コナミデジタルエンタテインメントのRPG『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』の名言を紹介する連載企画。第6回は『幻想水滸伝 II』から、戦友のビクトールとともに主人公を支える天暗星のフリックの名言です。
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※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
なお、電撃オンラインでは『幻想水滸伝 I&II HDリマスター門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』のキャラクター人気投票を開催中。それぞれの作品について、好きなキャラクターは3人まで投票可能です。(各作品内で同一キャラクターへの複数投票は無効とします)
【投票締切】
2026年1月8日23:59まで
どうして、死に急ぎやがる!!!! 生きててこそだろ!!!!!!(フリック)
フリックは『幻想水滸伝 I』『幻想水滸伝 II』で活躍する、“青雷のフリック”の異名を持つ青年です。『幻想水滸伝 I』では恋人であり、解放軍の初代リーダーでもあったオデッサ・シルバーバーグを、戦いの中の凶刃で失いました。
そんな彼の戦い続ける原動力は、オデッサの遺志を継ぐこと、そして何よりも大切な人を二度と失いたくないという強い想いです。
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『幻想水滸伝 II』のフリックは戦友のビクトールとともにトラン共和国(『幻想水滸伝 I』の舞台)を出て、都市同盟側に属してハイランド王国との戦いに参加しています。
その最中、王国と対立していた都市同盟の1つである学園都市のグリンヒル市が、たった5000という兵数でとある男により落とされたとの報が届きます。
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ここを治めているのは、市長代行であるテレーズ・ワイズメル。彼女は前市長だった父が病に倒れたときから市長代行を務めていました。
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王国軍に町を占拠されてしまい、街の奥に身を隠していたテレーズ。彼女はグリンヒル市のシンボル的存在であり、そんな彼女を捕らえるため、王国軍はやっきになって市内を捜していました。
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テレーズはこれ以上の市民の犠牲を防ぐため、その身を差し出す覚悟を見せます。これはリーダーとして、そして一個人として、すべての責任を背負い込もうとした彼女の悲しい決断でした。
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ですがそんなテレーズに対して、フリックは「どうして、死に急ぎやがる!!!! 生きててこそだろ!!!!!!」と声を荒らげます。彼の言葉は単なる感情的な叱責ではありませんでした。
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フリックにとってテレーズの行動は、かつて愛したオデッサの死と重なって見えたはずです。彼女は解放軍のリーダーという重責を背負う中で、子どもを庇うという行動を選び、命を落としました。
オデッサは亡くなる間際、“リーダーとしては失格”と言葉を残しましたが、それはある意味、すべてを背負い込み過ぎてしまった結果とも言えます。
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だからこそフリックは、テレーズの死を選ぼうとする弱さに対し、怒りという形で叱咤します。「生きててこそ」という言葉に込められているのは、“死んでしまっては何も残らない、何も変えられない”という、フリック自身の過去への後悔と、テレーズへの強い願いです。
この叱咤を受けたテレーズは、ニナや市民らの後押しもあり、最終的には生きて戦う道を選びます。彼女が生き残ることは、グリンヒル市民にとっての“希望の灯”であり続けることになるのです。
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そして、たとえ街を明け渡すことになっても、リーダーが生きて再起の機会をうかがうこと。それが、残された者たちを奮い立たせる原動力になると信じているが故の、いわば“勇気ある撤退”でした。
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なお、街から脱出する際に王国軍の追手が迫るのですが、それを受け持つ主人公たちにフリックは「お嬢さんのことは任せときな。この剣の名にかけて、守ってみせる!!!」と、頼もしい言葉をかけました。
じつはフリックは戦士の村出身で、この村では自身の剣に最も大切な者の名前をつけるという慣習があります。そしてもちろん彼が持つ愛剣の名は「オデッサ」です!
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