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福井県で見つけた気になるインディーゲーム。無料でのゲームづくりワークショップも大人気!【MINI DREAM SCAPE/電撃インディー】

文:そみん

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 インディーゲーム展示会“MINI DREAM SCAPE(ミニドリームスケイプ)”が、9月15日に福井県あわら市のアフレアで開催されました。


 “DREAMSCAPE”は、新しい才能の発掘・発信を目的としたインディーゲーム展示会です。

 第4回はMINIエディションの“MINI DREAM SCAPE”として開催され、15作品以上のインディーゲームが一同に会しました。また、誰でも気軽にゲームづくりを体験できるワークショップも実施されていました。

 本記事では、筆者が気になったタイトルを展示しているブースを紹介します。

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

『The Devourer: Hunted Souls』【ZTEK Studioブース】


 『The Devourer: Hunted Souls』は、ファーストパーソンサバイバルとサイコロジカルホラーを組み合わせたアドベンチャー。

 最大5人のプレイヤーと協力しながら、恐ろしいクリーチャーが潜む森を探索し、さまざまなガジェットを使って超常現象の調査を進めていきます。

 恐ろしい雰囲気の森には超常現象だけでなく、悲劇的なストーリーも隠されているようで……?

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『幽囚の魔法使い』【フカヒレ本舗(鮫崎)ブース】


 『幽囚の魔法使い』は、“師弟愛×ドット絵×採取”がテーマのゲーム。

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 孤島で暮らしている気難しい性格の魔法使いに弟子入りし、課題をこなしながら一人前の魔法使いを目指しましょう!

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 なお、作者の前作『就労!!わんわんヒューマン』はSteamなどで配信中です。

『失認 AGNOSIA:リアリティコントロール ACT 1』【POST COMMERCIALS: ALLIANCEブース】


 『失認 AGNOSIA』は、 “視覚”を操作し、異様な現実を記憶の風景と重ねて真相へ近づいていく短編アドベンチャー。PCやスマホを使って無料で遊べるブラウザゲームです。
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 POST COMMERCIALS: ALLIANCEが展開中の、現実世界の境界線を体験する『リアリティコントロール』シリーズ第1弾タイトルとなっています。

 視覚を操り、現実の風景と記憶の風景を重ねながら、隠された真相を見つけ出していきましょう!

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『シグマ・コアレス / SIGMA Coalesce』【blooming spectrumブース】


 『シグマ・コアレス / SIGMA Coalesce』は、『スイカゲーム』や『Slay the Spire』に影響を受けたデッキ構築型パズルローグライク。
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 同じ大きさのアイテムを“マージ”させることで攻撃でき、強力なシナジー効果を生み出すことで爽快感のあるバトルが楽しめます。

 各プレイで異なるマップが自動生成されるため、プレイごとに新たな冒険と驚きが待ち受けています。

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『引力と斥力』【Studio ZeFブース】


 『引力と斥力』は、引力と斥力を出すギミックを操ってゴールを目指す2Dアクションパズル。

 引力や斥力を発生させて足場を届く場所に動かしたり、エレベーターのように上下させたりして、先へ進んでいくギミックが楽しい作品となっています。

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 試遊ビルドが間に合わずに4年前に開発したバージョンでの展示となっていましたが、ゲームの面白さは変わらず。ひらめきで解けた時がとても気持ちいパズルゲームとなっていました。


 なお、Studio ZeFの新作『黒くないカギで開かないドアはない』も非常にユニークで、完成が楽しみです!

『H9』【Ge-sakuブース】


 『H9』は、幻の美少女ゲームにまつわる最悪の開発秘話を追っていくフェイクドキュメンタリーホラーアドベンチャー。
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 20世紀末に発売中止となった、誰も知らない幻の美少女ゲーム。誰もが“クソゲー”と断じる代物の、開発現場で起きた事件の真相に迫っていきます。

 キャラクターたちの可愛らしい見た目とは裏腹に、心理的恐怖を感じるようなストーリーが体験できます。

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 イベント会場では、出演声優の発表などが行われました。また、電撃オンラインには開発者インタビューも掲載しています。

『HamuSoup』【Yukki Gameブース】


 『HamuSoup』は、ハムスターを自称する謎の生き物にスープをごちそうしていくゲーム。9月末配信予定となっています。
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 登場するキャラクターはみんな可愛いけれど、何かちょっとヘン!? ユニークなキャラクター設定にクスっとくる作品です。

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 食材を選ぶことでさまざまなスープを作ることができ、それによってお店を開く場所が変わり、ストーリーやエンディングに影響を与えていきます。ハムスター(?)とのかみあうようなかみあわないような雑談のテンポがよく、ちょっぴり大人向けの絵本を読んでいるような感覚で楽しめました。子どもが遊ぶと、スープ図鑑を完成させることに夢中になっちゃうかも?

『QuietMansion1』【K App.ブース】


 『QuietMansion1』は、銃を使って敵を倒しながら脱出を目指すサバイバルアクションホラー。

 ハンドガン、マグナム、ロケットランチャーなど多種多様な武器を使い、限られたアイテムの中で敵を撃退するか、逃げるかを上手く判断しながら攻略していきます。

 プレイヤーの選択によってエンディングが分岐する、マルチエンディング要素も楽しめる作品です。

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『クトゥルフ神話カードゲーム ADV Erase-missing link-』【永久パピルスブース】


 『クトゥルフ神話カードゲーム ADV Erase-missing link-』は、クトゥルフ神話の謎に迫るTRPG風カードゲームアドベンチャー。
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 “最高位になれば魔法が使えるようになる”という噂がまことしやかに囁かれるカードゲーム“イレイズ”に隠された秘密を解き明かし、神話事件を解決しましょう!

 深淵に近づくほど、主人公の精神には危機が……正気度(Sanity)が減少してくると狂気が発現し、通常のように行動することができなくなってしまうかも!?

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福井県内学生創作タイトルも展示


 教室を舞台にどんどん速度が上がる先生(?)から逃げ回る『不真面目生徒VS先生』などが展示されていました。
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Bisty(ビッツィー)を使った無料でのゲームづくりワークショップも大人気!


 イベント会場では、ビジュアルノベル『テラノヴァ』などを開発したホステター・シージェさんをゲストに、無料でのゲームづくりワークショップが行われました。
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 コード不要となるBisty(ビッツィー)でのゲーム開発となり、多くの親子が自分でキャラクターのドットグラフィックを作成したり、自分なりのゲームルールを作成したりと、自分だけのゲームづくりを楽しんでいました。
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 こういった体験をきっかけに、福井県から未来のゲームクリエイターが生まれるかもしれませんね。 


電撃インディーのSteamキュレーターページが開設!


 電撃オンラインのインディーゲーム応援企画“電撃インディー”では、Steamのキュレーターページを公開しています。

 本ページでは、電撃インディーで紹介したインディーゲームを中心に、さまざまなゲームを紹介しています。

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