コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)のRPG『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』のプレイ日記をお届けします。

※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
索引
閉じる解放軍のアジトへ戻った主人公たちを襲った悲劇。最期にオデッサが見せたリーダーとしての矜持とは【幻想水滸伝I プレイ日記】
第6回ではオデッサやビクトールたちとともにサラディに向かいましたが、道中の虎狼山でルドンという男の口車に乗ってしまい、危うく虎狼山名物のお茶“ぬすっと茶”でみぐるみをはがされそうに……。ですが、ルドンの親分であるケスラーがオデッサのことを知っていたため、事なきを得ました。
今回はそんな冒険の続きからスタートします。

サラディに到着。オデッサと過ごす夜の時間に来訪者あり
エラい目にあった宿屋をあとにして、虎狼山を先へと進むと、わりとすぐに山を抜けることができました。抜けてしまえば、サラディは目と鼻の先です。どうやら宿屋で落ち合うことになっているようで、村を軽く散策したあとに宿屋へと向かいます。




正直、散策するほど広い村ではなく、あっという間に宿屋へと到着します。宿屋の主人の話だと、宿に客が来たのは数年ぶりとのこと。え、なんで営業できているの……?


宿で寝ていると、部屋にオデッサがいないことに気づきます。どうやら彼女は眠れない様子。そういう夜がたまにあるようで、そういうときは夜風にあたっていると心が癒されるとのこと。オデッサは主人公に伝えたいことがあるようで、静かに語り続けました。


















彼女は多くの人に期待されていることに、大きなプレッシャーを感じていることを主人公に教えてくれました。「あなたといると優しい気持ちになれる。」なんて、フリックが聞いたら発狂しそうなことを言ってくれるオデッサ。主人公の立場はさておき、こんな女性が近くにいたらともに歩んでいきたくなりますよね。深夜に部屋を抜け出して夜風にあたる男女、なんて素敵なシチュエーションなんでしょう。修学旅行の夜を思い出しますね(妄想ですけど)。
そんな穏やかな時間が流れるなか、オデッサは人の気配を感じます。それはカゲという秘密工場の長であるモースの使者でした。オデッサは彼が本当にモースの使者であるかを試し、信用に足る人物だと判断。無事に、カゲに“火炎槍”の設計図を託しました。









先ほどの会話の中で、オデッサは「ねぇ・・・・、もしわたしが・・・・」と語りかけたところでカゲが来てしまい、その続きは聞けずじまい。けっこう続きが気になるセリフなのですが、その続きはいつ聞けるのでしょうかね?

翌朝、用事が済んでしまったことに驚く一同。なぜだか、オデッサはみんなをからかうような発言をします。このときのグレミオの狼狽っぷりが、なんだか微笑ましいですな。





レナンカンプで起こった悲劇。解放軍の未来は……
用を済ませ、レナンカンプへ戻った主人公一同。けやき亭へと入ると、物々しいBGMが流れ、なんと主人が倒れているではありませんか。主人によると帝国の軍勢に急襲された模様。オデッサは急いでアジトへと向かい、主人公たちもあとを追うことに。
ところで、アジトを守るはずのフリックたちはどこへ?







アジトへ降りると、帝国兵が襲い掛かってきます。幸い、手ごわいということはないので、オートで戦闘を進めていきます。
帝国兵を倒しながら奥へと進むと、悲鳴が聞こえてきます。文字だけではなく、しっかり音声で聞こえる悲鳴です。しかも、それは……。





なんと、それはオデッサの悲鳴でした。どうやら、少年を帝国兵から守ったことで、ダメージを受けてしまったようです。



傷はかなり深いようで、血が大量に出ているであろうことがグレミオのセリフからもわかります。ゲーム内のキャラクターも小刻みに震えており、それが致命傷であることがうかがえます。
オデッサは解放軍のリーダーとしての自分より、1人の女性としての自分を選んでしまったと、少年を見殺しにはできなかった、リーダーとしては失格だったと語ります。切なすぎるだろ……。テッドのときといい、何かを伝えられないままイベントが進むと、やはり悲しい結末が待っているわけか……。







オデッサは最後の力を振り絞って、主人公に話しかけます。お願いしたいことが2つあり、1つはイヤリングをセイカ村に住むマッシュに渡すこと、もう1つは近くの水の流れにオデッサの亡骸を投げ込むこと。前者はともかく、後者はとても厳しい選択です。ゲームをプレイしながら、僕なりに感情移入をしてプレイしていましたし、何よりオデッサは天使でした。まさかこんなに早く別れが来るとは思ってもいませんでしたし、しかもその亡骸を埋葬するでもなく水の流れに投げ込むなんて……。









もちろん、最初は断りました。



ただ、それにはしっかりとオデッサの考えがあったんです。自身の死が世間に伝われば、せっかく大きくなってきた解放運動の火が消えてしまう。それはオデッサにとって本意では決してありません。そのためには、オデッサが死んでしまったことを隠す必要がある、と。この解放運動を、生まれた希望の火を消さないためにも……。オデッサの解放軍のリーダーとしての強い意志が、そこにはありました。






残念ではありますが、ここは「わかりました」を選択せざるを得ませんでした。
その後、オデッサはフリックへの伝言を遺します。フリックの愛はしっかりオデッサに伝わっていたんだね、よかった。




こんな志半ばで逝ってしまうとは思いませんでした。パーティのヒロインとしてずっと戦っていくと思っていたのに……。
ですが、そうも言ってはいられません。彼女の託した2つのお願いを聞かなければならないのですから。
さあ行きましょう、セイカの村へ。


