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【ホロライブ】次元の壁をぶち壊す。星街すいせいさん、戌神ころねさんも客演した米国ニューヨークでのホロENコンサート。楽屋ではババ抜きも盛り上がる

文:こひき庵

公開日時:

 現地時間24日、日本時間25日朝からアメリカ・ニューヨークのキングスシアターにて、VTuberグループ“ホロライブ”の英語圏メンバーによる“hololive English 2nd Concert -Breaking Dimensions-”の第1日が開催されました。

 多くの“海外ニキ”が集まったほか、日本からもホロライブ0期生の星街すいせいさん、同ゲーマーズの戌神ころねさんが客演のために長駆遠征。ステージを大いに盛り上げました。
 “Hololive English”は2020年9月に活動を開始したホロライブの英語圏部門。YouTubeでの登録者が400万人を超える、がうる・ぐらさんを筆頭に海外でのVTuber人気自体を拡張することに成功しており、現在は総勢19人のメンバーがアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、そして日本など各地に在住し、主に英語での配信を行っています。
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▲今回のライブにはデビューしたばかりの新人4名を除く15名が参加

 コロナ禍が終息に向かう中でリアルイベントにも舵を切っており、2023年7月には
ロサンゼルスでの1stコンサートも開催。今回のコンサートは2度目のチャレンジとなり、アメリカの西海岸から東海岸へと場所を移しての開催となりました。

 日本時間の25日朝からニューヨークの
キングスシアターにてスタート。1929年に建てられた劇場をリフォームしたオシャレな会場に、日本からやって来た戌神ころねさんも興奮した様子です。

 VTuberのライブイベントは海を越えて行う場合であっても、インターネットを通じての出演や録画した映像を流すといったことで対応可能です。ただ、現地にいるメンバーと“一緒に”となると話は違ってきますし、何より会場を訪れたファンから観て“そこにいる”という感覚的な部分も違います。

 今回、すいせいさんところねさんは共に現地まで足を運んでますが、その旅支度の段階から現地のファンに「“すいちゃん”と“ころさん”が俺たちの国に来るぞ」というワクワク感を提供しており、VTuberのリアルイベントにおける新しい体験を提供しているのだと感じました。

 また前述のように、そもそもENメンバーは世界各地へ散らばっているので、彼らが集まっていく過程もまた一つのエンタメなわけですね。

 ヴァーチャルで気軽に繋がれるネット時代のメリットを享受してきたVTuberだからこそ、逆に自分の足を運んでいくことで特別な価値を感じられるわけですね。

 インターネット空間に存在するヴァーチャルアイドルの強みを放棄したというわけではなく、リアル空間でのコンサートをネット空間にも生配信。このチケットは当然、日本からも購入可能です。また、これはYouTubeでは“チラ見せ配信”も実施していますので、こちらを観てもらえると、現地の雰囲気も掴みやすいと思います。

 またこれはもはやホロライブの“伝統”なのですが、新人メンバー“Justice”(ジャスティス)の4名による同時視聴配信があるのも、ネットならではの表現の一つです。

 あこがれの先輩たちのパフォーマンスを観ながら、「いつか自分たちも」というモチベーションを得る様子をファンと共有できることは、推しの成長を楽しむコンテンツという面があるVTuberの体験において、非常に重要な機能を果たしていると感じます。


 全然関係ないですが、英国在住のホロライブEN“Justice”のエリザベス・ローズ・ブラッドフレイムさんは頻繁にカラオケ配信を行っており、言語の壁をぶち破る抜群の“生歌”を聴かせてくれています。

 このカラオケ配信などは、和田アキ子さんの歌まで登場する日本とホロライブの歌中心の回ですので、「英語まったくわからん」という方でも彼女の魅力を味わえてオススメです。今から“Justice”のコンサート参加が楽しみになることでしょう。

 実際のコンサートは現地も大盛り上がりだったようで、メンバーたちも興奮交じりでその様子を伝えています。
▲“86”で峠を攻めてるようなオリ曲『Carbonated Love』を歌ったIRyS(アイリス)さん
▲一伊那尓栖(にのまえ・いなにす)さんは「ネタバレしないように準備するの大変だったんだよ」と笑顔

 また3Dの“肉体”をこの8月に手に入れた、ホロライブENの3期生に当たる“Advent”のメンバーにとってはこれが初の晴れ舞台。巧みな日本語を操り、“ニコニコ動画”以来のネット文化を愛するフワワ・アビスガードさんとモココ・アビスガードさんの“フワモコ”もパフォーマンスを披露しました
 日本のアニメソング風オリジナルソング『Born to be "BAU"DOL☆★』を披露したようで、作詞・作曲を担当したPandaBoYさんも「海外ニキのコールも熱量高くて最高だった🐾」とポストされていました。
▲日本のオタク文化を愛する“フワモコ”さんらしいオリソンです

 その後もコンサートは大盛況のまま、第1日目は閉幕となったようです。
 海外メンバーと日本メンバーの交流の場となっている点も見逃せません。これまでは海外メンバーが日本へ遊びに来る形が中心でしたが、こういう機会もさらに増えそうですね。

 第2日は日本時間の26日朝から。またしてもチラ見せ枠がYouTubeには立っています。

 まずは、この枠で気軽にちょっと覗いてみると、言語や次元の壁をぶち壊していく新しい体験ができるかもしれません。

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