過去2回のアニメ化が大きな話題を呼んだTVアニメ『MFゴースト』。その待望の新作続編となる3rd Seasonが現在絶賛放送中です。今回は、そんな3rd Seasonの第7話(通算31話)となる“夏の終わり”が放送されましたので、視聴しての感想をお届けします。

楽しい夏の海水浴……のはずが思わぬ人物の登場で急展開に!【MFゴースト】
MFGのサマーブレイクも終了間近……父の訃報に憔悴するカナタを元気づけるため、レンは彼を海水浴に誘います。“夏の終わり”というサブタイトルからして、いよいよ2人の両片思いにも終止符が……なんて期待していたのも束の間。物語は思わぬ方向へシフトすることになりました。というのも、男性陣はカナタのほかに緒方さんも参加予定だったのですが。そこに成り行きから相葉先輩も同行することになっちゃいましたからね!

MFGエンジェルスの“ナンバーセブン”を大のお気に入りとして、恋人にしたいと公言している相葉先輩。そんなナンバーセブンがじつはレンであったという事実を知り、相葉先輩に事実を打ち明けられないカナタ。歪だった三角関係にまさかの発展が……しかもこんなド直球に……。
これは完全に緒方さんの自爆というか、自慢する相手を間違えた結果のことなので、見ているこちらとしては「何してんねん!」とツッコミを入れざるをえません(汗)。

こうなるとカナタがどう動くかに注目だったわけですが。恋愛に奥手すぎる彼ゆえにどう行動すべきか定まらないまま、相葉先輩がレン=ナンバーセブンと気づいてしまうという最悪の事態に突入します。ここからの展開はちょっと痛々しくも、ああこれぞ青春って感じで引き込まれましたね……。
激高する相葉先輩が思わず拳を握るのに気づきながら、それを避けようともしないカナタ。彼の反射神経ならかわしたり受け止めたりするくらい造作もないはずなのに、甘んじて先輩の怒りを受け止める姿勢には、カナタなりの覚悟が見て取れたように思います。
相葉先輩は相葉先輩で、つい直情的になってしまったことを後悔するハメに。先輩にとってカナタはかわいい後輩であり、レンが高校生であることを踏まえると、カナタがしっかり報告さえしていれば……って気持ちになります。
一方で、今はさまざまな感情が入り混じっているカナタの状況を踏まえると、相葉先輩への報告が後回しになってしまっていたのは仕方ないとも思えるわけで……やはりトライアングラーは見ていてつらい!
とはいえ、これは避けて通ることはできなかった問題であることも事実。この展開自体はカナタにとって不本意な形だったかもしれませんが、それでもしっかりと現実を受け止め、自分にとって何が大切で、この先どう向き合っていけばいいのかを自問するいい機会だったようにも思えます。ここからの人間関係の変化に注目です。

余談ですが。相葉先輩がレン=ナンバーセブンだと気づいた理由が“お尻の形”というところがいかにもって感じで苦笑しました。レンからカミングアウトされるまで気づきもしなかったカナタや緒方さんより、よく観察していたって意味ですごいというか偉いというか……いや、この場合はエロいというか(汗)。
さておき個人的にはやっぱり憎めないんですよね、この人。おそらく恋に破れる形にはなってしまいそうですが、そのぶんレースで発奮することに期待したい!
人間関係の変化はまだまだ続く! 英国からカナタの元・恋人を自称するブロンド美人が参戦!【MFゴースト】
相葉先輩との関係修復について悩むカナタ。激変する人間関係はこれだけにとどまらず、このタイミングで新たなヒロインが登場します。なんという嵐の展開か!
英国からMFGにスポット参戦した女性ドライバーの名前はエマ・グリーン。カナタの元・恋人を自称する彼女は、レンの前でもお構いなしにカナタにグイグイ迫って来るアグレッシブさが魅力です。
カナタの才能を認めていながら「ブランクのあるアナタには負けない」と宣言したり、かと思えば熱烈な抱擁から「愛してるわ、ダーリン」と囁いたりと、めちゃくちゃ破天荒なヒロイン! 金髪ナイスバディってところも含めて、レンとはきれいな対比になっている気がしました。
ブリティッシュグリーンのアストンマーティンを駆るエマは、カナタと同じ“RDRS(ロイヤル・ドニントンパーク・レーシング・スクール)”出身。あのカナタに“デンジャラス”と断言させるあたり、かなりの実力派ドライバーであることは間違いなさそうです。レースでの雄姿にも期待が高まりますね。

そんなエマを演じるのは、元レースクイーンであり現在は舞台などで精力的に活動されている相沢菜々子さん。声優としての活動はまだ日が浅いであろう彼女の体当たりな演技は、初回ということもあってまだ少し硬さが残る気もしましたが……個人的にはこの慣れていない感じがエマの“英国人らしさ”にピッタリな気もしました。これからの成長と活躍に注目ですね。
さておき、レンのことをキュートと認めながらもカナタに積極的にアピールしてくる、ストレートな性格のエマ。一方で、カナタのいないところでレンに彼のドライバーとしての資質の高さを説き、カナタが日本に収まる器ではないと牽制する計算高さも持ち合わせています。これはまぎれもなく恋愛上手! ウブなレンからすれば「かなわない!」ってなっちゃいそうですが……いったいどうなることやら。

面白いのは、女性には苦手意識すらあるあのカナタが、エマに対してはときめいている素振りすら見せないところ。ドライバーとして高い領域で理解し合えるライバルではあれど、異性としてはまったく意識していないようで謎の安心感があります。エマには申し訳ないですけどね(苦笑)。
一方で、レンは奔放なエマに劣等感を抱いている様子。これは今後の展開が気にならないわけがない。まさかレース外でこんなにも人間関係が激変することになるなんて……。相葉先輩とカナタの間に生まれた確執も含め、これは第4戦“シーサイドダブルレーン”もひと波乱ありそう。今からワクワクが止まりませんよ!
そろそろサマーブレイクも終了し、次週からはレースの予選も始まりそうな頃合いですからね。さらなる激アツ展開に期待しつつ、それでは今回はこのへんで!

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