京都・みやこめっせで7月18日~20日に開催されたインディーゲームイベント“BitSummit the 13th:Summer of Yokai”のブースレポートをお届けします。
イベントでは多数のインディーゲームが出展されていましたが、ここでは特に電撃オンラインスタッフが気になったタイトルを厳選して紹介していきます!
イベントでは多数のインディーゲームが出展されていましたが、ここでは特に電撃オンラインスタッフが気になったタイトルを厳選して紹介していきます!
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“BitSummit”は、毎年京都で開催している日本最大級のインディーゲームの祭典です。「国内のおもしろいインディーゲームを海外に向けて発信していく」という趣旨のもと、2012年後半に発足。2018年には来場者数1万1千人を超える大きなイベントに成長しました。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
索引
- 『勇者パーティはぜんめつしました。』【China indie Game Alliance(CiGA)ブース】
- 『Regular Home Renovation Simulator』【Critical Reflexブース】
- 『Militsioner』【Critical Reflexブース】
- 『No, I'm Not a Human』【Critical Reflexブース】
- 『サマーロード』【GYAAR Studioブース】
- 『Algolemeth』【GYAAR Studioブース】
- 『BANDIT KNIGHT』【GYAAR Studioブース】
- 『FAITH: The Unholy Trinity』【ハピネットブース】
- 『黒くないカギで開かないドアはない』【iGi indie Game incubatorブース】
- 『I Hate This Place』【アソビズムブース】
- “BitSummit the 13th:Summer of Yokai”概要
『勇者パーティはぜんめつしました。』【China indie Game Alliance(CiGA)ブース】
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『勇者パーティはぜんめつしました。』は、迷宮の奥で消息を絶った勇者パーティの中から1人だけを選んで、ともに迷宮からの脱出を目指すダンジョン探索型アドベンチャーです。
勇者パーティのメンバーは、今や「はい」か「いいえ」しか話せなくなってしまった勇者や、魔法が使えなくなってしまった最強の魔法使いなど、迷宮の呪いを受けて全員ボロボロの状態。
そんな一癖も二癖もあるメンバーの中からたった1人を選び、危険な迷宮から必死で脱出するという、ハラハラドキドキの作品となっています。
『Regular Home Renovation Simulator』【Critical Reflexブース】
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『Regular Home Renovation Simulator』は、散らかった建物などをリフォームするシミュレーションゲームです。
プレイヤーは、住宅や荒れ果てた教会などを修理していくことになるのですが、なんだかちょっと様子がおかしい……!?
家の中・周辺に散らばっている血や骨、肉片などを取り除き、キレイにお掃除していく新感覚のリフォームゲームとなっています。
『Militsioner』【Critical Reflexブース】
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『Militsioner』は、巨大警官の監視下から逃れ、街からの脱出を目指すアクションアドベンチャーです。
この巨大警官、一方的にこちらが監視されているだけかと思いきや、意外にも交流できるタイミングがあるのが面白いところ。
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とはいえ、こちらが圧倒的に不利なのは間違いないため、会話中にどんな受け答えをするかは慎重に考える必要があります。緊張感たっぷりのアクションアドベンチャーとなっています。
『No, I'm Not a Human』【Critical Reflexブース】
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『No, I'm Not a Human』は、家を訪れる客たちの中から“本物の人間”を見分けて招き入れるホラーシミュレーションです。
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人間のフリをして紛れ込んでいる“来訪者”は、人間に容赦なく襲いかかってきます。誰が本物の人間で、誰がそうでないのか……と、つい疑心暗鬼に陥ってしまう恐ろしさが味わえる作品となっています。
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『サマーロード』【GYAAR Studioブース】
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『サマーロード』は、“オート×アイテム合成×ローグライト”がテーマの、10分で楽しむローグライトRPGです。
バトルはオート進行となっており、装備の組み合わせしだいで、さまざまなアクションを発動できます。
1プレイ10分の冒険ですが、ルートやイベントの選択によって冒険の内容が変化していくため、繰り返し遊べます。
『Algolemeth』【GYAAR Studioブース】
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『Algolemeth』は、AI(戦闘ロジック)を搭載したゴーレムを迷宮に送り出し、全自動で攻略を行うダンジョンRPGです。
さまざまな条件をもとにゴーレムの行動を設定したら、あとは彼らの活躍を見守ります。
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ゴーレムたちの行動は、例えば“○○属性が弱点の敵”に対して“優先的に○○属性の魔法を使う”といったような設定ができ、プログラミングの知識がない筆者でも楽しむことができました。
『BANDIT KNIGHT』【GYAAR Studioブース】
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『BANDIT KNIGHT』は、盗賊ギルドの一員となって世界を駆け回るアクションゲームです。
悪い商人や貴族たちからオタカラを盗み出し、集めたアイテムを使用することでキャラクターを強化できます。
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自分のスタイルにあわせてキャラを成長させ、さらにスピーディーに、大胆に盗めるようになっていくのが楽しい作品です。
『FAITH: The Unholy Trinity』【ハピネットブース】
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『FAITH: The Unholy Trinity』は、ピクセルアートが特徴的なレトロ風ホラーゲームです。
プレイヤーは若き司祭・ジョンとして悪魔憑きの調査に乗り出しますが、その先には恐ろしい悪魔が待ち受けていて……!?
プレイヤーの行動によってさまざまなエンディングを見ることができる、マルチエンディングのホラーアドベンチャーとなっています。
『黒くないカギで開かないドアはない』【iGi indie Game incubatorブース】
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『黒くないカギで開かないドアはない』は、ステージ内のルール文に“ない”を足し引きしてルールを改変し、ゴールを目指す2Dアクションパズルゲーム。
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例えば、ゲーム画面に“カギは重くない”というルール文があったとします。この文のとおり、カギはまるで無重力空間にあるように上方へ浮き上がってしまっていて、そのままでは手が届きません。
そこで、“カギは重くない”という文から“ない”を取り、“カギは重い”という文に書き換えます。すると、浮き上がっていたカギがポトリと落ちて、難なく拾うことができました。
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このように、ゲーム内のルール文から“ない”を引いたり足したりして、ルールを書き換えながら進むのが楽しい作品となっています。
『I Hate This Place』【アソビズムブース】
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『I Hate This Place』は、不気味で予測不可能な世界を舞台にしたサバイバルホラーです。
眠っていた力を誤って目覚めさせてしまった主人公・エレナとなって、不気味で危険に満ちた世界を探索していくことになります。
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レトロなコミックのような色使いやグラフィックが個性的で、好きな方にはたまらない作品となっています。
“BitSummit the 13th:Summer of Yokai”概要
イベント名:BitSummit the 13th:Summer of Yokai
日時:2025年7月18日(金)~20日(日)10:00~17:00
※18日はビジネスデイ、19日、20日は一般公開日
会場:京都市勧業館みやこめっせ 1F 第2展示場
主催:日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)