バンダイナムコエンターテインメントより、7月17日に発売予定のPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト『Shadow Labyrinth(シャドウラビリンス)』。その試遊版が編集部に届いたので、世界最速レビューをお届けします。
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スピード感のある今風の探索型2Dアクション【シャドウラビリンス レビュー】
本作は『パックマン』45周年を記念に制作された探索型2Dアクションゲーム。自らを"PUCK"と名乗る、まるでパックマンのような丸く黄色いメカが戦闘や探索を支援してくれる存在が、相棒として付いてきてくれます。
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本作は、主人公の剣士は"PUCK"によって8番目の適合者として召喚されたという設定。今回の試遊版では洞窟のようなロケーションからSF感満載の場所まで、まったく印象が異なるエリアを確認できました。ですが、そのほかの細かな設定や世界観など試遊版では謎となっている部分も多く、現時点ではまだまだ全貌の見えないタイトルと言えます。
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プレイヤーキャラには体力の要素があり、基本的には1ヒットで体力1メモリ減るような仕様。減った体力は専用の回復アイテムで回復可能で、この回復アイテムはエリアの要所にある休息所的なポイントで休むことで使用回数が復活します。
肝心のアクション部分はかーなーり軽やかかつ多彩! 3回連続攻撃のできる近接武器が8方向自由に攻撃できる点をはじめ、ダメージ軽減効果のある全方位シールドやパリィとアクション性が高く、さらに2段ジャンプや緊急回避、空中回避に加え、義手のような部分をワイヤーのように伸ばしてつかみ移動するなど、全体的に“できることが多く楽しいアクション”です。
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一部の強敵を除けば敵をサクっと倒せるのも特徴の1つ。動きだけでなくゲーム全体が流れるように進行していきますし、主人公の動作レスポンスもよいので、とてもスピーディに駆け抜けるような感覚で遊べました。
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パックマンの力(?)を借りて戦う特殊なアクション【シャドウラビリンス レビュー】
相棒の"PUCK"はただ着いてくるだけでなく、一部のアクションではその力を貸してくれます。代表的なのが"GAIA"と呼ばれる剣士と融合した姿で、獣型の機械兵器のような状態で暴れることが可能!
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発動には専用のエネルギーを必要ですが、両腕の巨大な爪で敵を引き裂き、圧倒的なパワーで蹴散らす爽快感が味わえます。ちなみに、受けたダメージはすべて活動エネルギーの消費に変換されるので、攻撃されるほど"GAIA"での活動時間は減ってしまいますが、実質"GAIA"中はノーダメージのような感覚。
ただし、どこでも変身可能というわけではなく、"GAIA"が召喚可能な広さがないと融合できませんでした。条件付きの切り札のようなシステムです。
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また、探索中でおもしろいと感じたのは壁や天井を沿うように配置された白い枠組み"Dライン"。これに触れると"PUCK"と一体化してレール上を移動できます。
このとき、天井だろうと垂直の壁だろうとおかまいなしに進めるので、かなり探索範囲が広がるおもしろい要素でした。何より移動中はパックマン特有の「アムアムアム」という、パックマンがドットを食べる際の擬音のようなSEが聞こえてくるところが良いですね!
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"Dライン"上にはクッキー(ドット)っぽいものも確認できますし、細かなところで本家『パックマン』を感じさせてくれるのでワクワクさせてくれます。
その一方で黒いパックマンのような形態で敵を捕食するシーンもあったりと、ダークな部分も見せてくれました。ゲーム的には新たな能力に目覚め、"GAIA"中に巨大なビーム砲を発射できるようになるなど、とんでもなくド派手なアクションが解禁。
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こういったアクションの拡張要素もあるようで、道中では剣士で使えるアクションが増えたり、ブレードの攻撃力を休憩所で強化可能だったりとプレイの奥行きも感じられました。また試遊版では詳細が見られませんでしたが、『シャドウラビリンス』公式Xでは装備することで効果を発揮する"PERK"の存在も明らかにされています。ビルドも組めそうで、探索型2Dアクション好きとしてはかなり期待値が上がりました!
【お詫びと訂正】
— Shadow Labyrinth【公式】 (@alt_pacman) April 21, 2025
4月18日の投稿に一部誤りがございました。
正しくは以下となります。
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◆#シャドウラビリンス◆
【PERK】
装備することにより、効果を発揮するアイテム。
回避時の移動距離を伸ばしたり、被ダメージが軽減したりなど、様々な種類・効果があり、… pic.twitter.com/Ujp2qNNXla
このほか『ディグダグ』でおなじみの敵が本作の雰囲気に合わせたリアルな姿で登場するサプライズも! ちゃんと壁抜けをしながら近付いてくるシーンや本家のように敵を膨らまして倒す仕掛けなど、なかなかオタク心をくすぐる仕掛けがある部分に感動しました。おまけに敵に近づくとステージBGMが小さく聞こえたような気もしたり……!!
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といった感じで『パックマン』のみならずナムコ好きがニヤニヤできる細かなネタも用意されていて、さらにプレイが楽しみになりました。アクション面もかなりレスポンスが良く、スピード感のある戦闘、探索が楽しめましたし、発売が非常に待ち遠しくなりました!
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なお、5月22日より東急プラザ原宿“ハラカド”の4階特設イベントスペースにて開催される“PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU”にて、国内最速で試遊台が出展されるとのこと。興味がある方はぜひ会場に足を運んでみては?
イベント概要
名称
PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU
開催期間
5月22日~6月1日
営業時間
11:00~19:00
開催場所
東急プラザ原宿“ハラカド”4階イベントスペースを中心に、各店舗でコラボを実施