colyより好評配信中の『ブレイクマイケース(ブレマイ)』(iOS/Android)は、カフェーバーと代行サービス、2つの顔を持つ“Aporia(アポリア)”のオーナー代理として、優秀だけど“どこか外れた”スタッフたちを見守っていく、グルーヴマッチパズル×リアリスティックADVです。
“Aporia”スタッフたちの名言を紹介する連載企画第4回目は、虚弱体質の大人気配信者・壱川春日(声優:小松昌平)に注目します。
※本記事には本編やイベントのネタバレになる記述が含まれますので、ご注意ください。
やなんだけど。俺より努力してたやつに気を使われんの
●イベントストーリー:“ホッと一息 不思議なTea party”
“Aporia”は業務内容に合わせた6つの部に分かれており、壱川春日の所属する管理部は、経理やWEB関連など裏方の仕事を担当。スタッフのための寮がありますが、管理部はハウスと呼ばれる一軒家で共同生活をしています。ハウスには猫のおこげも住んでいて、壱川とは特に仲よしです。
壱川は管理部の仕事のかたわら、人気配信者・demuとして活動しています。超インドア派の彼にとって、日光は天敵。小食&偏食ということもあり、よく体調を崩す虚弱体質です。そのため、同じ管理部のメンバーが常に気にかけています。
よく面倒を見てくれる管理部部長の槻本大河に対して、家族に甘えるようなワガママ放題の振る舞いをしますが、お互いへの信頼はとても厚いです。
今回ご紹介する名言は、壱川から槻本へのリスペクトを強く感じるセリフです。
“Aporia”の表の顔であるカフェでは、毎回異なるコンセプトを設定し、それに合わせた衣装を身にまとったスタッフが接客する“ドレスアップイベント”が定期的に開催されています。
須王芦佳が出かけた先で児童文学の研究家と知り合ったことから、彼の提案で不思議の国のアリスをテーマにした“ドレスアップイベント”が開催されることに!
普段は裏方に回ることも多い管理部ですが、今回は壱川がホールスタッフ兼デザイン業務、槻本大河はメニュー考案&キッチンスタッフとして参加します。
ドレスアップの配役は、発案者である須王がハートの女王様、槻本が帽子屋、壱川がアリス、強行部の新開 戦が芋虫、交渉部の祠堂恭耶が白兎、特務部の麻波 麗がチェシャ猫、アナタはトランプの兵士です。とてもいい配役!
「ウサギとか追いかける気にならない」と、自分はアリスの柄ではないと言う壱川。
それに対して槻本は、「言うことを聞かないあたりぴったり」と返していて、それも一理あるなと思ってしまいます(笑)。壱川本人も自覚があるのか、すぐに話を逸らそうとしていました。
ほかのスタッフも配役と親和性があり、衣装が似合いそうなメンバーばかりですね。
かなり早い段階から、レシピを考え始めた槻本。
見栄えはもちろんのこと、コンセプトにあっているか……など、いろいろ考えながら、夜遅くまでアイデアを練るのでした。
そんな彼に、壱川は時間があるのだから休んだほうがいい、と声をかけます。しかし、逆に顔色の悪い壱川のことを槻本は心配するのでした。
礼儀や生活態度などについて壱川に強く言うことも多い槻本ですが、いつも気にかけ、心配していることがわかります。
槻本が壱川のために入れたハーブティーは、イベントのコンセプトに合わせて、同じ管理部の隠岐谷 誓がリストアップしてくれたものの1つだと言います。
直接関わるスタッフじゃなくても、手を差し伸べてくれる隠岐谷の気づかいもステキですね。
そして迎えた、メニューの試食会。アナタは事務所にいた須王とともに、ハウスを訪れます。
槻本の考えたレシピはどれも美味しく、すぐにお客様に提供できるレベルのものばかり。
壱川は、もともと槻本は料理能力が高いため、コンセプトにあわせることが課題だと感じていたようですが、そこも問題なくクリアしていると話します。
槻本は担当する帽子屋の見せ場である“終わらないお茶会”や、原作の舞台であるイギリスにちなんで、お茶にあうメニューを考えたそうです。
王道だけでなく、遊び心のあるメニュー。槻本のコンセプトに対する深い解釈と、それを実現させられる調理の腕前に感心してしまいます。
試食の流れで、デザインもざっくりと決めることになりました。普段は温度感が低く、あまり動かない壱川ですが、いざ動き始めるとあっという間に仕事を進めていきます。
さらに隠岐谷に届け物をするため、タイミングよく新開がハウスを訪れ、その場で英文の監修まで完了します。“Aporia”のスタッフは、本当に優秀な人ばかりですね。
そんなこんなで順調に準備が進んでいきますが、開催日直前に、あるトラブルが起こったことが判明。ここで今回の名言が発されます。
自分のせいだと落ち込みながらも、トラブル解決に向けて行動しようとする槻本。ほかのスタッフたちに謝る槻本に、壱川は「やなんだけど。俺より努力してたやつに気を使われんの」と返すのでした。
誰よりも一生懸命準備してきたからこそ、槻本が誰よりも悔しい気持ちになっていることに、壱川はちゃんと気づいている……。
相手の努力を認め、リスペクトしているからこそ伝えることができる、温かな言葉です。
その後、スタッフたちは危機を打開するために、それぞれが最善を目指して行動するのでした。
みんながそのように行動したいと思うのも、槻本が日常的に真面目で誠実に人と接し、今回のイベントも頑張ってきたからこそでしょう!
スタッフたちがどのように危機を乗り越えたのかは、イベント“ホッと一息 不思議なTea party”で!
過去のイベントストーリーは、イベント開催時未プレイでも、ストーリーキーを使って解放することができます。ストーリーキーは、交換所でクリスタルと交換可能です。まだ見ていない、という方はぜひ。
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