はじめまして、僕はゲームが好きで好きでどうしてもゲームデザイナーになりたくて田舎を飛び出し、東京でゲーム開発を20年程している仁平孝佳と申します。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/39419/a41dee934a8b0f413ef54e2c45e141daf.jpg?x=1280)
小さな開発会社のアーティストから始まり、大きなパブリッシャーでアート兼ディレクター経験を経て、10年以上前に株式会社FORCESというゲーム会社を起業しました。
そんな僕には、仲間たちと作ったゲームでブームを起こしたいという夢があります。
現在は、昔からオカルト好きであることを強みとして、ホラーゲームの開発を目標としています。
このコラムでは、そんな僕が体験または聞いたオカルトエピソードをお届けします。
仁平孝佳:株式会社FORCESというゲーム会社の社長。三度の飯よりゲームが好きで、子供の頃からゲームキャラクターの絵を描いたりシナリオを書いたりするのが好きでした。世界中の人に遊んでもらえるホラーゲームを作ることが夢です。
初めてのオカルト体験【怖い話しても良いですか?】
最初にことわって置くと、僕自身にオカルト的な特別な能力はありません。
それでも何か特殊なものがあるとしたら、不可思議な事に強く引き寄せられる、そして引き寄せる事だと思います。
僕の周りには、小中高大と、自称「視える」友人知人が必ず近くに一人はいる状態で、ホラーやオカルトに強く惹かれていきました。
最初は、小学生の時の担任の先生だったんだと思います。
その先生は、授業が早く終わるといつも怖い話をしてくれました。
内容は、自身が見聞きしたものが主でしたが、中には実体験の話もあり、その衝撃が何よりも大きかったのを覚えています。
学校の七不思議や紫色の鏡にも苦しめられましたが、実体験の話となると別格でした。
もはや話の内容の記憶が曖昧なのですが、話を聞くだけで伝播すると言う類の話だったのと、描写の生々しさがとにかく怖くて、1人でトイレに行くことも、夜まともに眠ることもできなくなったのだけはハッキリと覚えています。
留守番なんてもっての外だったし、夜には何度もうなされて親に心配をかけたこともありました。
呪いの発端は確か、ある恋人同士の無理心中でした。
それで片方だけが生き延びてしまい、そこから呪いが始まり、それを見ていた人に移り、やがてはその話を知ってしまった人に移り、先生のところに来たと…。
だったらそれを聞いてしまった生徒たちにも移るじゃないかと言う話なのですが、特に誰かに何かが起きたと言う話は当時無かったと記憶しています。
ただ、何故か少しだけ気になっていたんです。どうしてあんなタイミングであの先生はあの話をしたんだろうか。
とても生徒思いの先生で、嫌味な校長とも戦ってくれるような人だったのに、怖い話が苦手な生徒には泣き出す子もいたくらいだったのに、なぜ途中で止めることもなく話をしたんだろうか。
思えばあの時、現在進行形で取り憑かれている話だったなと…。
実はこれは、生徒たちに呪いを移す行為になってしまうんです。おそらく先生にその自覚はなかったんだと思いますし、そんなつもりも無かったと思います。
しかし、こういった類のものというのは、「意識すること」であちら側の存在の力を強めてしまいます。
怖いと思えば思うほど、いると思えば思うほど強大になっていくのです。
詳細な見た目などの話もあまりよろしいものではなく、ふとした時にリンクし、向こう側が見えてしまうものなのです。
何よりタチが悪いのは、対処する能力がない限り、こちらはやられたい放題であるということ。
中途半端な知識で対処しようものなら、その行為自体が「意識すること」つまり、あちら側の存在を「肯定すること」となるので、さらに力を強めることにつながるのです。
会いたくないのに会いに来る、見たくないのに見せられる。迷惑極まりない状態になります。
先生の件で言うと、実害と呼べるものは何も無かったと思っていますが、あるとしたら、その後僕は二十年に渡って毎日金縛りに悩まされるようになったというくらいですね。
【株式会社FORCES】開発中のゲームタイトル
『鋼の戦騎 ARMIS』
『鋼の戦騎ARMIS』は、Vampire Survivorsなどで知られるローグライトのゲームジャンルに、日本の往年のロボットアニメを彷彿とさせる重厚なドラマと個性豊かなキャラクターたちの物語を組み合わせた“群像劇(ドラマチック)ローグライトアクション”です。
プレイヤーは、鋼鉄の戦騎“ARMIS”に乗り込み、無数の敵との熾烈な戦いを繰り広げながら、様々なキャラクターの運命と向き合うことになります。
電撃インディースペシャル第1夜に『鋼の戦騎 ARMIS』が登場!
5月22日に放送される電撃インディースペシャルに『鋼の戦騎 ARMIS』が登場します。番組では実機プレイを交えつつ本作の魅力がたっぷり届けられるので、ぜひご覧ください!
●放送時間(タイムテーブル)
20時30分~ 鋼の戦騎 ARMIS
※電撃インディースペシャルは19時20分から開始。
●告知記事