだからしょうがない。でも鎧を自分で準備できるように、手柄も自力でとれる」みたいな意味ですね。
「運は天にあり」だけではすべて運しだいに思えますが、実際は続く言葉で自分で力を尽くすことの大切さを述べています。上杉謙信らしい戦場の心得と言えるでしょう。
すべて手を尽くしたあとの、最後の最後で運を信じたいときに使うのが真面目な使い道。武運を祈るという意味で、「いってらっしゃい」的に気軽に使うのもオススメ!
とまあこんな感じで、『信長の野望』スタンプには歴史好きなら外せない鉄板ネタが満載。
ほかにもネタ的なスタンプもたっぷりと収録されているので、下記の紹介記事もチェックしてみてください!