電撃オンライン

『アリスギア』と『ストライクウィッチーズ』どっちの魅力も知ってほしい。そうだ、両方語ればいいんだ!【アリス・ギア・アイギス】

文:電撃オンライン

公開日時:

最終更新:

 『アリス・ギア・アイギス(アリスギア)』と『ストライクウィッチーズ』のコラボが8月28日より開催中です。

 さらに、コラボアップデートの第1弾として、過去に開催された『ストライクウィッチーズ』コラボイベント“交差する空”と“還りたい空”が復刻開催。

 5日以降にも、新イベント"連なる空"の後半エピソードが公開予定となっているほか、さらなる復刻イベントも控えています。

 このコラボを楽しむのにまたとない機会に、本記事では今回のコラボをきっかけに『アリスギア』や『ストライクウィッチーズ』に興味を持った人に向けて両作品の魅力をお届けします。

[IMAGE]※本記事はコロプラの提供でお送りします。

『アリスギア』ってどんなゲーム?


 『アリスギア』は公式には武装カスタマイズアクションというジャンルを掲げる、基本プレイ無料のタイトル。

 “アリスギア(ギア)”という装備を身にまとう“アクトレス”と呼ばれる少女たちと、ヴァイスという未知の存在の戦いを描いています。

 と言っても、人類がピンチ! というほどではなく企業などが業務としてヴァイス討伐を請け負うという世界。

 そんな企業のなかでも最近鳴かず飛ばずの“成子坂製作所”にプレイヤーが入った、というところから物語が始まり、メインストーリーの序盤や多くのイベントは成子坂の面々や成子坂にかかわったことのあるアクトレスを中心とした、肩の力を抜いて楽しめるものになっています。

 一方で、国や世界規模で見ると未知の存在が人類を継続的に襲うという状況は看過できるものではなく、ヴァイスやアリスギアに関係した不穏な話もちらほら。さらに『アリスギア』世界の今に至るまでに後ろ暗い話も見え隠れしています。

 そういったシリアス展開が、成子坂を中心にしたゆるさのなかで時折顔を見せてくるのも『アリスギア』の特徴です。

 そんな『アリスギア』のバトルはアクトレスを後ろから見る視点のシューティング。

 遠距離攻撃、近距離攻撃、1回の出撃で使用回数に制限のあるスキル、攻撃などで貯まるゲージを消費して繰り出すSPスキルと多彩な攻撃手段で気持ちよく立ち回れます。

[IMAGE][IMAGE]

 さらに、アクトレス自体やギアを強化していく育成要素もありつつ、最高レベルまで育成しなくても十分な戦力になってくれるので、アクトレスを使いつつ、しだいに強くなっていくさまも体感できます。

『アリスギア』のここが好き!

[IMAGE]

3Dモデルをふんだんに使うことによるアクトレスの実在感


 そんな『アリスギア』ですが、バトルだけでなく3Dモデルを会話パートにも活用しているのが特徴。

 バトルで操作するそのままのアクトレスが会話とともに仕草でシーンを演出しているので、『アリスギア』の世界にアクトレスがいるという感覚や、バトルと会話パートがつながっている感覚を強く覚えます。

[IMAGE][IMAGE]

 また、少々メタ的になりますが、2Dのイラストでは新規に差分を用意しなければいけないところ、3Dモデルでポーズや仕草が作られているため、意外なところでこだわりのモーションが見られることも。

 ゲーセンでレバーとボタンを操作しているモーションがキャラクターに用意されているゲームなんて早々ありませんよ(笑)。

日課は軽め、でも無限に遊べる


 また、システム面では1日に限られた回数だけ効率よく素材などを入手できる、いわゆる“日課”が非常に軽い点が遊びやすさにつながっています。

 1人用の日課は基本的には4クエスト。15分もかからず終えることができます。マルチプレイ用の日課を加えるとだいたい合計11クエスト。マルチプレイ用の日課は1人用のものと比べて難度は高いものの人が集まってしまえば1人用の日課と1クエスト辺りの時間に大きな差はありません。

 一方で日課が軽いからと言ってやることがすぐになくなることはなし。

 『アリスギア』には恒常的にいくらでも遊べる“調査任務”というコンテンツが用意されており、このコンテンツだけでいわゆる経験値や個々のアクトレス専用の装備、ためるとスカウト(ガチャ)が引けるポイントなど、ゲーム内のリソースがほぼすべて手に入ります。現実の時間という制限はありますが、極端な話調査クエストを遊び続ければ無限にスカウトを引くことも可能です。

 また、個人的に以前まではあまり多くのアクトレスを育成する必要性を感じていなかったのですが、7月に正式実装されたばかりの“調査任務Ver.2”で大きく変化。

 調査任務Ver.2はCOM操作のアクトレスと3人同時に出撃するコンテンツになっており、プレイの仕方しだいではかなり高難度のバトルに挑むことになるため、いろいろなアクトレスを育成して実戦で試す機会が増しています。

 そして、開発サイドが“公式が病気”というスラングを使うのが最適なくらい、妙なことをしばしば行うのも『アリスギア』の魅力として外せません。

 とくに顕著なのがイベント内に登場するミニゲーム。やけに本格的なクイズが出題されたり、3Dモデルをバトル以外でも使用していることを存分に生かしたホームランダービーが登場したりと、新イベントではしばしば本編以外で力の入ったものが登場します。

[IMAGE][IMAGE]

 さらに、恒常的に用意されているアクトレスを撮影できるスペースにどこかで見たようなプールが登場したり、目に“提供”の文字がかかるどこかで見たことがあるだろう定番ネタをなぜかアクトレス用のアクセサリーで表現したりもしています。

[IMAGE][IMAGE]

 最近では何の前触れもなく、そうめんや冷や麦を模した頭に飾るアクセサリーが配布するなんてこともありました。


 “ユーザーを楽しませよう”という試みはそれこそあらゆるゲームで見られますが、魅力的なストーリーや継続的に楽しませるコンテンツだけではなく、出オチや一発ネタなど「どうしてこうなった!?」と突っ込みたくなる“ユーザーを笑わせよう”とする試みまで積極的に行っているのも、『アリスギア』を継続的にプレイし続けている人が多い理由の一つでしょう。

スカウト(ガチャ)に最強キャラはいない


 そんな『アリスギア』。スカウト(ガチャ)によってアクトレスを迎えることができます。

 当然今から始める人は強いアクトレスは誰か? という点が気になることでしょう。

 ただ、『アリスギア』はアクトレスを強弱でくくれないのが特徴のひとつ。

 長射程のライフルと小型のヴァイスの群れを倒すのに長けたスキルを持つ代わりに機動力に難がある、機動力と近距離戦に長けているものの本領を発揮するのにヴァイスに近づく必要がある、といったように一長一短。強弱よりもシューティングの自機のように個性があると言う方が正しいでしょう。

 ちなみに、2018年の第1回『ストライクウィッチーズ』コラボで登場したリネット・ビショップは、ほかのプレイヤーから借りた際の対ボス性能が一級品。とくに個別で調整されたわけでもないのに、いまだにしょっちゅうお世話になっています。

『ストライクウィッチーズ』ってどんな作品?


 この『アリスギア』と今回5度目のコラボになるアニメ『ストライクウィッチーズ』シリーズは島田フミカネさん & Projekt kagonishさんによるメディアミックス作品。

 ネウロイという異形に侵略を受けた架空の歴史を舞台に、ストライカーユニットという機械を身に着けて戦う“ウィッチ”と呼ばれる少女たちの物語が描かれています。

[IMAGE]

『ストライクウィッチーズ』のここが好き!


 『ストライクウィッチーズ』シリーズはアニメ自体に触れたことはなくてもキャラクターを知っているという人がかなり多い作品。

 歴史の長いコンテンツに触れる入口ってキャラクターのビジュアルだったりネットミームだったりするものですが、『ストライクウィッチーズ』は見た目のインパクトだけ咀嚼しておしまいにしてしまうにはもったいない作品です。

 あるきっかけから軍に携わることになった主人公の“宮藤芳佳”を中心に描かれる物語は、戦う女の子の成長や葛藤を描く王道のもの。

[IMAGE]

 崩壊した都市や永遠の別れなど、“これは戦争である”と意識させるシーンもしっかり描かれており、ネウロイを敵とした架空の戦記ものとして楽しめます。自分は正直なところ、ウィッチたちをサポートする男性のメカニックや船員などがいることをアニメを見て初めて知りました。増してや男性との甘酸っぱくも悲しいエピソードを持っているウィッチがいるなんて想像もしていませんでしたね。

[IMAGE][IMAGE]

 とはいえ、やはりキャラクターたちのかわいらしいビジュアルには注目するもの。アニメでは様々なアングルからウィッチたちの魅力を感じることもできます。

[IMAGE][IMAGE]

どちらかが好きならもう片方にも触れてみて!


 さて、『アリスギア』と『ストライクウィッチーズ』のコラボはこれで5度目。

 たびたび思うのですが、メカを身に着けた少女が空中戦を行うという共通項を持っているため、なぜ機械を身につけるのか? なぜ戦えるのか?といった理由付けがなくても“そのままやって来た”感が強いコラボになっています。

 ゆるさもあり、シリアスもありのストーリーラインに、少女を全面に押し出したつくりも共通しています。

[IMAGE]

 そもそも『ストライクウィッチーズ』の原案に携わる島田フミカネさんは『アリスギア』でもキャラクター監修・キャラクターデザイン・メカニックデザインを担当しているので、その点も“そのままやって来た”感を後押ししているのでしょう。

 さて、ここまで読んだ人は、きっと『アリスギア』か『ストライクウィッチーズ』を知っている、もしくは両方に興味がある読者のはず。

 『アリスギア』だけ知っているなら『ストライクウィッチーズ』に、『ストライクウィッチーズ』だけを知っているなら『アリスギア』に、それぞれ手を伸ばしてみるときっとハマりますよ。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります