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レビュー:RPG『百陽師』正式版は何が変わった? より妖怪の育成がしやすくなり、コマンドバトルも奥深くなった!

文:りえぽん

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 ワンコネクトがSteamで近日正式版の配信を行う、戦術型コマンドバトルRPG『百陽師』の正式版レビューをお届けします。

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※本記事はワンコネクトの提供でお送りします。

コマンドバトルRPG『百陽師』基本的な要素は変わらず正式版でより遊びやすくなった!


 RPG大好き! 妖怪も大好き! なりえぽんです。そんな人にピッタリのRPG『百陽師』の正式版が、いよいよ配信間近となりました。

 早期アクセス版でもレビューをお届けしましたが、今回は正式版をひと足早くプレイさせていただいたので、正式版での変更点を中心に紹介したいと思います!

 さまざまな要素に変更が加えられ、全体的により遊びやすくなっています。主なゲームのプレイ感については、基本は早期アクセス版から変わらず、仲間の能力を駆使した戦略的なコマンドバトルRPGが楽しみたい方におすすめできる作品です。

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『百陽師』正式版でどんな要素が変更になった?


 早速ですが、早期アクセス版からの主な変更点はこのようになっています。あくまで主な変更点となり、細かい点は早期アクセス中もいろいろとブラッシュアップされ、どんどん遊びやすくなっています。

・経験値・禍血の取得量を大幅アップ
・敵の行動を一部変更
・ランダムイベント数が50から100に
・合技を大量追加
・★★★★★の最終ボスまで実装
・一部UI変更
・戦闘バランス調整

 上記変更点の中からさらに、プレイしてみて特に気になった変更点をピックアップして紹介します。

経験値・禍血の取得量を大幅アップ


 これにより、かなり妖怪の育成がしやすくなっています。新しい仲間が増えて、その仲間をパーティに入れたいとなった時、レベルアップが早いのはうれしいポイントですね。

 また、禍血の取得量が増え、召喚に必要な禍血の量は減ったため、召喚もたくさんできるように! 仲間集めと仲間が強化される“妖力開放”がやりやすくなったので、序盤の攻略がかなり楽になったと思います。

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ランダムイベント数が50から100に


 道中のランダムイベント数が一気に倍になっています。休憩所が出る選択肢が多くなったように感じました。生命力を回復したり、攻撃力がアップする妖印を獲得できたりするので、攻略がしやすくなっています。また、宝箱や召喚ができる選択肢も増えているようです。

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★★★★★の最終ボスまで実装


 早期アクセス版では★★の難易度のボスまでプレイができましたが、正式版ではいよいよその先が解放されます。

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 ★★★の最初の洞窟に挑戦してみましたが、道中はもちろん最後の中ボスも強い! まだまだたっぷりと育成が楽しめそうです。

一部UI変更


 メニュー画面や編成画面のUIが変更されています。編成画面では妖怪を属性ごとやレベル順などで表示できるようになったところがありがたいですね。

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バトルに主軸を置いた和風な世界観が魅力のRPG『百陽師』


 変更点の他の基本的な要素は、早期アクセス版から大きな変更はありませんが、改めて魅力を紹介しましょう。

 『百陽師』は、100体もの妖怪たちを仲間にして戦うRPGです。ストーリーや探索要素はシンプルにまとめられており、バトルに主軸が置かれているため、じっくりとコマンドバトルが楽しめる作品になっています。

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 バトルは、仲間の行動順や位置、スキルを使うタイミングなどによって戦況がガラリと変わってきます。敵の行動がわかるようになっているので、仲間が今使えるスキルから、最適な戦術を考えながら戦う必要があります。

 パーティを組む段階から、どんなバランスのパーティにしようか、どの技を使って攻めようか、など考えなければいけない点がたくさんあって、頭を悩ませます。でも、そういった戦術を考えることが大好きな人には、ピッタリなRPGと言えるのではないでしょうか。

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 編成のポイントとしては、行動不能の技を使える仲間を1人は加えたいところです。また、強敵と戦う際には妖障(バリア)を使ってくる敵がいるため、しっかりとその対策をすることが大切です。妖障をどうにかできないことにはダメージを与えられないので……。りえぽんはよく、妖障対策を忘れてジリ貧になり、負けてしまうことがありました。

 また、墨絵のような全体のビジュアルと、妖怪たちのデザインも世界観に合っていて気に入っています。こういったビジュアルが好きな方も多いのではないでしょうか。

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 基本の紹介は早期アクセス版のレビューでもお届けしていますので、ぜひチェックしてみてください。


バトルの歯ごたえは十二分にあり! 戦闘をじっくり楽しみたい人に『百陽師』をおすすめしたい


 いろいろな変更が加えられたことによって、かなり遊びやすくなった『百陽師』。遊びやすい=簡単になったということではなく、バトルの歯ごたえは健在です。敵の行動の変更もあったり、さらに高難度のバトルが追加されたことによって、コマンドバトルもさらに奥深く楽しめるようになっています。

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 人によってどんな仲間を連れて、どんな戦略で戦うかも違ってくると思うので、他の人のプレイを見てみるのも楽しいと思います。

 また、お気に入りの妖怪をどこまで強くできるか挑戦するのもおもしろいですね。

 サクサクと遊べるタイトルではありませんが、少しずつじっくり好きな妖怪を成長させて、難しいバトルに挑戦したい人に、ぜひ本作を遊んでみてほしいです。戦略がうまくいってボスに勝てた時の達成感は最高です!

 早期アクセス版で遊んだよという方も、早期アクセス中からの調整も含めていろいろと変更されており、さらに先のステージまで進むことができるようになっているので、改めて遊んでみてはいかがでしょうか。


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