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『スト6』“師弟で守れ 乾杯!薬湯デスマッチ”(荒咬オウガさん主催)は涙あり、笑いあり、良薬口に苦し。最高のエンタメ(愉悦)に

文:こひき庵

公開日時:

最終更新:

 4月20日、VTuberグループ“ホロライブ・プロダクション”の“ホロスターズ”に所属する荒咬オウガさん主催の『STREET FIGHTER 6(スト6)』を使った対戦イベント“師弟で守れ 乾杯!薬湯デスマッチ”が開催されました。

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 プロゲーマーのマゴさんとあきらさんがそれぞれ“師匠”として“弟子”たちを率いての一門対決。各個人戦に加え、チームでの勝ち抜き戦、そして師匠同士の対戦が行われ、皆で薬湯を飲み交わして健康になりました。

“薬湯"を巡る『スト6』一門対決

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 荒咬オウガさんが主催する『スト6』の対戦企画、“師弟で守れ 乾杯!薬湯デスマッチ”が4月20日17時から開催されました。

 プロゲーマーのマゴさんとあきらさんが“弟子”を率いて戦う一門対決というコンセプトで行われ、“チームマゴ”として夕刻ロベルさん、本阿弥あずささん、星鳳ともりさん、“チームあきら”としてラプラス・ダークネスさん(ラプ様)、折咲もしゅさん、蝶屋はなびさんと、6名のVTuberが出場。

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 「実況・兼・愉悦」にはアールさんを迎え、楽しく開催されました。

 この企画は1週間前に告知が行われ、チーム練習も経て、この日の対決に臨んでいました。


 師匠がチームを率いて戦う企画は、昨年行われた“師匠を守れ 集中!電流デスマッチ”をリニューアルしたものです。

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 かつて4人の“師匠”たちが苦悶の姿を見せた形を引き継ぎ、今回は電流ではなく『スト6』のキャラであるジェイミーにもちなんだ“薬湯”を飲み、「勝てば健康、負けたら不健康だから薬湯を飲めというルール」(アールさん)で実施されました。

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 注目の薬湯の中身はオウガさんが「本気で」準備したもの。運営スタッフが“試飲”する様子も放送され、自ずと緊張感が高まります。

 「本当に部屋がくさい。絶対に飲みたくない」(はなびさん)と参加選手たちからも大好評(?)。同様に苦いお茶を飲む企画に参加し、「余裕だった」という過去を持つラプ様も「全然違う」と語る仕上がりの味だそうです。

 弟子が負けると、師匠がその弟子と一緒に薬湯という飲み干すというルールなわけです。

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 捕らわれた2人の師匠、左が「負けんな!」と荒ぶるマゴさん、右が「縛られるのは初めて」というあきらさん。2人とも緊張感が違います。

まずは1対1の戦いからスタート

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 最初の対戦はオウガさんと同じ“ホロライブ・プロダクション”に所属する同士の対決です。

 “チームマゴ”から夕刻ロベルさん(使用キャラ:マノン)と“チームあきら”のラプ様ことラプラス・ダークネスさん(使用キャラ:不知火舞)。どちらも“お姉さん”が好きで、「同じキャラを好きになる」(ラプ様)タイプ。

【#ラプラス・ダークネス来店】本日のお客様はラプです!【夕刻ロベル/ラプラス・ダークネス】


 昨年行われた対談コラボでは、「同担拒否」が明らかになる大変愉快なトークが繰り広げられたこともある2人で、ラプ様としては負けられない戦いでした。

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 ランクが上のロベルさんに対し、練習してきた技も披露して善戦したラプ様でしたが、弱点である“インパクト(ドライブインパクト)”を多用されて苦杯。

 師匠とともに、苦汁を飲まされることとなりました。

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 選手側は各自に送られている薬湯を自分で用意して飲むスタイルですが、師匠側が飲むものはオウガさんが特別にブレンドしたもの。

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 しかも複数のバージョンが用意され、まず飲むのは、“AMATYAMICOS”。

 意味はわかりませんが、気合いの入ったVTRとポエムまで用意されていました。

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 続いては“チームマゴ”から“すぺしゃりて”の本阿弥あずささん(使用キャラ:豪鬼)、そして“チームあきら”から“REJECT”の折咲もしゅさん(使用キャラ:キャミィ)の対戦となりました。

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 実力伯仲の2人だけに期待どおりの大激戦となりましたが、17歳とは思えぬ冷静なプレイングが光ったあずささんが勝利。もしゅさんが師匠と乾杯することとなりました。

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 あきらさんが飲み干したのは“出汁苦丁”。無駄にカツオ節が利いていた模様です。

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 3戦目に登場したのは、“チームマゴ”から“りーさるぷらん”の星鳳ともりさん(使用キャラ:ジュリ)、“チームあきら”から“ぶいすぽっ!”の蝶屋はなびさん(使用キャラ:マリーザ)。

 ここは練習で師匠のあきらさんを破るほどの仕上がりを見せていたはなびさんが、マゴさんのささやきに動揺してしまった“マゴガール”のともりさんを力強く撃破。

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 この3戦目で登場した薬湯は“餃子Sparkling”。「おっさんのゲップ」(マゴさん)という強烈な匂いが特徴のようです。

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 3戦目にして初めて薬湯を飲んだマゴさんも匂いを感じた時点から強烈なリアクションでした。

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 “マゴガール”のともりさんと、苦味体験を共有する幸せな時間となりました。

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勝ち抜き戦は“師匠"がすべてを背負って激突

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 個人戦に続いては、勝ち抜き戦での団体勝負へと移ります。

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 ここまでは弟子の勝敗で師匠も苦しむ(健康になる)という流れでしたが、ここからは最後に師匠が勝てば全員で薬湯回避というコンセプト。

 チームチャットを繋ぎながらの対戦ということもあり、必然的に特殊な盛り上がりを見せることとなりました。

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 ロベルさんがいきなりの2人抜きとなった“チームマゴ”。その後もあずささんがはなびさんを破り、一気に“チームあきら”を追い詰めます。

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 師匠あきらさんも意地の連勝を見せましたが、最後は「隣(あきらさん)からずっと泣き言が聴こえてきて楽しかった」、「追い詰められてる感じがしました」と笑うマゴさんが勝利となり、“チームマゴ”の快勝でした。

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 「初めてあきらのことを応援した」(ラプ様)という“チームあきら”でしたが、全員で薬湯を飲むこととなりました。

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 この勝ち抜き戦での薬湯は、YouTubeの視聴者アンケート機能を使って何を飲むか決めるという邪悪な試みが行われました。

 「みなさんも“こちら側”です」(オウガさん)

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 なお筆者も迷わず3番目に入れましたが、まだあきらさんが飲んでないのがこの薬湯ということもあり、必然でしたね。

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 敗れた4人で仲良く楽しい乾杯となりました

「絆を紡ぐイベントなので、さらに絆が深まったんじゃないでしょうか」(オウガさん)

師匠戦、そして……!?

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 そして最後はプロ同士の戦い、“師匠戦”です。

 ここでオウガさんは今大会で出番のなかった“薬湯キャラ”であるジェイミー対決を2人に要請。

 共にほとんど使った経験がないそうですが、揃ってこの要請を快諾。戦いに臨みます。

「飲むか?」、「飲めるか?」、「飲んだー!」、「飲み方がわからないー?」(アールさん)と実況も盛り上がりつつ、戦いの中で徐々に成長していく様も見せ、プロゲーマーの適応力の凄さも感じさせる熱戦となりました。

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 もっとも、これで納得がいかないのはマゴさん。

「オウガ! メインキャラでやらせろ!」と泣きの1回をやることに。負けたらチーム全員が“もう1杯"となることを条件に(マゴさんは負けたら2杯)、本来のキャラでの“1先勝負"が追加されることになりました。

 ジュリとキャミィ、本来の持ちキャラによるプロ同士の戦いは、テンションも相まってさすがのハイレベルな攻防の連続になりました。

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 そしてチームのプレッシャーを猛烈に受けながらスペシャルなパフォーマンスを出し切ったのは、薬湯を2杯飲んで健康になっていたあきらさん。師匠の意地と威厳を見せ付ける結末となりました。

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 最後の薬湯は、試飲会で「運営一同、これが一番ヤバいと口を揃えた。今までがハイポ(ハイポーション)だとしたら、エリクサー」(オウガさん)という逸品“NONI・KATAKURI"。

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 薬湯のパワーで一挙健康になったマゴさんでした……!(あきらさんも幸せそう)

 ここまで回避してきたロベルさんも初めての薬湯を堪能した様子でした。

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 そして最後は“お約束"と言うべきか。

 主催のオウガさんとアールさんが全員の「乾杯!」の合図で薬湯を飲み干し、ハッピーエンド。

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 格ゲー界とVTuber界を繋ぎたいと願うお2人の苦悶のあとは、協賛のレッドブルを仲良く飲み干して口に翼をさずけられ、閉幕となりました。

配信アーカイブ

【 #師弟薬湯デスマッチ 】師弟で守れ 乾杯! 薬湯デスマッチ【荒咬オウガ /ホロスターズ】


 本配信以外に、参加各選手の視点での配信も行われていますので、チームでのトークなどに興味がある方はそちらもチェックしてみるといいかもしれません。

 また、今回の企画はホロライブの獅白ぼたんさんなど、さまざまな配信者によるミラー配信も実施されていました。そちらも観れば2度、3度と愉悦できることでしょう。

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