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現代の東京で“幸せそう”なクライヴの魅力や、青年期ボイス収録の裏側を語る『FF16』髙井浩&前廣和豊インタビュー【ディシディア デュエルム】

文:電撃オンライン

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 『ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー(以下、ディシディア デュエルム)』の公式Xで、クリエイタートークが公開されました。

 『FF16』のメインディレクターである髙井浩さんと、原作・脚本/クリエイティブディレクターの前廣和豊さんがクライヴなどについて語っています。

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※この記事には『FF16』のネタバレが含まれています。

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【ディシディア デュエルム】革ジャン姿のクライヴがウキウキで現代東京へ!? 『FF16』開発陣が語る参戦秘話


髙井浩(以下、髙井):『ファイナルファンタジー16』のメインディレクターを務めました髙井です。よろしくお願いします。

前廣和豊(以下、前廣):『ファイナルファンタジー16』で原作・脚本とクリエイティブディレクターを務めた前廣です。よろしくお願いします。

髙井:吉田直樹などのおしゃれ空間で撮っている動画と違って、僕らはスタジオに閉じ込められています。格の違いですかね(笑)。

前廣:スクウェア・エニックスのチャンネルをよく見ている方ならお分かりかと思いますが、めちゃめちゃ社内のスタジオです。

監修時に心がけたことや、ボイス収録時のエピソードなどをお聞かせください。

髙井:ゲーム部分に関しては、基本的に嘘がないように心がけました。原作である『FF16』ではできるけれど、こちらの世界でやったら違和感があるのではないか、という点に気をつけています。

 それ以外は、現代っぽい世界にクライヴが来て私服が変わるといった、この世界に合わせた部分に関しては基本的にお任せしています。とにかくクライヴを楽しくさせてくれればいいかな、という感じでした。

前廣:僕は物語側を監修させていただきました。今回クライヴが参戦ということで、久しぶりに彼のセリフを書かせていただいたのですが、『FF16』本編だと絶対に言わないような現代的な単語が出てきたり、歴代『FF』シリーズのキャラクターたちとのやり取りがあったりして、非常に楽しくやらせていただきました。

 音声に関しては、今回『ディシディア デュエルム』の方でも結構なボリュームが収録されるということで、実際に立ち会わせていただきました。『FF16』をプレイされた方はご存知かと思いますが、ゲームの大部分はクライヴが組織のリーダーになった後の“壮年期”という大人の時代が占めています。プレイヤーの皆さんの耳に残っているのも、その壮年期のクライヴの声だと思います。

 ですが、今回参戦するのは、それより前の少し青臭いところが残っている“青年期”のクライヴです。物語のタイミングと、皆さんの耳に残っている声のタイミングに少しズレがあるんですね。
 日本版のクライヴを演じていただいた内田夕夜さんは、本編でも青年期と壮年期の演じ分けを素晴らしい形で収録してくださったのですが、そのギャップが生まれないように、スムーズにプレイできるようにと心がけて、収録の現場でも細かいディレクションをさせていただきました。

髙井:リュックとのやり取りも良かったですね。リュックもかわいいし、いいコンビだなと。

前廣:普通、『FF』シリーズの収録って毎回スタッフや音響監督が違ったりするのですが、今回の『ディシディア』チームのご厚意で、本編の時とまったく同じスタッフ、同じ音響監督、さらには同じスタジオで収録しました。

 本当にミニ同窓会みたいな感じで、本編の収録の時と同じ勢いで収録できたので、素晴らしいものになっています。内田夕夜さんも気合を入れて演技していただいたので、楽しみにしていてください。

クライヴ登場が明らかになった際のファンの皆様の反応はご覧になりましたか?

髙井:Xで流れてくるのを見たりしていました。盛り上がってもらえて、まずは良かったなと安心しました。

 受け入れてもらえて一安心です。『FF16』の本当に最初期、まだクライヴというキャラクターができていない頃に、スタッフと「どんな見た目にしようか」と話していた時、「初代『ディシディア』の集合しているキャラクターたちの中にクライヴが立っていてもおかしくないようにしよう」と話していたんです。

 引けを取ってもダメだし、かといって浮いていても困る。いいところに収まってほしいと喧々諤々(けんけんがくがく)やっていたのを思い出しました。

前廣:僕もXをはじめとして色々なSNSを拝見させていただきましたが、皆さんに本当に喜んでもらえて嬉しかったです。

 クライヴは本編だと割としんどい目に遭うのですが、彼が革ジャンを着て現代の街の中にいるのを見て、「クライヴが幸せそうで良かった」というコメントをたくさんいただいて嬉しかったですね。

髙井:なんで現代の世界に来ると、クライヴはあんなに生き生きして見えるんでしょうね?

 楽しそうなんだよね。お話自体は真面目だし、世界もヤバくて危機を救わなきゃいけないのに、なんかウキウキして見える。リュックとのかけあいも楽しそうだし。

 そこは僕らも理由は分かっていないのですが、とにかく楽しそうで良かったなと。お客さんも多分同じ感想を持った気がします。

『ディシディア デュエルム』、および原作ファンへのメッセージをお願いします。


髙井:原作ファンの方には、こちらの世界でもクライヴは相変わらず頑張って活躍しているよと伝えたいです。妙に楽しそうに、世界の危機をなんとかするために歴代の『FF』キャラクターたちと交わりながら冒険してくれているので、本編と同じように楽しんでいただきたいです。

 今回初めてクライヴを見るという方にも、本編では色々なものを背負って大変そうなクライヴですが、こちらでは活躍させていただいているので、同じように楽しんで、温かく迎えていただければ本当に嬉しいです。とにかく楽しんでいただきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。

前廣:『ディシディア』シリーズの最新作に、我らがクライヴ・ロズフィールドが参戦するということで、『FF16』を遊ばれた方も、遊んでいない方も、ぜひクライヴの活躍を楽しみにしていてください。

 本編に負けないくらいしっかり監修・監督させていただきましたので、ぜひ楽しみにしてください。


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