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【ホロライブ】デビュー1周年を迎えた音乃瀬奏さん、『鬼ころし』で酔いながら「好きなことを仕事にできる幸せ」を語り、記念配信では1年を振り返って自身の成長と感謝を再確認

文:こひき庵

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 9月9日、VTuberグループ“ホロライブDEV_IS”の最初のグループ“ReGloss”がデビューから1周年を迎えました。

 1年前の2023年9月9日に火威青さん、音乃瀬奏さん、一条莉々華さんの3名がデビュー。翌10日に儒烏風亭らでんさんと轟はじめさんがデビューしています。

 “初日組”の3人のうち、奏さんはデビュー記念日前夜にカウントダウン歌枠(いわゆるカラオケ配信)をYouTubeにて開催。“鬼ころし”で酔っ払いながら流麗な歌声を披露し、ここまでの感謝と「好きなことを仕事にできる幸せ」について語りました。

ReGlossの“歌柱”

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▲頭の上には発泡酒が
 「今日はめでたい日なので酔っ払ってお歌を歌っていきたいと思います!」

 配信の冒頭でそう宣言した奏さん。用意したお酒は『ほろ酔い』と『鬼ころし』。

 「お酒はとっても弱い」と言いつつ、「今日はお祝いなんでね!」と冒頭から飲んでいきます。

 もちろん、「ガキンチョはお水かオレンジジュースでもすすってな!」と注意するのは忘れません(お酒は20歳から!)。

 この煽り上等のテンションと、“ReGlossの歌柱”と称される圧倒的な歌唱への切り替わり、ギャップの激しさが奏さんの歌枠の真骨頂。それはこの記念配信でも変わらない……というか、パワーアップしていました。

 最初に歌ったのは米津玄師さんの『LADY』。初めての歌枠の1曲目に採用している曲を、ここに持って来たあたりにこの歌枠に奏さんが込めるメッセージも感じ取れますね。

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 その後もそれぞれ思い出のある曲を歌っていきつつ、「めっちゃ緊張してたなあ」などと活動を回顧する独白も織り交ぜていくという流れになります。

 韓国育ちで、ホロライブでチャレンジするために日本へ渡ってきた奏さん。初めて親元を離れ、しかも異国で過ごすといった日々は簡単なものではなかったはずです。

 ストレートな感情表現をしばしばする中で、「さびしい」という言葉も過去の配信で何度か漏らしてもいました。ただ、1周年を迎えた心境として、まず出てきたのは違う思いだったようです。

「仕事」としてやることへの自覚と感謝が同時に生まれた収益化記念配信は、本人にとって特別な思い出のようです

 「自分の好きな仕事でお金を稼げるって、食っていけるって相当なことだよ。本当に恵まれた環境で活動させていただいている」

 実感を込めてそう語った上で、「ホロライブありがとーーーっ!」と叫び、こう続けます。

 「だってさ、生活に困っていないどころか。自分が作りたい“歌ってみた”動画とかもさ、やっぱいいモノ作ろうとなったら、クリエイターさんにも正当な対価を払わないといけないですから。お金は必然的にかかるもんなんです。でもお前ら(奏さんのファン“音の勢”のこと)とホロライブに関わってくれた全人類のおかげで、奏は好きなことができている! ありがとう!」

 そう言った上で「最高の仕事! そうだよ!」と語り、「鬼ころしが半分くらいになりました」と語った奏さん。その後も“舌好調”の語りが続いていきました。
▲500万再生を超える大人気となった『DAYBREAK FRONTLINE』の“歌ってみた”

 いろいろ謎の発言もありつつ、ReGlossのオリジナル曲にしてデビュー曲である『瞬間ハートビート』を歌いながら1周年を迎えた奏さん。

 「いろんな人に観てもらえるって感動ですよ、奏は。ありがとう」

 そう語った奏さんは、大量のお祝いコメントに「人の温かさに触れるのは気持ちがいいなあ」と語りつつ、「ここ1年間ね、頑張ったねえ……」と感慨深げにしつつ、こう語りました。

 「1年、デビューして。でも本当にさ、奏は未だに1年が経ったという実感が湧いてなくて……。まだデビュー3カ月ですが?みたいな感じなんです。めちゃくちゃ短いなあという感じなんです。楽しくやってたからさ。特に不満もなく、楽しくやってきて、走ってきたら1年が経ち、みたいな感じ」

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 「振り返らない性格」だと言う奏さんですが、振り返った上で言えることとしてこんなことを挙げました。

 「一個めちゃくちゃ自信ありげに言えるのは、1年間楽しく過ごしてきたこと! 幸せな空間ですよ!」

 また、異国育ちというバックボーンを持つがゆえに感じる思いもあったようです。

 「VTuberになれてとってもうれしい。日本のサブカルチャーがむちゃくちゃ大好き。奏がずっとやりたかったことって、配信者でも歌手でもアイドルでもなく、K-POPでもなく、奏はやっぱり日本のインターネットのサブカルチャーの文化とか音楽が好きで、何かしら関われたらいいなあという願望があったのかなと思っている。こうやってVTuberとして関われてとてもハッピーという感じでございます」

 そしてReGlossの「一緒に夢に向かって走る仲間」を得られた喜びも大きかったようです。

 奏さんは以前、
『Minecraft』の配信をしながらの雑談で、韓国の猛烈な受験勉強に追われて青春なき高校時代を過ごしたこと、「日本の部活みたいなのうらやましかった」と言っていたこともありました。

 「ホロライブ入って青春してるなと思ってる。毎日が楽しいし、乗り越えるやつもある」

 そんなことも語っていました。そして、いま改めて(酒に酔いつつ)こうも語りました。

 「ホロライブって素敵な会社だよ。マネちゃんとか、こんなパッションでサポートしてくれるところってあるか? ビックリしたもん。何時に(メッセージを)送っても返ってくるしさ。周りの人たちもすごく情熱に満ちあふれて、いい人たち、いい環境に囲まれてる。いいリスナーにもいい仲間にも囲まれて活動できている」

 その後も鬼ころしを飲み干し、次の1本に進んでしまい、段々としゃべりも怪しい感じに。「めっちゃ優しい、だいぶラブなマネちゃん」から、「水は飲んでください」、「視界がおかしくなったらやめてください」といったメッセージが来る一幕も。

 エモい話と笑える話、そして積み重ねてきたトレーニングの成果であろう、酔ってもブレないスペシャルな歌声(と謎のサービス音)が輝く、なんとも楽しい“奏ワールド”が楽しめる配信は早朝近くまで続きました。
▲興味を持たれたかはぜひアーカイブへ

 そして9日21時からは、あらためて「おまえらいつもありがとう!!」と、1周年記念配信を実施。

 カウントダウン配信については「なんか起きたときに『ノドがガラガラやな』と思ったら、そんなに歌ってたんだ。ざっくりしか覚えてないんだけど、テンションが上がったのだけ覚えてる」と振り返りつつ、「ちょっとだけ一年を振り返ってみますか」ということで、印象に残った配信などを語る時間になりました。

 サムネを見ながら「やらかしたのを思い出した」と言う奏さん、「パソコンの画面映しちゃったな〜」、「親フラみたいなのあったな〜」と言いながら、「がんばってきた」1年を振り返っていきます。
本人は「思い出したくない」らしいですが、面白いです

 今年の途中から、ホロライブの仲間たち大人数で遊ぶようなゲームを体感できた中で、先輩たちと距離を縮められたのも大きかったようです。

 中でも「ぺこーら先輩(3期生の兎田ぺこらさん)に誘ってもらえた」ことで『Minecraft』の企画に参加したのは大きかったようです。

 特に現在、大変に懐いている3期生の白銀ノエル団長とは、「“ノエなで”を追求していきたい」と語るほどに。シャンプーもおそろいのを買っているほどです。
▲「時代は“ノエなで”ですよ!」(奏さん)にも繋がったシリーズ

 その後は恥ずかしさの余りに「見られていない」と言う初配信を振り返る時間に。

 「敬語だったのか!」といったベーシックな驚きから始まる“初期かなで”を見ながら悶絶する奏さんも大変に面白いので、こちらはぜひアーカイブで視聴してみてください。
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▲「このときは面白いと思ったんだよ!」と言いながら苦しむ奏さん

 豪放磊落でありつつ、誰よりも「ファンに向かって仕事をしてお金をいただいている」という感覚も強く持っている奏さん。

 VTuberとして生きていく強い覚悟と決意がバックボーンとしてありつつも、笑い上戸で、遠慮なく進撃し、基本的におかしなことにしかならない魅力的な配信をこなしてきました。

 次の1年、そしてその先へ、さらなる“奏ワールド”の発展を期待したいところです。
▲最新の“歌ってみた”動画は、奏さんの1年間の成長も感じることができる素晴らしい仕上がりに

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