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『コードヴェイン2』豊富なビルド+フィールド探索の楽しさ=最高のひと言。シリーズらしさ全開のカッコよさにもホレる【CODE VEIN IIレビュー&感想】

文:シュー

公開日時:

 バンダイナムコエンターテインメントより2026年1月29日(STEAM版は1月30日)に発売されるドラマティック探索アクションRPG『CODE VEIN II(コードヴェインII)』。約6年ぶりの新作となる本作を発売に先駆けてガッツリプレイ! 前作も楽しんだ担当ライターがいち早くプレイした感想をお届けします。

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 舞台は、人間と吸血鬼が共存する未来の世界。突如現れた「渇望の月」の影響により、吸血鬼たちが自我をもたないバケモノへ変貌し、世界は滅亡に瀕していた。

 吸血鬼ハンターの主人公は、時を超える能力を持つ吸血鬼の少女ルゥと共に、世界の崩壊を防ぐため100年前の過去、「英雄」とされた吸血鬼たちの生きる時代へ! 宿命を預けあうバディと共に死地を探索し、強大な吸血鬼との死闘へ立ち向かう過酷な戦いが幕を開けます。

 ※本記事にはストーリー本編に触れる箇所があり、ネタバレが含まれる旨ご了承ください。


新しい世界観と独自のシステムで生まれ変わる|CODE VEIN II(コードヴェインII)


 前作『CODE VEIN』のバディシステムや吸血攻撃などの要素を受け継ぎつつも、新しい世界観と独自のシステムで生まれ変わったドラマティック探索アクションRPG『CODE VEIN II』。

 容赦ない敵の配置や角待ち、潜伏は当たり前。一撃が強力なボスの隙をかい潜って反撃を繰り出していく感覚は、まさにソウルライクならでは。今作でもそれらの要素は受け継がれており、バディ任せのスタイルは通用しないゴリゴリのアクションゲームになっています。実際バディはプレイヤーの後ろから付いてくる存在なので、自ら道を切り拓くことが不可欠! 本作ならではの“勇気”が試されます。

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 前作と比較して今作のバディは敵の攻撃でダウン(復帰待ちの状態)しなくなった代わりに、敵のヘイトを“引き付ける力”が大きく低下した印象。その代わりにプレイヤーのHPが少なくなった際は、バディがしばらく行動不能になる代わりに、"ギフトヒール"という術でプレイヤーを復帰させてくれるように!(クールタイム性が終われば何度も"ギフトヒール"は使用可能) メインアタッカーのプレイヤー、バディのサポートという性質が、より強調されているように感じました。

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 探索面で大きく変化したのは、やはりオープンワールドになったこと。メインストーリーに関係する大規模ダンジョンとマップの在り方はかなり変化しました。

 その広さはバイク移動が基本になるほど広大&開放感があり、目立つ建物も多いので探索欲を刺激されます。休息できるヤドリギがファストトラベルにもなっており、行き来もかなり楽に! 個人的にはヤドリギ近くに商人を配置されていることが多く、利用の際にとても助かりましたね。

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 ちなみに各エリアを訪れた当初は地形がまったく分かりません。エリア内にいるマップジャマーと呼ばれる存在を討伐することで地形情報がオープンになっていきます。

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 また各地には"鎮守の情念"と呼ばれる加護が複数点在しており、攻撃力上昇やスタミナの最大値上昇など、バフ効果を得られるほか、HPを回復させる再生力の使用回数や回復量を増やすポイントがマップ上に散らばっています。落ちているアイテムは基本的に合成や武器強化に使う素材が多いのですが、なかには術式(魔法のようなもの)が取得できるなど、入念な探索による恩恵がしっかり用意されている点は嬉しかったところですね。

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"ブラッドコード"による独自のプレイスタイル変化|CODE VEIN II(コードヴェインII)


 独自のシステムとして面白いのが、レベルアップでステータスを割り振るのではなく、"ブラッドコード"でステータスを変更していくゲーム性。この"ブラッドコード"には腕力、器用、精神など6つのステータスが表記されており、これがプレイヤーの能力値そのものに! ステータスの振り直しをせずに"ブラッドコード"を変えるだけで、近接特化や遠距離特化などのプレイスタイルを簡単に変更できるのが本作の特徴です。

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 この"ブラッドコード"には習熟度が設定されており、MAXになると同系統のより高性能なものが獲得できるという仕組み。ただ序盤から強力な"ブラッドコード"は手に入らず、ストーリー進行やNPCとの関わりで増えていくのが基本となっています。習熟度も敵を倒していれば上がるものではなく、強力な敵との戦闘でのみ上がる仕組みなので「最初のエリアで頑張れば最強に……!!」みたいな夢は実現しないようになっています。

 ストーリー進行で出会うNPCが増えていくことで、自然と"ブラッドコード"の種類も増えていきます。そういう点でもガンガン付け替えていろいろなプレイスタイルを試したり、ボスに合わせて対策したりと、試行錯誤できるのがプレイバリュという意味でも非常に楽しかったですね。

 ちなみに"ブラッドコード"には腕力や器用が高いもの、精神や意志が高いものと方向性がハッキリ分かれているので、それらのステータスと相性の良い武器を探しながら、どういうプレイスタイルで戦うか、ビルド構築をしている時間は非常に楽しさを感じる瞬間!

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 武器は片手剣、両手剣、双剣、銃剣、斧槍、大槌、ルーンブレードと多岐に渡るだけでなく、攻撃モーションも武器ごとで固有のものになっています。武器種ごとではありません!! 同じ片手剣でも強攻撃で斬撃が飛ぶもの、刀のように両手持ちで袈裟斬りを繰り出すものなど、個性が目立ちます。能力値補正も同じ武器種であってもかなり変わるので、"ブラッドコード"ごとの特性に適した武器を選べる範囲の広さも魅力となる部分です。

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 防御スロットも本作ならでは。この防御スロットにはその名の通り、盾を中心とした防御系の装備を設定できるのですが、回避や受け流しのカテゴリもあり、これがビルドの自由さを広げています。回避カテゴリにはステップ移動や垂直に飛び上がる機動力特化のものがあり、これを両手剣や大鎚など“攻撃モーションの重たい”武器種に用いることで素早い立ち回りが可能になるなど、かなり面白いビルドも可能になっています。

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 "ブラッドコード"には装備のコストが一定以上になると、ペナルティとして回避性能が低下するのですが、ビルド次第でこれを無視できるのは面白い試みでしたし、他にはないビルドの組み方だったのは新鮮でした。ちなみに防御スロットの特殊回避は無制限で行えるものではなく、後述の術式で消費する"イコル"を用いるものだったりします。

 これら武器ごとで異なるモーションや特殊な移動方法によるアクション性の高さはもちろん、より強力な術式の存在も本作のアクションの選択肢をさらに広げています。この術式は"イコル"を消費して使える魔法のようなもので、武器を用いた戦闘術式から炎や雷を飛ばす遠距離魔法術式、自身やバディに特殊効果を付与する補助系など種類も豊富!

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 一般的な術式のほかに、伝承術式なんていう必殺ウェポンもあったりとソウルライクでありながらもロマンも忘れていません! やっぱり『CODE VEIN』シリーズは、ジェイルによる特殊吸血時の演出もそうですが、カッコよく激しい、全中学生男子が憧れる要素があってこそですよね。

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バディキャラクターに注力したストーリー|CODE VEIN II(コードヴェインII)


 ゲームの進行は明確なストーリーが存在し、進行具合によって新しいエリアや武器、"ブラッドコード"が開放されていく流れ。また過去と現在を行き来することを利用したフィールドの作りやイベントが多数存在しており、探索やバディキャラクター絡みのイベントの展開が気になる作りになっています。

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 また『CODE VEIN』シリーズはバディキャラクターの深堀りに力を注いでいるイメージのため、キャラの魅力に取り憑かれて関係値を上げたくなったり、イベント進行に全力をあげたりしちゃいがち。このへんは今作でも健在! それどころか、今回は過去に訪れて歴史改変を行える設定から「どうやったら英雄を救えるのか?」の結末が知りたくて、なかなかプレイを止めることができず……。「せめて、きっかけのシーンだけでも見てから寝よう……!!」なんて思ってたら数時間といった感じに! アクション面はもちろんストーリー面でもパワーアップを感じさせられ、前作以上にのめり込んでプレイしてしまいました。

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 その他、いつでもキャラメイクが変更できるのは個人的にかなり嬉しかったところ。気分を変えるだけでなく、関わる英雄やシチュエーションに合わせるなど、気軽にお着替えしていました。ゲーム中にショップでアクセサリアイテムを購入するような必要はなく、最初からすべてオープンになっているので、思う存分キャラメイクを楽しめると思いますよ。

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 アクセサリーの中には過去作と関連した小ネタもあるほか『GOD EATER』ネタもあったりするなど、ニヤりとする要素も豊富! かなりの遊び応えを感じました。

 解放感のある屋外フィールドをバイクでぶっ飛ばしながら、幅広いビルド選択肢で攻略を楽しめる『CODE VEIN II』。前作をはるかに超えるパワーアップを遂げているので、前作をプレイした人はもちろん、「前作はプレイしていないけど気になる!」といった方も楽しめる内容になっているはずです! 少しでも『CODE VEIN II』を気になっている方にはおすすめしたい注目作になっているので、ぜひプレイしてみてください。

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