バンダイカード事業部が展開するアーケードカードゲーム「機動戦士ガンダム アーセナルベース」。本作を熱心にプレイするトッププレイヤーたちによる座談会の第2回をお届けします。
参加していただいたのは、先日「VE03」の最速分析コラムを寄稿してくれた“コアラ師範”さん、そして全国大会でも活躍している“ささみ”さん、さらに1月の第4回全国大会では見事優勝を果たした“りょび”さんの3名。
参加していただいたのは、先日「VE03」の最速分析コラムを寄稿してくれた“コアラ師範”さん、そして全国大会でも活躍している“ささみ”さん、さらに1月の第4回全国大会では見事優勝を果たした“りょび”さんの3名。
さらに、電撃オンライン編集部から「こんな座談会をやろうと思うのですが……」と企画についてお声がけしたところ、本作のプロデューサーを務める大岩尚生さんが興味を示してくださり、「参加しませんか?」とお願いしてみたところ、急遽参加いただける想定外の運びとなりました。
話題が尽きず、2時間を超える大ボリュームの座談会となったため、記事は全3回に分割してお届けします。第2回では、カードの魅力や、プレイヤー同士の交流といった部分にスポットををあててお届けしていきます。
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さまざまな意味で話題となった“ゲットチャンスキャンペーン”について、教えて大岩P!

コアラ師範
ここ最近の「アーセナルベース」に関しては、新しいことや印象的な出来事ばかり起こっているなと、プレイヤーの間でも思うところは多々あります。大岩Pもいることですし、ここは踏み込んでお聞きしていこうと思うのですが、まずは“ゲットチャンスキャンペーン”についてお聞きしたいなと。
大岩P
今日はなんでも聞いてください。

コアラ師範
ありがとうございます。実際にゲットチャンスキャンペーンが始まり、りょびさんは“ペーネロペー(PR-407)”を使って優勝していたじゃないですか?
りょび
そうですね、ぶっちゃけあれがなかったら負けていたと思います(笑)。
コアラ師範
「そんだけ強いカードが出るんだ!」と当時は思ったのですが、それを反省してじゃないですけど、多分2回目のゲットチャンスキャンペーンのカードって、ちょっと性能を抑えたんじゃないかなって気がしたんですよ。

大岩P
獲得コンテナ量が2倍になる“ビッグウェーブ(BIG WAVE)”とかも入れましたね。
コアラ師範
ビッグウェーブはとりあえず400円入れようとはなりつつも、「ここで来るのかぁ…、仕方ない、やるかぁ……」となる時もあり、悪い文化だなぁって(笑)。話を戻しますと、絵柄違いではなく、オンリーワンのカードが出るので、やっぱ「そこで最強カードを出すのはちょっと……」と、正直なところ思ったんですよね。未だに僕も“メッサー(PR-406)”は使っていますし。

りょび
これまでのプロモとはガラッと変わりましたよね。しかも全部強いという。
コアラ師範
プロモってMレア相当がほとんどなのに、全部Pレア相当だからあれは強いなと感じました。ささみさんはゲットチャンスキャンペーンについてはストレートにどう思っていましたか?

ささみ
自分はキャンペーンで当たったほうで、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のキャンペーンが8パック、『機動戦士ガンダムZZ』のキャンペーンが9パック当たったので、他の人とは印象が大きく違いそうです(笑)。
りょび
当たりすぎです!
コアラ師範
ずるいですよね(笑)。キャンペーン自体は、通常プレイに加えてカードがもらえるチャンスがあるから嬉しいんですよね。
りょび
そうですよね。それだけじゃなくて経験値チケットもめっちゃもらえるじゃないですか。ただ、「限定カードがなぁ……狙ったのが手に入らないんだよなぁ……」というのは正直ありますね。ストレートに性能が強かったので。
ささみ
『機動戦士ガンダムZZ』のキャンペーンの時はビッグウェーブがある関係で、ハサウェイの時よりもお店にも在庫が残っていない感じかなとは思いました。
りょび
結構、いろんな店舗さんでも無くなっている印象はありましたね。
大岩P
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の時に関しては、期間内に残ってしまった店舗さんも多くなってしまったのは申し訳なかったです。ですので、この場をお借りしてお伝えできることがあるとすると、次のゲットチャンスキャンペーンはさらに当たりやすくするというところは考えつつも、「またあるんだ次……」みたいな印象にならないようにはしていきたいと思います。
コアラ師範
新しいカードがどんどん出てくるので、経験値チケットがもらえるのはありがたいですけどね。ただやはり「オンリーワンの強いカードがなぁ……」という部分はまだ払拭できていないですね(笑)。
りょび
天井とかあればいいんですけど、店舗さんの都合もあるのでそれも難しいのかなと。あとは、「性能は一緒で絵柄違いとなるパラレルでもいいのにな」と、思うこともありますね(笑)。
コアラ師範
あとは昔のカードの再録とか結構欲しいっていう人いますよね。絵違いでもいいので、ユーザーからすると欲しいカードだけど手に入らなかった時に、入手手段が増えるのはありがたいのではないのかなと。

以前発売された“SPECIAL STARTER DECK SET[SEED FREEDOM & GQ]”のパラレルの“マイティーストライクフリーダム(FQ01-017)”みたいに、昔入手できなかったカードがこういうスターターデッキで入手できるというのも、昔プレイしていた人がそれを買って再開したというケースも結構あったので。

逆に、キャラバンでしか入手できない補給の“ガンダム(GQ)(PR-423)”みたいに、入手手段が本当に限られているカードは本当に欲しいですね。話を戻すと、1回目より2回目のほうがゲットキャンペーンはプラスな印象がありそうです。
りょび
確かに。今後どんどん良くなっていくなら皆さんも多分もっと盛り上がると思います。当たるとめちゃくちゃ嬉しいんですよね。
コアラ師範
あれはね、外れた時は「ちきしょう!」と思いつつ、当たるとやっぱ「おぉー!」ってなるし。
りょび
赤いコンテナで当たった時が1番嬉しいですね(笑)。金のコンテナだと確定的だと思って達観するのですが、赤いコンテナだと「どっちだ!?」となってワクワクします。
コアラ師範
僕もりょびさんと一緒にいる時に当たり、思わずガッツポーズしていましたね(笑)。ささみさんなんて、当てすぎて「あ、当たったー」って、淡泊な感じになっていましたよね。
ささみ
普段のカード排出はそこまでよくないのですが、ゲットチャンスキャンペーンだけは何故か当たるんですよね。
大岩P
普段の行いが良いんですかね?
コアラ師範
やっぱり、僕とかりょびさんみたいに悪いこと考えているような顔をしていると、なかなか当たらないかもしれませんね(笑)。
VEレアの話から始まり、「アーセナルベース」のカードって魅力満載だよね! というお話

コアラ師範
ゲットキャンペーン以外だと、1番変わったのがVEレアだと思っていて、めっちゃくちゃかっこよくないですか?
ささみ
カード全体が黒塗りで、緑のラインが入っているのがすごくいいですよね。
コアラ師範
今までってストレートに言うと、FQレアとかは変化があまりないというか、「ちょっとイラストがでかくなったかな?」といった印象。


りょび
あれも好きでしたけどね。私はデストロイガンダムとか気に入って使っていました。
コアラ師範
VEレア自体「欲しい!」って言っている人も結構見ましたね。ささみさんはVEレアを求めて、探したり掘ったりしましたか?
ささみ
戦国アストレイ頑駄無は欲しくて引いていたら、初日に当たっちゃいました。

コアラ師範
すごっ! ずっと引きがいいじゃないですか(笑)。あとはVEB02の“ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)(VEB02-003)”も欲しくて、使うやつは並べたいなと思いましたね。ただ1個欠点がありまして、VEレアのカードを2枚置くと間違えそうになるんですよね(笑)。僕はガンダムMk-Ⅱと戦国アストレイ頑駄無の両方を入れてやることがあるのですが、1回だけ戦国アストレイ頑駄無が制圧で出てきて、「乗せるパイロットを間違えた!」となったことがありました(笑)。
ささみ
遠目に見た時は、どちらか判断できない時はありますね(笑)。あとはVEレアだけの話ではないですが、カードの裏面に記載されているフレーバーテキストが楽しみで引いていましたね。
りょび
確かに、カードごとに違うので、VEレア独自のフレーバーテキストを見るのも楽しいですよね。新弾が出る時の、初日の楽しみでもあります。
コアラ師範
無表情でお金を入れている時とか、出てくるカードの裏面を見て癒やしになる時がありますね(笑)。すごくエモいのがあったりとか、裏設定みたいなのが書いてあったりして。
ささみ
アスランのことについてニコルが語っているやつとか、SNSでバズっていましたよね。
コアラ師範
そう、あれ裏面だけで結構バズるんですよ。「アーセナルベース」をプレイしていない人でも、こういったのを見て興味を持ってもらえるというのもありますね。他にも、2枚のカードが繋がっている絵とか、すごい反響があるカードとかが出てきますよね。

――電撃オンラインの記事ですと、“バレンタインフェスティバル2026 カードパックGETキャンペーン”の時に出た、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の“ハサウェイ・ノア(PR-410)”の通常とパラレルのカード紹介は、多くの方が閲覧していました。
コアラ師範
あれは衝撃的でしたよね。カードの裏面をよく見ると、クェスだけがいなくなっているというところも芸が細かいですよね。

ささみ
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の映画1作目公開あたりで出た、“クェス・パラヤ(AR04-004)”もすごかったですよね。原作にないような構図をゲームで見られた衝撃もさることながら、ガンダムファンの人たちも大きく反応していましたよね。
りょび
「アーセナルベース」をプレイしているからこそ、アニメや漫画で見られないような公式的なイラストを見られるのが本当に楽しみでなりませんよね。


コアラ師範
あとはパラレルの“キラ・ヤマト&ラクス・クライン(VE01-053)”と、後に出たSEEDブースターのパラレルの“カガリ・ユラ・アスハ(BP07-025)”なんかも、対比になるような合わせ絵が完成するような感じでバズっていましたね。


りょび
自分はシークレットの“トライバーニングガンダム(VEB02-009)”を見た時、FQ時代のシークレットの“スタービルドストライクガンダム(FQ06-027)”と合わせ絵として完成したのが感動しましたね。

大岩P
公式としては触れにくさもあるのですが、“サマーフェスティバル2025 プロモーションパック”で入手できた“ミーア・キャンベル(PR-354)”も、ものすごく反響がありましたね。
コアラ師範
ストレートに言うと、あの尻……、ミーアはみんな欲しがっていましたね(笑)。今でも大人気です。

りょび
特別なイラストで言うと、VE03のシークレットである“トビア・アロナクス(VE03-041)”はSNSでもバズっていましたよね。『機動戦士クロスボーン・ガンダム』シリーズの長谷川裕一先生が描き下ろしているということもさることながら、“鋼鉄の7人”が集まるシーンをカード1枚に収めていて、背景には漫画のコマ割りもあって、めちゃくちゃカッコイイですよね。


コアラ師範
この前の「アーセナルベース情報局」を見た時、“シーブック・アノー(VE03-035)”と“ベラ・ロナ(VE03-037)”のイラストの説明で、「セシリーがいなくなるところをシーブックが手で追っている」という意図を聞いて、本当に考えられているんだな……と感動しましたね。
りょび
Mレア以上のカードイラストって、いつもカッコいいなと思わせられますね。

コアラ師範
VEレアとかだけじゃなくて、イラストの話だけでめちゃくちゃ盛り上がれますよね。他にもシークレットとかで言うと、“グフ・カスタム(VE02-007)”のカードをよく見ると、ノリスの顔が浮かび上がったりとか、本物のカードを見ないとわからないような、隠し仕様なんかも結構あったりするので、原作好きな人ほど嬉しくなるカードは多いですね。

りょび
最近の中だと、パラレルの“ウイングガンダムゼロ(VE02-014)”がめちゃくちゃカッコいいってなりましたね。私は引けなかったですが(笑)。あれだけ高いクオリティなのに、最初見た時はパラレルじゃなくてシークレットかと思いました。

ささみ
あとはイラストで言うとVE01のアスランのシークレットとかも、「アーセナルベース」をプレイしていない方でも「欲しい!」という声をたくさん見かけました。

りょび
これは大岩さんにお聞きしたいのですが、VE03のSP-SECで、イラストというか背景の仕様がガラッと変わったのはなぜですか? 今回のフルクロスって、背景に紋章がいっぱい入っているじゃないですか。

大岩P
FQ06の時のΞガンダムの話になるのですが、背景にマフティーのマークを入れたことがあって、今回の仕様はあれの延長線上ではあります。


VE01の“デスティニーガンダムSpecⅡ(VE01-020)(以下、デスティニー)”などでは光や羽のエフェクトを入れたり、インフィニットジャスティスガンダム弐式はキャバリアーのマークを入れたりしています。

また、VE02のダブルオークアンタはGN粒子を表現したエフェクトを入れたりしていたのですが、フルクロスに関してはそういった部分の演出をどうするか、開発チーム内でも迷いました。ただ、海賊なら「めちゃくちゃ派手にしたいな」という思いがあり、ああいった感じの仕上がりになりましたね。
りょび
SP-SECは毎回、背景だけでなく文字色にもこだわっていていいですよね。引けたことはほとんどないのですが……。
コアラ師範
自分もリリース当初からプレイしていて、この前初めてダブルオークアンタ(のSP-SEC)を引けましたね(笑)。本当に長かった……。
VE03で注目したい新カードをピックアップ

コアラ師範
では、新シーズンとなる“VE03”の新カードの所感や使用感について語っていこうと思います。この座談会自体がVE03のリリース直後時点での対談になるので、今現在の環境が変化している可能性はありますが。じゃあ、ささみさんいきましょう。ささみさんはアイーダのことばかりになると思われますが(笑)。

ささみ
自分はアイーダ・スルガン(VE03-056)とアスランを入れたバフ盛りの編成でやっています。これに加え、制圧の“カミキ・ミライ(PR-316)”なども組み合わせて、最大で計7つくらいのバフ効果を発揮する編成でやっています。
コアラ師範
とんでもないバフ盛りですね(笑)。


ささみ
今日、実際に目撃したのですが、プロヴィデンスガンダムと“ステラ・ルーシェ(BP07-019)”にバフが入って、相手の防衛に対してライフルの通常攻撃1発で2078ダメージという数値を表示させていましたね。
りょび
(笑)。出し過ぎですね!
ささみ
アイーダとアスランで組み合わせられるかなと思って試してみたら、とんでもないことになりました(笑)。
コアラ師範
実際、面白い仕様だと思いますし、アイーダは非常に注目されているカードですよね。りょびさんはどうでしょうか? 相手に使われて強いと思ったカードでも構いません。

りょび
相手視点で言うのであれば、やはり“クロスボーン・ガンダムX-1 フルクロス(VE03-008)”がめちゃくちゃ目立っているなと思いました。昨日今日と相手に出てきて「ブーン! ドーン! ブーン!」と一瞬で消し炭にされました(笑)。特に、共鳴戦術技を使われた後の“回避不能”な攻撃を繰り出してくるのが、今までにない要素で非常に厄介でしたね。
コアラ師範
回避不能というのは新しいですよね。
りょび
そうですよね、今までなかったですよね。追撃の近距離範囲攻撃というところで、その攻撃範囲もむちゃくちゃ広くてダメージもすごい。なおかつ、HPのゲージも増えていて恐ろしかったですね(笑)。
コアラ師範
僕も今日、対面にフルクロスが出てきてボコボコにされましたね(笑)。序盤はすごく良い形を作れているのに、共鳴戦術技を使われてからは「え、俺これ耐えられるの?」みたいになりましたね。
ささみ
師範は何か他に注目しているカードはないんですか?

コアラ師範
僕はやはり“G-アルケイン フルドレス(VE03-025)”ですかね。“砕撃”を3回まで使えるんですけど、その分コストが重いんですよね。「どうやったら上手く使えるのかな?」と、そこの研究のしがいがあるなと思いました。
りょび
デバフを解除できるカードも結構最近は増えていますからね。使いどころが難しいですよね。

コアラ師範
SPだけでなく、共鳴戦術技でも解除できるものもあるので、研究の余地が大ありですね。パッと見は防衛のPL SKILLと組ませるのかなと思ったのですが、殲滅で使うのが良さそうかなと思っていて。VEブースターの“アムロ・レイ(VEB01-016)”だったり、それこそアスランをアリュゼウスから乗り換えさせて使うとか。砕撃を使えれば殲滅戦は絶対に勝てるので。
りょび
アスランはスキップSPとも相性がいいですからね。
コアラ師範
それで1.4倍と1.3倍のバフを乗せて、腕を組みながらニッコリします(笑)。
りょび
防衛で使うとスキップSPを自由なタイミングで使えないので、殲滅で使うとバフをかけたい時にかけられるのがいいですよね。
コアラ師範
戦況によってはHPが最大であっても、砕撃だけ使って即回収するなんて行動も強いです。あいつはなかなかやっていますね(笑)。
ささみ
砕撃のおかげで盤面に残りやすいから、安定してスキップSPを狙いにいけるのが強いですよね。

コアラ師範
ここでスキップSPだけ使って、相手もSPを使ってきたらそこは一旦放置して回収する、といった立ち回りができるのがいいですね。あと、面白そうで言うと“影のカリスト(VE03-045)”あたりも注目しています。
ささみ
EBLv.1以上で撤退すると、相手全体にデバフをばらまくやつですよね。
コアラ師範
あれは強そうだなと思いました。「アーセナルベース」はどこまで行っても移動速度を落とすデバフが凶悪なので、また危ないデッキを考える人が出てくるかなと。デバフ量も20%だったと思うんですけど、結構邪魔だなというか、いると地味に響いてくるんですよね。

りょび
こういうタイプのデバフは、これまであまりなかったですよね。新しいと言うと先ほどのフルクロスの回避不能もそうですし、“トビア・アロナクス(VE03-041)”の弱体化後に弱体無効が20秒付与されるといった効果も新しくて。今までのシステムとは違う系統の能力が実装されて、結構面白いなと思いました。
コアラ師範
VE03で実装されたカードは、これまでに登場したカードと毛色が違って興味深いなとは思いつつ、逆に全国大会に出る人たちは対策が大変だなと(笑)、少し他人事みたいに思ったり。他にも何か面白そうなものはあったかな?


ささみ
“ディキトゥス(影のカリスト専用機)(VE03-012)”と“G-ルシファー(VE03-027)”が所持している新しいMS ABILITY”絆盟(ばんめい)”は、面白さと難しさを兼ね備えていますね。
大岩P
ちなみに“絆盟”の読み方や効果については、開発チームの者が考案したものとなっています。
コアラ師範
面白い名前ですよね。最初からずっと気になっているMS ABILITYなのですが、絆盟はまだ少し扱いが難しそうで、リリースされて数日程度の今の段階では「強そう」とも「弱そう」とも、まだハッキリとは言えないというのが率直な感想です。
りょび
コピーする際の参照元がそこまで高くないステータスを参照してしまったり、ディキトゥス(影のカリスト専用機)に関してはHPが少し低めだったりするので、使いこなすのはなかなか難しいですよね。

コアラ師範
でも、ここに来る前に面白い編成と当たりまして。絆盟で“ジオング(FQB05-001)”をコピーして、制圧で一気に詰められて、連携戦術技の“影と光の掌握”で開幕早々に拠点をぶち破られました(笑)。極めてギリギリな試合だったのですが、対戦している時は「よく考えているなこの人、天才だな……」と、めちゃくちゃ参考になりました。コピーの仕様やコンボがもっと広まれば、新しいデッキが生まれる可能性を感じたので、自分でも研究していこうと思います。
りょび
VE03の中では一番未知数で、パッと見ではまだ評価をつけがたいですよね。「強そうだけど、どう使えばいいのか?」と、周りのプレイヤーも同じような空気感になっています。
ささみ
どこまで行っても、現環境は昔のパワーカードたちが暴れそうな気配は残っているので、そういった中で新しいカードを組み込むのは難しいんですよね。特に今は。
コアラ師範
編成単位で見ても、これまでの古いカードを使った立ち回りが安定してしまっているので、その確立された戦術がある中で新しいカードを試していくのは確かに難しいなとは思います。ただ、危機感や諦めではなく、いろいろと試行錯誤してみたくなる面白いバージョンだなと感じています。
「WAVECHOES」になってから、昔のカードを起用する機会が圧倒的に増えた?
コアラ師範
前編ではVEで使われているカードの話で盛り上がりましたが、「WAVECHOES(以下、VE)」になって変わったこととしては、昔のカードも使われている傾向にあるという点ですね。


ささみ
『ジークアクス』シリーズは強いカードもたくさんありますし、人気もありますよね。特に“GQuuuuuuX(オメガ・サイコミュ)(FQ02-035)”と“アマテ・ユズリハ(FQ02-070)”は、現役で大活躍しています。
りょび
FQ時代はFQのカードで染めるしかなかったのですが、今はVEのリンクアビリティを持つカードが3枚入っていれば、残り2枚は割と自由枠として選択肢がたくさんありますよね。その枠に、全体にバフ(強化)がかかるような能力を持った昔のカードなども結構採用されるようになりました。

コアラ師範
VE03になってX-1フルクロスやトビアが出たことで、リンクアビリティ“正義の宇宙海賊”を持っている“キンケドゥ・ナウ(FQ04-046)”が編成の選択肢に入るみたいに、過去に出たカードもちゃんと目を向けられるのはいいことだよね。

あとはVE03でレジェンドの“ゴッドガンダム(VE03-015)”が出て、[G]を含むリンクアビリティで相性のいいカードを探すようになりました。プロモの“アレンビー・ビアズリー(PR-330)”だとか、“ベルリ・ゼナム(UT04-069)”だとか、組み合わせを探すのが面白いです。


りょび
そのカードが初登場した環境の時には使用されていなかったのが、今になって注目されるようになるのは新鮮ですよね。
コアラ師範
そういった意味では、希少価値が上がったカードが1枚ありますよね!? そう、“ニャアン(PR-339)”ですよ! 『ジークアクス』で人気があって、しかもイラストも綺麗でリンクも噛み合っていて、全員に10%のバフが乗るから強いんですよね。あとは“サラ・ザビアロフ(PR-384)”とかも挙がりますね。


ささみ
大会でもらえるプロモカードに優秀な能力を持つものが多くて、最近の環境だとより使われるようになりましたよね。

コアラ師範
そういう意味では、キャラバンイベントやアプリのキャンペーンで再配布するのは、プレイヤーとしてもありがたいのでは? と思っていました。でも、前回のキャラバンの抽選は全然当たらなかったんですよねぇ(笑)。会場のキャパシティがある以上、全員が参加するのも難しいイベントではあるので。
ささみ
やはり師範は、九州とか北海道とかの会場にも応募して行ったほうがいいですよ!
りょび
先着のフリー対戦枠も、もっと真剣に画面に張り付かないと!
コアラ師範
速さが足りないかぁ……。さすがに何十県も離れた会場に応募するところまではいかなかったですね(笑)。
大岩P
本当に、次そういったイベントをやるなら、開催店舗数を増やしてやりたいという思いはあります。
りょび
確かに、店舗数が増えたら参加できる方も増えて盛り上がりますよね。ちなみに、先着で募集した交流戦はどのくらいで締め切られたのですか?
大岩P
交流戦については、どこの会場も1分も経たずに募集終了しましたね。特に関東は募集が始まった瞬間に終了しました。
ささみ
「サイトが重いな」と思っているうちに募集終了、という感じでしたね(笑)。そこはもうしょうがないことではありますが。
大岩P
ですので、本当に店舗数を増やして、全国でもっとこういうイベントを増やしたいなという思いがあります。
「アーセナルベース」はプレイヤー同士の交流の場が極端に少ない?
コアラ師範
プレイヤー同士の話で言うと、結構リアルな話として、特に関東が該当するのですが、プレイヤーが交流できる場がないんですよ。他のプレイヤーに話しかけづらい環境ではあるなと、本音として感じています。実はささみさんとは、自分たちでオフ会を2回開催したことがあるのですが、そういったことをやると「あの時にお会いした○○さんですよね?」という感じで、すごくお声がけがしやすくなりましたね。
ささみ
結構前の話ですよね。そこで声をかけてもらったり、あとは店舗大会とかに行って話すようになって、それで仲良くなったりするということもありますね。
コアラ師範
ですから、プレイヤー同士が繋がれる場所や、知り合いと話せる場所があるのが理想的かなと思っています。ただ、関東は店舗数が多い反面、各会場がイベントをやれるほどのスペースを確保できないという問題もあり、このあたりはどうしたものかとプレイヤー間でも課題になっていますね。そういう意味でも、今日のような場で僕たちが顔出しをすれば、周りからも声をかけやすくなるのかな、なんて思ったりもするんですけどね。
大岩P
本当にコミュニティは作りたいと思っていて、「アーセナルベース」だけでなく、他のタイトルを担当していた際も「どうやったらプレイヤーの交流の場を作れるのだろうか?」と考えることは多々ありました。タイトルによっては“川崎勢”や“新宿勢”みたいに、特定の地域やゲームセンターに集まる人たちのことを“〇〇勢”と呼んでいた時代もありましたし、そういった、1つのゲーセンに集まって1つのコミュニティを作る施策にはぜひチャレンジしたいと思っています。
コアラ師範
そういった時代もありましたね(笑)。まあでも、今日とかも普通に遊んでいて声をかけられたりすることが実際にあるので、そういった声をかけやすい、交流をしやすい環境はやっぱり大事だなと思います。
大岩P
本当にお三方はそのコミュニティリーダーになれる存在だと思うので、それを公式からプッシュしすぎるのもご迷惑かなと思いつつ、そこはちょっと何か良いやり方を考えたいなとは思っています。
ささみ
「アーセナルベース」だけでなく、他のアーケードタイトルの繋がりを持っている方も多いので、そういった方々にも勧めて興味を持ってもらえるような施策ができたらいいですよね。
大岩P
それこそ別のタイトルになりますが、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』ですと、ファンミーティングとかもやっていて盛況ですし、いいところはどんどん取り入れていきたいと、開発・運営一同、行動していこうと思っております。
コアラ師範
プレイヤーからすると、開発チームの方々って普段は見えない存在であり、何を考えておられるのか不透明な部分が多いので、そういったゲームの調整や運営方針に関して公表してくれる場があれば、プレイヤーとしては本当にありがたいです。長年こういった施策をやってこなかった経緯という部分もあるので、どんどん挑戦してほしいなと思っております。今日に関して言えば、実際に表に出てきてくださって、こうやってお話しさせていただける機会というのがそもそも今までなかったので、大変うれしく思います。
りょび
今日は朝からずっと緊張していましたね(笑)。
ささみ
りょびさんはずっと緊張していましたねー。
大岩P
開発チームにいるだけだと知り得ないリアルなお話もいっぱい聞けたので、本当にありがとうございます。
コアラ師範
ここにいる時点で、僕たちがプレイヤーの窓口になりたいというわけではないですけど、プレイヤーとしても何かを話せるきっかけの1人になれる可能性もあるというのは実際にあって、そういうところはすごく嬉しいなというところですね。
大岩P
気を使わずにいろんな意見を発信していただきつつ、またこういう場をいただければ、引き続き情報を発信させていただこうと思います。
内部データを公開するようになった経緯について
コアラ師範
以前、僕が電撃さんで“手元操作解説”の記事を投稿させていただいた際に、開発チームから正式に情報を頂戴したうえで検証を行ったのですが、お聞きした各データの数値とかを見て初めて知ったことが多々ありましたね。
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大岩P
公式の場でああいった具体的な数値を公開する機会というのが今までなかったので、あの記事をきっかけに公開できて、プレイヤーの皆様も知ることができるという形にできて良かったです。ああいった記事はやっていただけるのであれば、今後もぜひやっていきたいですね。
コアラ師範
プレイヤー目線だと「公式が教えてくれるんだ!?」って、めちゃくちゃびっくりしましたよね。
りょび
明確な数値として公開されたのは驚きました。「公開してくれるの!?」みたいな感じで(笑)。
コアラ師範
自分は新カードの紹介動画が公開されるたびに、画面に表示される数値を頼りに、気合を入れて頑張って電卓を叩きながら計算しているんですよね(笑)。計算が合わなかったりするなんてことも日常茶飯事なので、明確に数字を出してくれることは、プレイヤーにとっても非常に有益だと思います。
ささみ
ふわっと「火力が上がりました」とか「機動力が上がりました」と言われても、実際に触ってみて“体感”レベルではよくわからないこともあったので、とてもありがたいです。
コアラ師範
本当にあの記事は結構反響がありました。僕の友達のランカーとかからも「ありがとうございます! 座学に最高の内容だったわ!」と、連絡が来ましたね。
大岩P
本当にこちらとしても公式で発信する場所がなかなか作れなかったので、そういった意味では電撃さんにもご協力いただいて、とても感謝しております。
コアラ師範
以前の大岩Pへのインタビュー記事も拝見しましたが、細かい数字とかも公表されていて「「アーセナルベース」の開発・運営の何かが変わっている!?」と体感できました。余談ですけど、“デスティニー”の残像のHPが950と公開された時も、運営の方々の姿勢の変化と数値のダブルで衝撃を受けましたね(笑)。
りょび
HP950が3体出てきて、さらに回避行動までしてきて「これどう対策するの!?」ってなりましたよね(笑)。
第2回はここまでとなります。最後の第3回では、8月に開催を控える2on2の公式全国大会“WAVECHOES CUP”における注目カードや注目チーム・選手にスポットを当てていきます。もちろん第3回でもさまざまな質問を伺っていますので、ぜひご期待ください!

