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「今のぼくには守るべきものがある。そのために“力”が必要なんだ。」(ジョウイ)【幻想水滸伝 I&II HDリマスター名言集】

文:編集O

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 コナミデジタルエンタテインメントのRPG『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』の名言を紹介する連載企画。第7回は『幻想水滸伝II』から“黒き刃の紋章”を宿して守る力を得たことで、幼なじみの主人公と異なる道を歩むことを選んだジョウイの名言です。

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※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

今のぼくには守るべきものがある。そのために“力”が必要なんだ。(ジョウイ)


 ジョウイは当初主人公とともにハイランド王国軍の少年兵部隊に所属していましたが、スパイ容疑をかけられたことでナナミといっしょに故郷を脱出。そして、脱出を手助けしてくれたビクトールたちと協力しながらハイランド王国軍と戦う道を進みます。

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 ですが、脱出の混乱時にはぐれた自分を助けてくれたピリカの両親が殺害され、彼女自身も殺されそうになりショックを受けて会話ができなくなったことに、不甲斐ない自分に憤りとやるせない感情を抱きます。

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 その後、王国軍との戦争が続く不安定な情勢で都市同盟側として活動するジョウイでしたが、陣営内が足並みをそろえられず非協力的な態度に失望。都市同盟が自らを守る力はないと判断し、ハイランド王国にこの地を統一させたほうが結果的に戦争が早く終わらせられるはずという考えに至ります。

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 そして、ミューズ市の市長アナベルを手にかける結果に。その後は姿をくらまし、以降は王国軍側の人間として主人公がリーダーとして率いる新都市同盟軍と対立。

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 やがてルカの信を得ながら王国の権力の中枢に入り込み、最後は皇王に即位。自らの力で国を変え、大切な人たちを守るという、孤独で非情な茨の道を進むのでした。

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 今回取り上げたジョウイの名言
「今のぼくには守るべきものがある。そのために“力”が必要なんだ。」は、そんな彼が目的を成し遂げるために得た“力”である、“黒き刃の紋章”を継承する際に放ったセリフです。

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 紋章を前にまるで宣誓するかのように述べたこの言葉からは、言葉通りの打開する“力”を望むだけでなく、「もう二度と大切なものを失いたくない」という、彼の深い後悔と悲しみも伝わってきます。

 そして、のちに彼の告白でこの道を選んだ理由を知ってから、あらためてこの言葉を振り返ると、この時点で大切なものを守るという“大義”のため、孤独に戦い続けることを決めていたのだと、心を揺さぶられてしまいました。

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 なお、ジョウイは物語のキーマンだけに、これ以外にも数えきれない名言があります。その中でも、人生の教訓とも受け止められる印象深いセリフをご紹介。

「だから、ピリカ。忘れるんじゃない。別れを嫌がるのではなく・・・・共に過ごせる時を大切にするんだ。わかったね。」

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 これはハイランド王国の皇都ルルノイエに新都市同盟軍が攻め入った際、ジョウイが「多分、これが最後のお別れだ。もう、2度と会うことはないだろう」「きみは、これから大きくなり、多くの人と出会うだろう。そして、多くの人と別れることとなる」とピリカに告げたあとに残したセリフです。

 ピリカは両親を突然殺害されたときに死別という状況にショックを受け、さらにルカ・ブライトの凶行により言葉を失うというつらい時間を過ごしていました。

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 でも、少しでも両親との思い出がたくさんあれば、悲しみの感情を和らげることができたかもしれない……。このセリフにはピリカにそんな思いを二度としてほしくないと願う、ジョウイのやさしさがにじみ出ています。

 また、彼自身も主人公やナナミと決別する道を選びました。孤独な戦いながらも心折れずに信念を貫くことができたのは、共に過ごした思い出があったからかもしれません。きっと、その経験があったからこその行動なのでしょう。

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 そして、現実でも人にはさまざまな形の別れが待っています。別れを恐れるよりも大切な人との時間を重ねておけば、きっと別れで生じた負の感情を拭ったり、乗り越えたりするための支えとなってくれる……。自分にはそんな人生の教訓にも聞こえましたが、みなさんはいかがでしょうか?

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