KONAMIの名作RPG『幻想水滸伝』の30周年を記念したオーケストラコンサート、“幻想水滸伝 30th Anniversary Orchestra Concert”が12月16日に東京オペラシティ コンサートホール タケミツメモリアルにて開催されました。
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ナンバリングタイトルと最新作『幻想水滸伝 STAR LEAP(幻想水滸伝SP)』(iOS/Android/Steam)の楽曲が演奏されるメモリアルコンサートに相応しい内容で、演奏の模様はYouTubeのKONAMI公式サイトのシリーズ公式番組“幻想水滸伝Live”にて生配信され、現在はアーカイブで楽しむことができます。
名曲と共にシリーズの思い出を振り返ることができたコンサートの様子を、セットリストとともにレポートしていきます。
名曲と共にシリーズの思い出を振り返ることができたコンサートの様子を、セットリストとともにレポートしていきます。
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なお、電撃オンラインでは『幻想水滸伝 I&II HDリマスター門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』のキャラクター人気投票を開催中。それぞれの作品について、好きなキャラクターは3人まで投票可能です。(各作品内で同一キャラクターへの複数投票は無効とします)
【投票締切】
2026年1月8日23:59まで
太陽暦にそって、シリーズの歴史振り返る
今回のコンサートは指揮者・松村秀明さん、楽団・グランドフィルハーモニック東京が演奏を担当。
オープニングから「失われた日々~『幻想水滸伝』より」、「回想~『幻想水滸伝II』より」など、名曲の連続で涙腺を刺激されます。曲に合わせて、スクリーンに名場面も映し出され、物語や仲間たちとの思い出が次々と蘇りました。
■Overture『幻想水滸伝 30th Anniversary』
失われた日々~『幻想水滸伝』より
シーサイド・スプリング~『幻想水滸伝IV』より
大河を駆ける~『幻想水滸伝V』より
美しき黄金の都~『幻想水滸伝』より
回想~『幻想水滸伝II』より
丘から吹く風~『幻想水滸伝III』より
幻想の世界へ~『幻想水滸伝』より
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シリーズのナンバリングタイトルである『幻想水滸伝』~『幻想水滸伝 V』は、同じ世界の異なる地域の物語を描いていて、同じ歴史・太陽暦を共有しています。
今回のコンサートでは太陽暦にそって、各作品の楽曲を演奏。物語のハイライトがまとめられていて、作品を未プレイの人でも、どんな出来事があったのかわかりやすい仕掛けになっていました。
■『幻想水滸伝IV』ハイライト『罰の紋章』
出航
戦闘
丘をのぼって
輝ける海よ!空よ!
宿命の対決
罰の紋章
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■『幻想水滸伝V』ハイライト『太陽の紋章』
ふたつの守護紋章
遥かなる旅路
強大な敵
絶望と希望
大河と太陽
闇に哭する光
108の星々がつむぐ物語の果てに
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最新作の『幻想水滸伝 STAR LEAP』は、太陽暦においてナンバリングシリーズの真ん中あたりに位置します。コンサートではフィールド曲や街、戦闘曲などが演奏されました。
コンサートで、初めて公開された映像も! どんな物語と冒険が楽しめるのか、ますます期待が高まります。
■『幻想水滸伝 STAR LEAP』より
芽吹きの広野
苦難を越えて
静寂の郷
栄えし大樹の郷
行軍、星のもとに
戦旗を掲げよ!
『幻想水滸伝』シリーズと言えば、バトルを盛り上げる戦闘曲も魅力の1つです。そんなバトル曲をまとめた、スペシャルリミックスも演奏されました。
■Rhapsody for Battle Remix Ver.2
魔物たちとの対決~『幻想水滸伝』より
煌めく刃~『幻想水滸伝III』より
華麗なる大剣使い~『幻想水滸伝IV』より
突然の戦い~『幻想水滸伝III』より
舞踏狂詩曲~『幻想水滸伝V』より
Mad Luca~『幻想水滸伝II』より
Gothic Neclord~『幻想水滸伝II』より
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ピアノ・東野美紀さん、ボーカル・高橋由美子さんのスペシャルな演奏も
休憩を挟んで、後半戦は『幻想水滸伝』の演奏からスタート。映像には、主人公・ぼっちゃんの親友・テッドやお世話係・グレミオたちとのドラマチックな冒険の日々が映し出されます。
■『幻想水滸伝I』ハイライト『ソウルイーター』
失われた日々
Penpe
緊迫のテーマ~インパクト編
悲しみのテーマ~アンサンブル編
出陣のテーマ
感動のテーマ
幻想の世界へ
最強の敵
緊迫のテーマ~Tama-dator
Avertuneiro Antes Lance Mao~戦いは終わった~
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『幻想水滸伝 II』の印象的な『オープニングBGM』~『回想』。この2曲は、『幻想水滸伝』、『幻想水滸伝 II』の作曲を担当した東野美紀さんがピアノ演奏、ボーカリスト高橋由美子さんが歌唱を担当。
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お2人のスペシャルステージにテンションが上がったところで、『幻想水滸伝 II』ハイライト『始まりの紋章』が演奏され、より作品の世界に引き込まれます。
■『幻想水滸伝II』ハイライト『始まりの紋章』
過ぎた日々
回想〜ストリングスバージョン〜
怒りの鉄拳
悲しみのレクイエム
迷宮〜PENPE2
対決の時
銀狼
Chant~あなたと出会い生をうけ、あなたを失い死を知った〜
彼方の星
エンディングマーチ〜我らは常にいつならん(108人のその後)〜Coda
勝利(スタッフロールBGM)
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『幻想水滸伝III』は、複数の主人公が活躍する作品。演奏は、【第一楽章】と【第二楽章】に分かれていました。
私は『幻想水滸伝III』が大好きで、『幻想水滸伝』シリーズでも印象的な活躍をするある人物にスポットライトを当てた【第二楽章】の構成は、涙なしでは聴いていられず。曲を聴いていると自然にゲームを遊んでいたときの思い出も蘇ってきて、音楽はゲーム体験を構築する貴重な要素なのだと改めて実感しました。
■『幻想水滸伝III』ハイライト『真なる五行の紋章』
【第一楽章】
丘から吹く風
旅立ち
騎士の誇り
ビネ・デル・ゼクセ
大空洞
火花を散らして
明るい農村
かつての英雄を求めて
【第二楽章】
帚星の行方
円の宮殿
交錯した思い
最後の勝負
おだやかな日々へ
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最後はアンコール曲が演奏され、音楽と共に『幻想水滸伝』シリーズの思い出に浸ることができるドラマチックなひと時は幕を閉じます。
全体を通して、改めてサンドトラックを聴いたり、シリーズを最初から遊んだりしたくなる周年らしいステキなコンサートでした。
繰り返しになりますが、コンサートの様子はYouTubeのKONAMI公式サイトのシリーズ公式番組“幻想水滸伝Live”にて、アーカイブ配信されています。まだ見ていない方は、ぜひチェックしてみてください。
アンコール
1曲目:彼方の星
2曲目(前半):幻想の世界へ
2曲目(後半):救出
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