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【幻想水滸伝】幻想博物館後期レポ(前期との違いまとめ)。グレミオのパネル、クライブの銃が追加されたほか、さまざまな変化が(ネタバレあり)

文:編集O

公開日時:

 2025年12月6日より、東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催中の“シリーズ30周年記念 幻想水滸伝 I&II展 ~幻想博物館~”。12月25日から展示物の一部が変更となる後期展示がスタートしています。

 本記事ではベストエンドに対応した変更ポイントをリポート形式でお届けします。

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※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

 なお、電撃オンラインでは『幻想水滸伝 I&II HDリマスター門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』のキャラクター人気投票を開催中。それぞれの作品について、好きなキャラクターは3人まで投票可能です。(各作品内で同一キャラクターへの複数投票は無効とします)

【投票締切】
2026年1月8日23:59まで


“シリーズ30周年記念 幻想水滸伝I&II展 ~幻想博物館~”開催概要
会期:2025年12月6日~ 2026年1月12日
※計38日間で、開催期間中は無休。

『幻想水滸伝 I』『幻想水滸伝 II』ともにベストエンドに合わせた展示物を用意


 後期では全体的な展示物の構成はそのままに、一部の展示物が『幻想水滸伝 I』『幻想水滸伝 II』ともにベストエンドに合わせた内容に変更されています。ファンならば「その変更はわかっている!」と納得の演出になっているので、前期で来場した人ももう一度足を運ぶ価値のある内容となっています。


 また、後期の展示に合わせて、幻想博物館の館長を務める渡邉美聡氏からのコメントも公開されました。

 本日より、本館の展示内容を見直しましたので、お知らせいたします。

 「門の紋章戦争(『幻想水滸伝I』)」および「デュナン統一戦争(『幻想水滸伝II』)」の最新の研究成果および新たに収蔵された展示品をご覧いただき、ぜひ、あらたな物語をセーブ&ロードして頂ければと思います。

 なお、本館は年末年始も無休でお客様をお待ちしております。年越しと新年をぜひ幻想博物館にて、英雄たちと共にお過ごしくださいませ。

入口にある等身大ルックの衣装が『幻想水滸伝 II』仕様に変更


 館内入口の導入エリアで出迎えてくれる、約束の石板の管理者であるルック。前期は『幻想水滸伝 I』の衣装でしたが、こちらが『幻想水滸伝 II』のものに変更。さらに、約束の石板の名前も同じく『幻想水滸伝 II』の108星の名前が刻まれる形になっています。

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リマスター版のイラストで描かれたグレミオの等身大パネルを追加


 『幻想水滸伝 I』の展示エリアでは、主人公がテッドから27の真の紋章であるソウルイーターを受け継いだ場面展示のそばに、河野純子氏が描き直したリマスター版のグレミオの等身大パネルが追加されています。なにげにこのバージョンの等身大パネルは初お披露目なので、ぜひ並んで記念撮影してみては?

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▲得意武器の斧を構えたグレミオの雄姿をご覧あれ!!

ベストエンド後に108星たちがどんな道を歩んだのかをカバー


 前期では両作品で活躍した108星のプロフィールが閲覧できるようになっていたコーナーが、ベストエンド後の彼ら、彼女らがどんな道を歩んだのかを記した記録へとチェンジ。ゲームではけっこう早くこれらメッセージが流れるので、あらためてじっくり読みこんでほしいですね。

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▲こちらは『幻想水滸伝I』の108星たち。

 さらに、その横に展示されているパネルが、ぼっちゃんとグレミオが旅立つベストエンド仕様へと変更されています。このエリアは等身大パネルと合わせてリマスター版のグレミオ推しで、ベストエンドを迎えたプレイヤーならば感極まるはず。

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▲前を向くぼっちゃんと、後ろ髪を引かれるような表情のグレミオとの対比が印象的です。
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▲こちらは『幻想水滸伝II』の108星たちの軌跡。
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▲そばにはベストエンドのときに見ることができるイラストのパネルと、石川史氏の原画が合わせて展示されています。原画にはなぜかムクムクがいるのがポイント(笑)。

ゲームモニターに流れる映像が両作品ともにベストエンド仕様に


 展示エリアにはいくつかプレイ動画を映したゲームモニターが設置されていますが、両作品ともにベストエンド仕様の映像を流す形になっています。友だちやファン同士で思い出を語らい合うには絶好のポイントになるでしょう。

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『幻想水滸伝 II』のベストエンドに至るまでの開発プロットが特別公開


 後期の展示で注目度の高いものといえば、『幻想水滸伝 II』のベストエンドに至るまでの開発プロットです。こちらはスタッフたちが手書きで意見を書き込んだ仕様書となっており、とても読み応えがあります。

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▲計3枚の資料が展示されています。文字の強さや大きさからも、ベストエンドの展開に並々ならぬ熱意が注がれていたことが伝わってきます。

『幻想水滸伝 II』のラストで訪れる“約束の地”ではジョウイが待つ


 『幻想水滸伝 II』のベストエンドといえば、冒頭で主人公とジョウイが岩に互いが傷をつけて、再会を誓いあった“約束の地”。こちらを再現した展示ではジョウイの等身大パネルが追加され、さらに床に照らされていた紋章ライトが、始まりの紋章へと変更されています。

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 さらに天井からぶら下がっているセリフのパネルも、ベストエンドで主人公たちが交わした言葉がチョイスされており、後期のベストエンド仕様変更で最も力が入っているエリアです。

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▲どの言葉も胸が締め付けられますよね……。

『幻想水滸伝 II』ではクライブの愛銃・シュトルムが新たに展示


 『幻想水滸伝 II』では時限イベントで多くのプレイヤーを悩ませたクライブ。その彼が愛用する“ほえ猛る声の組合”のギルド長の証である銃・シュトルムが、後期では展示物として新たに追加されています。

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▲ライフルなだけありけっこうな長さを誇ります。解説テキストも読みごたえバツグン!

『幻想水滸伝 II』のお風呂パネルがドラム缶風呂やのろいの風呂などにチェンジ


 『幻想水滸伝 II』のコーナーに展示されているお風呂パネル。こちらはドラム缶風呂や呪い風呂といった、ちょっと異色なタイプのものに変更。お風呂イベントの発生条件にもなっているだけあり、条件を満たす装飾品を揃えるのに苦労した記憶がよみがえる……かも!?(苦笑)

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『幻想水滸伝 STAR LEAP』の等身大パネル変更や舞台やアニメ関係者のサインを追加


 マルチエリアは『幻想水滸伝』シリーズ作品や、アニメや舞台といったマルチメディア展開を紹介するコーナーですが、『幻想水滸伝 STAR LEAP』の等身大パネルが変更されています。

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 また、先日公演が終わった舞台「幻想水滸伝」、2026年放映予定のアニメ『幻想水滸伝 II』の告知ポスターには、それぞれに来館した関係者たちによるサインが記入されています。

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▲前期に来館してポスターを一度見ている方もお見逃しなく!
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▲ちょっとした小ネタですが、物販前の顔パネルがハンスにチェンジされているのもポイント♪

 というわけで、新たに登場した展示物もどれも見ごたえがあり、いちファンとしては大満足だった後期の“シリーズ30周年記念 幻想水滸伝 I&II展 ~幻想博物館~”。前期で訪れた方はその違いを楽しむべく、そしてまだ来館していない方は“博物館”という体裁である意味を、ぜひその目で確かめるべく足を運んでみてほしいです。

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