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『スクスト2』幻のイベントやストライカー化計画が明らかに。ここでしか話せない内容が盛りだくさんの開発陣生配信をレポート【スクールガールストライカーズ2】

文:紅葉つかさ

公開日時:

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 スクウェア・エニックスより、配信されていた『スクールガールストライカーズ2』が、9月29日にグランドフィナーレを迎え、サービスを終了しました。

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 前身となる『スクールガールストライカーズ』から11年にわたって、多くの隊長さんとともに歩いてきた本作をプロデューサーの赤塩裕之氏とディレクターの村松祥太氏が振り返る“【スクスト2】スクスト生放送 ~開発メンバーと振り返るスクスト史~”が9月30日に配信されました。

 サービス終了を迎えた直後の心境を始め、いまだからこそ言える裏話やファンアートコンテストの結果発表などが行われた配信を振り返ります。

※本記事はスクウェア・エニックスの提供でお送りします。

11年のサービスを終え、いまの心境を語る


 これまでにも節目のタイミングで行われてきた生配信。今回はこれまでとは異なり、開発陣のみで行う初の生配信です。

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 サービス終了後の心境として、村松氏は
「心にぽっかりと穴が開いたような思い」と、11年にわたって配信されてきた『スクスト2』への想いを語ります。

 実際に「スクストは生活の一部」、「スクストは人生」と語る隊長も多く、村松氏も同じような気持ちがあるのでしょう。

  赤塩氏はサービス終了を寂しいとしつつ、エテルノを隊長の「いつでも帰る場所」として、たくさん楽しい思い出を作ることができたのでやってきて良かったと感謝の言葉とともに述べました。

グランドフィナーレはまだ終わらない


 『スクスト2』のサービスは終了しましたが、グランドフィナーレ施策として、開催中のイベントなどの告知が行われます。

 現在、大阪では隊長から募集したメッセージを掲示する“寄せ書き壁面ポスター企画”が行われています。

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▲『スクスト2』を愛する隊長から多くのメッセージが寄せられ、赤塩氏ら開発陣はすべてのメッセージに目を通しています。

 10月6日からは新宿でも掲示。こちらでは、ポスターに記載されたQRコードを読み込んでアンケートに回答すると全40種のオリジナル壁紙がもらえます。

 掲出場所については、夏の風物詩である“シールはがし”イベントと同じ場所とのこと。これだけでどのあたりか分かる隊長も多そうですね。

※電撃オンラインでは後日、東京に掲出されるポスターのレポート記事を掲載予定です。[IMAGE]

 カラオケパセラではオリジナルフードとドリンクが提供されるコラボが実施中。

 ドリンクにはモチーフとなる楽曲があり、『もしもの私』や『双星の光』は2層のグラデーションで対比を、『流転の彼方』は宇宙のような色味を何層かで演出していると村松氏。

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 さらに“オリジナルハニトー”はグランドフィナーレということで、一段と華やかになっているとか。

 赤塩氏曰く、ひとりで食べきるのが難しいほどの大きさのようで、シェアしてほしいとのこと。

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斜め上すぎたトイレットペーパーが思い出の隊長さんも

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 告知が終わると、最初のコーナー“隊長さんと振り返るスクスト!”へ。

 事前に募集した隊長さんたちの投稿を紹介しながら、ふたりが思い出を振り返ります。

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トサカ隊長「一つにはどうしても絞れませんが、2014年8月27日にテレビCMを観て何気なくアプリを入れたところ、自分は隊長で、11年に渡る戦いに身を投じることになりました」

 まずは、CMをきっかけに11年間にわたる戦いに身を投じた隊長さんの思い出。

 時期を考えるとこのCMは2014年8月に放送した『スクスト』初のテレビCMで、赤塩氏は
「ドキドキしながら精神をすり減らしていた」と、当時を振り返ります。

●動画:『スクールガールストライカーズ』TVCM ストーリー篇
▲この時期に放映されていたCMのひとつ。ほかにも複数のCMがあり、スクウェア・エニックス公式YouTubeチャンネルで見られます。

 それ以外にも数多くのCMが放送されてきましたが、この機会に何本のCMが制作されたかを調べたときに驚愕の事実が発覚。

 これまでに制作されたCMは38本で、サービス終了時にストライカーとして登場した女の子の人数とまったく同じでした。ちなみにこれはたまたまとのことですが、何かしらの運命を感じずにはいられません。

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ヨシキ隊長「2017年から始まり、毎年恒例になった『夏のシールイベ』
メンバーの限定シールが貰えるのはもちろんのこと、たくさんの隊長と交流できる場として凄い楽しかった思い出です! スクストのおかげで今では色んな隊長さんとお知り合いになることが出来たので、スクストには感謝しかありません」

 夏の風物詩である“シールはがし”イベントに参加したことがきっかけでほかの隊長と交流できたことが思い出になっている隊長も。

 実際、現地ではその場で会った隊長がシールの交換をきっかけに交流している様子が見られることもあり、記憶に残るイベントでした。

※シールはがしイベントの歴史はこちらの記事でチェック![IMAGE]
わしわし隊長「オリジナルトイレットペーパーが当選したことです!」

 人気投票の記念で作られた、オリジナルトイレットペーパーの当選を思い出にあげた隊長のコメントも。

 そちらを読み上げる際、赤塩氏が私物のオリジナルトイレットペーパーを披露しました。

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 オリジナルトイレットペーパーを景品にしたことに対して、斜め上過ぎたと少し反省。

 一生使えないと村松氏からツッコまれつつも、オリジナルトイレットペーパーは貴重品なので大事に保管してほしいと呼びかけていました。

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聖ペテン商会隊長「メインシナリオの主役に『チカちゃん』が選ばれたこと。生徒会のマスコット(?)的な存在だと思っていたのに1年間で随分大人になったなぁ、と」

 エピソードΣで若月チカが主人公として物語が展開されてきましたが、実は『スクスト2』のシナリオに置いて、必ずしも主人公を置く必要がなかったそうです。

 ですが、いまとなってはチカを始め、各エピソードに主人公がいないのは考えられません。

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コーヒー隊長「特に夕依が好きでそこからほたるとの絡みでほたるも好きになり、ほたるの妄想と厨二病関連で栞も好きになりました。魅力的なキャラが多い中、気が付いたらショコラーデミラから3人がメインストライカーになっていました。
チーム同士の絡みが結構良かったと思います。推しが推しを呼ぶみたいな感じで」

 おふたりによると、女の子同士の関係からほかの女の子のことを知り、好きになってもらうのは開発陣が狙っていたこと。

 開発陣の思惑通りになっていますが、それも女の子のことを深掘りして魅力的に描いているからですね!

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ゆ~じ隊長「色々あり過ぎるのですが1番と言われるとコラボカフェになります。炭水化物の暴力、スクスト名物パンセット。五稜館学園創立記念の洋風ケーキに問答無用でぶち込んでくる粒あん。どれもスクストの世界観に浸れる素敵なメニュー達でした。他では味わえない体験をありがとうございます」

 “スクスト名物パンセット”はシェアを前提に作られたメニューなので、炭水化物の暴力は言い得て妙。

 ちなみにスクエニカフェコラボが4回、パセラコラボが5回行われました。

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らんぺる隊長「リリース当時、自分は高校1年でプロキオン・プディングは同学年でした。3年生になった時は「あの素敵なお姉さんで先輩の楓さんと同じ学年…!?」と震え上がり。今となってはティエラ先生とお酒も飲める歳」

 11年にわたる長い期間、サービスを行っていた『スクスト2』ならではの思い出として、高校1年生だった隊長がいまではティエラ先生とお酒を飲める年齢になったとのコメントも。

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ハーベルフェン隊長「去年の10周年当日に、30人近くの隊長さんと共に10周年を祝うオフ会を親友と開いたこと。年齢・住んでいる場所・職業とかも全然違う人たちが、同じゲームを祝うために集結したというのが、今考えても圧巻だった」

 さらに、10周年当日に30人近くの隊長と10周年を祝うオフ会を京都で開いたという隊長もいるようです。

 たくさんの思い出を送ってくれた隊長に
「本当にありがたい」と感謝を伝えて、コーナーを締めくくりました。

実はとあるキャラのストライカー入りが検討されていた? ボイス収録も

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 続いては、隊長さんから寄せられた質問に開発陣が答えるコーナーです。

 こちらは多くの質問に答えるために番組の前半と後半の2回に分けて行われており、こちらは第1回となります。

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赤城隊長「私はXXRなどの高レアメモカの演出もかっこよくて好きなのですが、コスメモカのちょっと変わった面白い演出も好きです。
赤塩さんと村松さんのお気に入りのコスメモカ演出はありますか?

 村松氏は末葉あおいの
“《絶閃》竜牙喨々”をピックアップ。お気に入りのポイントは月の演出だそうです。

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 赤塩氏はバイクの作りこみやカメラワークが気に入っている李野田真乃の
“ラスト・イグニッション”をチョイス。どちらも最近のメモカではありませんが、それだけ昔から演出にこだわったメモカがあったことの証左ではないでしょうか。

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銀神隊長「スクストと言えばコス! コスはスクストの大きな魅力の一つだと思います。そこで開発陣の皆様にお尋ねしたいことがあります。それは、毎月の新コスをどの様に決めていたかと言う事です」

 「毎月の新コスをどのように決めていたか?」という質問には、衣装が決めてからシナリオを考えるのが基本の流れだとし、ときにはシナリオ制作側から新コスのオーダーがあったそうですが、割合にすると5%ほどだとか。

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K隊長「今まで実装したコスの中で一番「これはすごい」と言えるコスを是非教えて頂きたいです。「モデルの作りこみ」「実装した経緯」「攻めてるなと思うデザイン」等なんでも構いません」

 すごいと思うコス、という質問も寄せられており、ふたりとも悩みながらも村松氏は初期の変身コス、赤塩氏は2016年の人気投票の特典コスとして実装したコスを挙げました。

 ちなみにコスを含め、メモカの名前は村松氏が考えていたそうです。これに対して強い誇りを持っていたようで、
「誰にもその仕事は渡しません」という言葉も飛び出していました。

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タラキ隊長「毎回新しい髪型が出るのをとても楽しみにしていました。特に最近の髪形がオシャレで細かくて、どの子もとっても似合っていたなぁと思っていたのですが、なにか参考にした雑誌やモデルさんなどがあったのでしょうか?」

 『スクスト2』ではコスの種類や量はもちろん、それに合わせた髪形も多く存在します。やはり隊長もそれは気になっていたようで「参考にしていた雑誌やモデルは?」という質問も寄せられました。

 特定の雑誌やモデルを参考にはしていないそうですが、トレンドは意識していたと赤塩氏。髪型被りには気を付けていましたが、コロナ渦以降は被りよりもその女の子にあった髪型を実装していくことに方針転換していたことが明かされました。

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プラ隊長「スクストのシナリオはカットシーンで進行します。どうしてスクストはカットシーンでのシナリオができるんですか?」

 これは『スクスト2』では、シナリオライターが演出も担当しているという独特の作り方をしていることが起因と赤塩氏は語りました。

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Dap_隊長「ダメージボイスが多いのには何か理由があったりしますか?自分ここまで多くてこだわっているゲームあまり知らなくて」

 ダメージボイスは初期段階でキャラクターごとの3種類があり、そののち3種類が追加されて6種類になりました。

 バトルの演出チームがうまく組み合わせたのが理由とのことですが、確かに6種類よりは多く感じましたね。

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★スズヤ☆隊長「実はメンバーの数を増やす予定とかあったりしたのでしょうか?」

 『スクスト2』では、シナリオの特定のタイミングでストライカー入りするキャラが増えていき、最終的には38人にまで増えました。ですが、ストライカー入りしたキャラ以外にも多くのキャラが登場するので、増やす予定はあったのかは気になるところ。

 これに対し、『スクスト2』はコスの豊富さが魅力のひとつであると同時に、ストライカーが1人増えるだけで膨大な労力がかかるので安易に追加はできなかったが、つねに検討していたと回答していました。

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有早隊長「ミネルちゃんの声優さんは明かされない(明かせない?)のでしょうか?」

 さらにミネルのストライカー入りが検討されており、なんとボイスが収録済みであることが村松氏の発言で判明。

 それを披露する機会がないことを謝罪していましたが、何かの機会でちょっとでも聴くことができればいいですね。

隊長の愛が溢れるファンアートコンテスト受賞作品が発表


 続いて、ファンアートコンテストの受賞作品が発表。

 イラスト部門10作品、なんでも部門4作品が選出され、開発陣からのコメントと共に紹介されました。

イラスト部門受賞者
  • らんぺる隊長
  • 小弐四紀隊長
  • ひるがお隊長
  • りうじぇん隊長
  • さざめ隊長
  • ANOA隊長
  • かにいちもくさん隊長
  • かな隊長
  • 協力せん猫隊長
  • たくちゃん隊長
なんでも部門受賞者
  • いつき隊長
  • SunP隊長
  • こんぶ@わくわく隊長
  • 一万石まんじゅう隊長
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野菜だけではなくお米を作るイベントが計画されていた!?

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 開発陣への質問コーナーの後半へ。こちらでも色々と気になる質問&回答が……?

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MASATTOo隊長「ずっと気になっていましたが、スクストって『デイリーミッション』はありませんよね。ゲームバランスを考えて採用されなかったのでしょうが、どういった判断で実装されなかったのかをお聞きしたいです」

 ひとつ目は「ソシャゲによくあるデイリーミッションが『スクスト』にない理由」という質問です。

 たしかに『スクスト2』にデイリーミッションはありませんが、この質問を見るまでそれが当たり前だと思っていたので、筆者も何も疑問に思っていませんでした……。

 実際にデイリーミッションの実装は検討されていましたが、「その日にログインして何をするかは隊長さんが決めればいい」という方針になったことで実装は見送られました。その方針にしたことは正解だったと「エテルノは帰る場所」と強調しながら赤塩氏は振り返ります。

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駅弁隊長「自分スクストをプレイしていて、これだけは聞きたいことがあるんです。それが、冒険チャンネル!「未知を狩る者達」からクエストの更新が来ないんです!coming soon...って出てるのに!ぶっちゃけ、冒険チャンネルでのクエスト追加は想定されていたのでしょうか?」

 冒険チャンネルといえば、ミニキャラが特徴的ですよね。

 もともと、更新していくつもりだったそうですが、このミニキャラや球体のステージを作る制作コストの関係で更新ができなかったそうです。

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ゆうぼー隊長「スクストは東新宿、渋谷、みなとみらい、市川、千葉工業大学、サッポロファクトリーなど様々な場所が舞台のモデルとなりましたが、これらの場所が選ばれた理由はあるのでしょうか?」

 そんなエテルノを含め、作中の舞台のモデルを選ぶ理由を聞かれると開発関係者の誰かのゆかりの地や参考として写真が撮りやすい場所がモデルだったと回答しました。

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モノコ隊長「アプリアイコンになった回数が多いキャラは誰なのでしょうか?」

 これまでに用意されたアプリアイコンの数は16種類。そのうちの半分以上となる9個を夜木沼伊緒が担当しました。
 
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キサラギ隊長「スクスト2の発表が4月1日だったことで、エープリルフール企画では? と思われた事があったと思います。SNSでも「あれ本当なのかな?」とか「4/1過ぎたのにまだお知らせ出てるよ」なんてやり取りがありました。そんな状況を開発の皆さんは想定内だったのか、想定外だったのか、またどんな様に見ておられましたか?」

 たしかに発表された日付が日付だけに疑ってしまう気持ちはわかります。

 こういった反応があるのは想定内で狙っていたと赤塩氏。「あれは何だろう? 嘘なのかな?」と話題にしてもらいたいという狙いがあったようです。

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みやび隊長「コロナのタイミングでお時間をくださいキャンペーンをしたのが英断だなーと感心していました。当時の皆さんの心境や思いを聞きたいです」

 世情的に出社することが出来ず、リモートワークで開発することになったとのこと。

 この後には周年も控えており、赤塩氏らスタッフは満足いくものをお届けできるのかという不安に駆られていたそうです。

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色即是空隊長「このたびサービス終了ということになり大変残念におもってます。まだまだやってみたかった企画やイベントはありますか?」

 やってみたかった企画やイベントを聞かれると、村松氏は協力戦に心残りがある様子。

 協力戦のアップデートをもう少し細やかにやれたらよかったと後悔しているようですが、最後の協力戦を多くの隊長さんに楽しんでいただけたことはよかったと語ります。

 ここで、赤塩氏からはお米を作りたかったと予想外の回答が。田植えから始めて収穫、調理までを行う計画を立てていたそうですが、残念ながら実現はしませんでした。

 過去には本当に野菜を育てた“エテルノベジタブル大作戦!”というイベントがあったので、同じようなイベントになっていたのかもしれませんね。

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陽介隊長「なぜこんなにも長くサービスを続けることができたのかはやっぱり気になります」

 これは「隊長さんに育てていただいた」と赤塩氏と村松氏は同じ気持ちを持っていました。さらに続けたというよりも、続けさせていただいたとこれまで応援してくれた隊長に感謝を述べました。

サービスは終わってもエテルノは終わらない


 サービス終了と同時に配信が開始されたオフライン版アプリについても言及されました。

 オフライン版に対して隊長ごとに思うことはあるという前提で、村松氏個人の考えとしてはオンラインサービスからの地続きのものではなく、いつでも思い出を振り返ることができるアルバムのようなものとしています。

 すべての隊長が満足できるものに仕上げられたとは思っておらず、心に開いてしまった穴を完全に埋めることはできないとしつつも、
「いつでも帰って来られる実家のような安心感のある場所を作り上げることはできた」とオフライン版への想いを語りました。

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 いよいよ番組も締めくくりへ。

 赤塩氏、村松氏、キャスト陣を代表して、ティエラ先生役の浅川悠さんからのメッセージが公開されました。

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 村松氏:
ゲームを始めとしたエンターテイメントは、無くても生きていけるものですが、ゲームを通してでしか得られない経験や体験があると思います。それはゲームの中で得られるものだけでなく、ゲームを通じて新しい友人ができたり、初めて訪れる場所があったりです。『スクスト2』は人生の経験値を豊かにできるゲームになれたと思っていますし、そんなゲームに関われたことが本当に幸せです。

 赤塩氏:
『スクスト』がサービス終了しました。始まったものは終わるものですが、11年という長い歳月です。隊長さんの中には『スクスト2』をやりながらライフステージが変わり、いろんな人生の出来事があった方も多いのではないでしょうか。そんな中でも、その傍らにエテルノがあり、そこが帰るべき場所として機能していたのであれば、本当に嬉しいことですし、思い出は色褪せることはないと思います。隊長さんのおかげで『スクスト2』はここまで運営することができました。寂しいですが、こういう時間を設けることができたことをとても幸せに思います。ありがとうございました。

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▲開発陣に送られた有志の隊長たちによる寄せ書きを嬉しそうに披露する赤塩氏と村松氏。いかに『スクスト2』が愛されていたのかわかります。

女の子たちの“その後”を描く物語が公開


 番組の後半ではエンディングストーリーのその後を描いた“《もしもの未来へ》余話”が公開されました。こちらは各チームのカレントチャンネルに戻った後の様子を描いたもので、全8話が毎日1話ずつスクウェア・エニックス公式YouTubeチャンネルで公開されます。

 忘れずに、女の子たちの“未来”を見届けましょう。

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 なお、電撃オンラインではエンディングストーリーの感想記事などを掲載しています。

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