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『兵站将校は休みたい』しろうるり×『オルクセン王国史』樽見京一郎対談【前編】。2人は"同じ作家"に影響を受けていた?

文:米澤崇史

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 軍隊において、戦闘を支える後方任務・兵站(へいたん)業務に焦点を当てた、しろうるり先生が描く異色のファンタジー小説『兵站将校は休みたい』。2026年5月29日に待望の書籍版1巻が発売されます。

 今回は本作の書籍化を記念して、国家規模の戦略から兵站までを壮大かつ広範に描く『オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』の著者・樽見京一郎先生の特別対談を実施。

 “兵站”や“戦記”というテーマを扱いながらも、異なる視点から物語を紡ぐお2人に、互いの作品への印象や、創作の裏側までたっぷりと語っていただく、非常に濃厚な対談となりました。本記事では、その前半を掲載します。

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しろうるり先生「時代や話のスケールが被っていなくてよかったなとも考えてしまいますね(笑)」【兵站将校は休みたい×オルクセン王国史 対談】


――本日はよろしくお願いいたします。

しろうるり
しろうるりと申します。2025年にデビューしたばかりで、『兵站将校は休みたい』が2作目の長編になります。樽見先生の『オルクセン王国史』は大変憧れの作品で、樽見先生は推しの小説家なので、こうやって対談を組んでいただけるのが本当に夢のようです!

 実は昨夜よく寝付けなくて、遠足前の小学生みたいになっていた……ということをとりあえず白状しておきます(笑)。

樽見
『オルクセン王国史』の樽見と申します。まずは書籍化、おめでとうございます。しろうるり先生の『兵站将校』はWeb版時代から愛読していまして、かなり早くから「これはきっと書籍化するよ」とSNSでも言っていたんです。無事に当たって良かったなと思っています(笑)。

――まずは、それぞれの作品を読んだ時の印象を教えてください。

しろうるり
一言で言うと「すごい緻密だな」と。細かいだけではなくて、大きな戦争を視点を変えながら描く作品になっていて、全体の流れを将軍や王からの視点で押さえつつ、個別の戦場で戦う1人1人の視点も合わせて持っていて、客観的な事実だけではなくて、兵士たちの心情まで含めて描写されている。その視点というか、カメラワークの切り替えがものすごく緻密で奥深いなと思っています。

 一方で、作家としては、時代や話のスケールが(『兵站将校』と)被っていなくてよかったなとも考えてしまいますね(笑)。

――『兵站将校』を書き始められた時には、『オルクセン王国史』はすでに掲載されていたような形だったのでしょうか。

しろうるり
そうですね。掲載はされていたんですけど、書き始めた時点では読んでいなかったんです。ただ、作品の存在は知っていて、ある程度書き進めたタイミングで拝読しました。後発でネタ被りは、本当に起きてほしくない事故なので、そうでなくてよかった……とあの時は安心しましたね。

樽見
むしろ私としては、『兵站将校』はあまり描かなかったところを描かれているので、脱帽したくらいでした。

 というのも、『オルクセン王国史』の場合、国全体を描こうとしちゃったので、どうしても視点があっちこっち行っちゃったんですね。その点『兵站将校』は、ずっと主人公目線で展開されていくので、とても読者さんが入りやすいんですよ。「私もそうすればよかったな」と思いながら拝読していたくらいです(笑)。

 あともう一つ、これは個人的な興味なんですが……しろうるり先生って佐藤大輔先生の本、読まれていますか?

しろうるり
はい、もちろん読んでいます……!

樽見
やはり。私も佐藤大輔先生から多分に影響を受けた世代なんですけど、作品からその匂いがしていて、勝手にシンパシーを感じていたんです。「ああ、たぶん同志だな」と思いながら拝読していました(笑)。

――佐藤先生の著作の中だと、具体的にはどの作品の影響が大きいのでしょうか。

しろうるり
僕は『皇国の守護者』ですね。両方読んだ方であれば「こいつは影響受けているな」というのがすぐにわかると思いますが(笑)。

樽見
私も同じですね。『皇国の守護者』を読んだ時に、「ファンタジーで戦記がやれるんだ」と衝撃を受けたんです。

 実は『オルクセン王国史』の細かなところを見ていただくと、『皇国の守護者』と被らないようにしているんですよ。あちらは東洋やアジアを舞台にしているんですけど、こちらはヨーロッパになっていたり、向こうはドラゴンが出てくるけどこっちには出てこなかったりとか。とにかく被らせないことは意識していました。

しろうるり
なるほど……そういう構成で、あの世界観が固まっていったんですね。

 実は僕も、最初にやったのは『皇国の守護者』から時代をずらすことでした。中世と近世の端境期あたりを意識して時代設定をしているのは、その影響があります。

樽見
私は逆に少し後にしましたね。『皇国の守護者』って、だいたいナポレオン戦争くらいの時代だと思うので、それより50年後くらいをイメージしています。やっぱり「あれと被せちゃうと負けるな」と思って、なんとか自分なりのものを作りたいなと。

『オルクセン王国史』で描きたくても描けなかったこと【兵站将校は休みたい×オルクセン王国史 対談】


――グスタフとレフノールという2人の主人公について、共通点と相違点はどんなところだと感じましたか?

しろうるり
違うところはたくさんあると思うんですよ。一番典型的なところとしては、立場というか、見ている視線の高さは全然違いますよね。片方は王様、片方は下級将校なので。共通点を出すほうが難しいですね……。

樽見
もし共通点があるとすれば、すごくドライに世の中を見てはいるけど、どちらも責任からは逃げないことですかね。自分自身の能力もドライに見ているので、その限界点もだいたいわかってはいるんですけど、それでも逃げないっていうところは共通点かなとは思いますね。

――数字に強くて、マネジメント能力の高さみたいなところも共通点なのかなと。兵站ってやっぱりロマンや感情ではやれない分野なのかなと。

樽見
その話でいうと、兵站ってたくさんレイヤーがあるんですよ。国家としての計画であったり、資材の調達、製造、全体の流れとか、在庫の管理、輸送とか。

 『兵站将校』はその中でも非常に現場に近いところを描いています。私は全体を描こうとしたせいで、あんまり深掘りできなかったところなんです。公開プロフィールどおり、私自身が運送会社を経営しているので、立場上、あまりつっこんだ現場の話を書けなかったこともありますが。

しろうるり
逆に僕は門外漢なので、あまり気にせずに書けたという部分はあるのかなと感じています。逆に、もっと上のレイヤーになってしまうと自分には想像が及ばなかった部分というか、知識としては持っていますが、それを面白い物語として落とし込む領域まではたどりつけないと思います。

 なので、ちゃんとエンタメとして成立させられる樽見先生は本当にさすがだなと。

樽見
ただ、私が『オルクセン王国史』で、書きたかったけどどうしても書けなかったのが、横領の話なんです。『兵站将校』だと、序盤に前任者による横領の話が出てくるじゃないですか。

しろうるり
あれについては、やっぱり兵站をテーマにする場合、とにかく事件が起こしづらいんですよね。基本地味な話になってしまうので、なんとか序盤の内に、事件に巻き込まれて大変なことになるんだよっていうところを見せたくて。

 じゃあ、ここで起きうる事件って何があるかなって考えた時、前任者がぐちゃぐちゃにしていたところから話を始めよう、というのは先に決めていました。そのうえで、もう一撃追加で乗せたいとなった時に、前任者の横領が良いんじゃないかと思いついた形でしたね。

樽見
『オルクセン王国史』のほうは、過去にそういった出来事がたくさんあって、それを排除したところから物語が始まっているので、どうしても描き辛かったんです。

 ただ、どんなに優れたリーダーが統治をしたとしても、横領は絶対に起こります。起きない『オルクセン王国史』のほうがおかしい(笑)。兵站将校は大量に物資を管理しているわけですから、そこに賄賂を送ったら便宜を図ってもらえるという構造が生まれるのは避けようがない。

 これが何度も繰り返された結果、それをどうにかして防ごうとして作られたのが現代の物流の仕組みなんですね。イレギュラーも0ではないですが、基本的に頼んだものが途中でなくなることは現代日本ではほぼないですが、『オルクセン王国史』くらいの時代なら、100個送られたものが90、80になっているのは当たり前です。

――実はオルクセン王国でも、裏では横領的な出来事は起こっているということでしょうか。

樽見
確実にあります。一応、後のほうで少しだけ扱ったりはしているのですが、現場レベルでのさらっとした話になっています。なまじ現実で近い分野で仕事をしている分、踏み込み切れずにいる間に、気づいたら最後まで行ってしまっていた……という形ですね。

――もしもの話として、レフノールがグスタフの部下にいるとしたら、どんな風にグスタフが使うと思いますか?

樽見
そこは適材適所ですので、そのまま兵站将校をやってもらうと思います。それが本人の希望に沿っているかどうかはともかくとして(笑)。

しろうるり
多分、手堅く使える現場寄りの兵站屋なので、なんか普通に便利に使われると思いますよ。希望についても、普通にちゃんと兵站の仕事をやらせてもらえるんだったら、喜んでやると思います。

樽見
実はそこが個人的に驚いた点でもあって、あの時代って、兵站ってものすごく下に見られているんですよ。それを積極的にやりたがるっていうのは、ある種の傑物だなと思っていて。

しろうるり
そうですね。おっしゃるとおりなのですが、そもそもとして『兵站将校』の世界観って、時代的におかしいんですよね。あの時代にあそこまで兵站がきちんとしている軍隊は存在していないはずなので。

 一応、中世の軍隊から少し近世のほうへ踏み出した段階で、いろんな制度改革があって、きちんとした軍が出来上がったという流れは裏で設定しています。ただ、結局このあたりの話って、真面目に考証するとボロが出てくるでしょうし、結局表に出しても説得力がなくなるだけだと思ったので「ごめん、触れないで」って感じで、あえて説明しないようにしています。

樽見
確かに、そこは『オルクセン王国史』も同じで、私も「こんなにうまくいかねえよ」とツッコミを入れながら書いていますから(笑)。「もっと大変だよ、現場は」って。

野上武志先生の存在が、書籍化の条件にもなっていた?【兵站将校は休みたい×オルクセン王国史 対談】


――先ほどは佐藤大輔先生の名前も出ましたが、『兵站将校』を書くうえで影響を受けた作品はありますか?

しろうるり
『皇国の守護者』の他だと、SFなんですが谷甲州先生の『航空宇宙軍史』。漫画だと速水螺旋人先生の『大砲とスタンプ』ですね。「こういうのありなんだ」と思わせてくれた作品で、すごく影響を受けていると思います。

 あとは第二次世界大戦のノンフィクションをいろいろ書いている、アントニー・ビーヴァーという人の著作ですね。僕が主に読んだのは『赤軍記者グロースマン』という本で、スターリングラードやベルリンの陥落に至る話とかをまとめた、ソ連赤軍の従軍記者だった人の手記です。

 アントニー・ビーヴァー本人の視点もすごい面白いんですけど、生き残った人自身や遺体から回収された、現場の兵士や将校の手記も出てくるんですね。戦場での現場の視点みたいなところは、そのあたりからの影響を強く受けているんじゃないかなという風に思います。

――『兵站将校』と『オルクセン王国史』には、どちらも野上武志先生が関わられているという共通点があります。オファーを出されたのはどういった経緯があったのでしょうか。

しろうるり
実はカクヨムコンで受賞が決まった時、複数の編集部様からお声がけをいただいていたんです。正直、自分が選ぶ立場になるとはまったく想像していなかったので、かなり悩みました。

 そのうえで現在の編集部を選んだ理由は、一つが編集の森丘さんが僕の前作も読んでくださって、そっちの感想も添えてオファーをくださっていたこと、そしてもう一つが「難しいかもしれませんが、イラストは野上先生にお願いしたいと思います」とおっしゃってくださっていたことだったんです。編集さんのアイディアと自分の希望が一致して、オファーさせていただいたような流れでした。

――野上先生に描いてもらいたいと思った理由は何だったのでしょうか?

しろうるり
オファーを出す時には、もう『オルクセン王国史』をコミカライズ版も原作も出ているところまで全部読んだ状態でしたが、その時からすごく雰囲気のある絵を描かれる方だなと思っていました。

 女性キャラクターを描く時に、ただ可愛いだけではなくて、「戦場にいても違和感がない」、ちょっと血生臭さみたいな雰囲気がある女性を描けるというのと、「ごついおっさんを、ごついまま描いてくれそう」と感じたのもポイントでした。

 『兵站将校』にもごついおっさんがたくさん出てくるのですが、それを変に美化しないで描いてくれそうだっていう信頼感みたいなものもあって、ぜひイラストをお願いしたいなと。

――『オルクセン王国史』のコミカライズの場合はいかがだったのでしょうか?

樽見
これは過去にインタビューで話したこともある内容ですが、元々『オルクセン王国史』は、Web連載時代に野上先生がスコッパー(※)として広めてくださったんです。

 『ガールズ&パンツァー』の軍事考証などをされている鈴木貴昭先生が野上先生に紹介されたそうなんですが、それから野上先生がプッシュしてくださるようになったんですよ。書籍化の話とかがまったくないような段階で、コミケで『オルクセン王国史』の同人誌を出してくださったり(笑)。

※スコッパー:“カクヨム”などのWeb小説投稿サイトから、ランキングなどには現れにくい名作・良作を見つけ出して紹介する人や行為のこと。

――それはめちゃくちゃすごい……!

樽見
それからしばらくして書籍化が決まり、条件にコミカライズがあったので、「絶対に最初に野上先生に打診していただきたい」と希望を伝えました。実現するかは別問題として、野上先生は本当に『オルクセン王国史』という作品を大きくしてくださった大恩人なので、私自身の義理人情としても、まずは野上先生に話をしていただかないと書籍化の話そのものを進められないとお話していました。

 結果的には野上先生にお引き受けいただいて今にいたりますが、本当にいろいろ奇跡が重なったからで、なかなかないパターンじゃないかと思います。

“兵站”に焦点を当てた理由とは?【兵站将校は休みたい×オルクセン王国史 対談】


――どちらの作品も“兵站”に焦点が当てられています。なぜ兵站をテーマにされたのでしょうか?

しろうるり
僕は、兵站というのを軍隊におけるバックオフィス業務として捉えています。……というのも、自分が書きたかったのって戦記ものというよりは裏方系のサラリーマンものの小説なんです。先ほど樽見先生もおっしゃっていた、兵站が下に見られるという話にも繋がりますが、目立たないところでも頑張っているサラリーマンの姿を書きたかったというのが大きいです。

 そういう意味では、軍官僚とかも選択肢でしたが、それよりはもっと現場寄りで、たまに流れ弾が飛んでくるくらいの立場がいいなと考えて、兵站屋を選びました。参謀とかと違って、自分で決断する立場にある現場指揮官のほうがドラマを作りやすそうだった、という狙いもありましたね。

――戦記ものとして読む方も多そうですが、実はサラリーマン小説的な側面のほうが主題だったと。

しろうるり
そうですね。結果としては戦記ものになったという形ではあるんですけれど、感覚的にはお仕事小説寄りのイメージで書いています。そういう意味だと舞台は現代でも良かったんですが、自分である程度好きに外側の話を作れる分、異世界のほうが都合が良かったのと、軍隊って基本的に逃げられないじゃないですか。

――なるほど。一般的な仕事なら最悪辞められますからね。

しろうるり
そうなんです。主人公からその選択肢を潰す意味でも軍隊を選びました。どんな理不尽でも命令には逆らえないので、その場でなんとかするしかない。そのどん詰まりみたいなところでどうにか踏ん張るような主人公が書きたいなと。

――Web版のキャッチコピーも“異世界にだって、頑張っている社畜はいるんだ。”になっていましたね。

しろうるり
あれが本当にすべてかなと思います。

 あと何度か話しているのでご存知の方もおられるかもしれませんが、実はレフノールって自分が仲間内で遊んでいたTRPGのシナリオのNPCなんです 。『兵站将校』の中に冒険者たちが出てきますけど、あの冒険者たちが本来のPCで、レフノールはそのPCに仕事を持ってきてくれるNPCっていう位置付けだったんです。

――自分もTRPGは経験があるので、レフノールが依頼人としてめちゃくちゃ使いやすそうなキャラクターなのはわかります。

しろうるり
そう、すごく都合が良かったんですよね 。ある程度裁量があって、身元が確かな信頼できる依頼人なので導入もスムーズですし、物や金は融通できるけど手持ちの戦力はかなり限られているので、小規模な暴力の専門家であるPCたちに話を持っていくのは自然なんですね。

 それで何度か自分がGMのシナリオをやったら、プレイヤーさんたちからも好評で。その中に1人プロの作家がいて、「こいつ主人公にして小説を書いたら面白いんじゃない?」と言われたのが、一番大きなきっかけだったかもなと思います。

――その頃も今のような風貌をイメージしていたんでしょうか?それともイケオジ気味だったり?

しろうるり
イケオジではなく、むしろもっとダメな感じのおじさんでした(笑)。背が低くて太っていて禿げていて、容姿的には明らかに頼りないんですけど、実際にはPCがどんな無茶をしてもカバーしてくれる超有能なNPCみたいな。

 ただ、さすがにその見た目だと小説の主人公を張らせるのは難しいので、少しキャラクターの形を整えて主人公にしたという経緯でしたね。

――なるほど。でも、その見た目だったとしてもリディアは惚れてくれたのかもと想像も膨らみますね。

しろうるり
実は、レフノールはそのNPCよりも若いんです。階級もちょっと下です。それから、そのNPCは妻帯者でもあったんです。

 イメージ的には少しそのNPCの時間を巻き戻したような感じで、この先レフノールもそうなるかもしれないし、ならないかもしれない。でも、もしかしたらそのNPCの奥さんはリディアみたいな美人だったのかもしれないですね。

――『オルクセン王国史』のほうでは、なぜ兵站に注目されたのでしょうか。

樽見
『オルクセン王国史』をちょうど書こうとした時に、世間を賑わせていたのが物流の2024年問題なんです。「もうすぐ物流がとんでもない制約を受けるよ」「もしかすると荷物が家に届かなくなるかもしれないよ」みたいなのがニュース番組とかで取り上げられていたんですが、本業が物流の人間からすると、ものすごく小さな範囲を取り上げられているなと感じていたんです。

 いわゆる“ラストワンマイル”という、皆さんのお宅に宅配として届く部分ばかり注目されていたんですけど、“ラストワンマイル”は日本の物流全体の2%くらいしかないんですよ。

 なので、もっと物流全体を取り扱った作品を、ファンタジー世界に当てはめて書いてみたいなと思ったのがきっかけです。完全に裏方のお話なので、これは自分が書かないときっと読めないだろうな、という考えもありましたね。

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担当者プロフィール

  • 米澤崇史

    米澤崇史

    ロボットアニメを愛するライター。 フリーランスの専業ライターとして10年以上活動。複数のアニメ・ゲーム系のWebメディアでコラムやインタビュー記事を担当し、書籍では主に攻略本・ムック本のライティングに多数関わる。ゲーム会社在籍時は企画・プランナーとしてゲーム開発にも参加。 幼少期からゲームに触れ、主にRPG・SRPG・アドベンチャーゲームを中心にプレイし、とくに好きなのは『テイルズ オブ』シリーズや『Fate』シリーズ。ガンダム系のゲームも好み、『スーパーロボット大戦』や『ジージェネレーション』シリーズはほぼ全作プレイ済の大のファンで、人生のベストゲームは『スーパーロボット大戦α』と『ジージェネレーションF』。

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